光りの三原色と三つの丹田①
では前に書いた三つの丹田と、この光りの三原色に関して書いてみましょう。
光りは人間の目で見える範囲の波長を指す「可視光線」と、その幅を超えた「不可視光線」があります。
可視光線の範囲よりも短い波長の赤外線や、また長い波長の紫外線は人間の目では捉えることが出来ません。
光りは基本的に無色透明で様々な波長の可視光線が混ざっています。
太陽や電球の光りなどのように光りが集積されている状態の場合は、その中心近くが白っぽく光って見え、次第に白い輝きは透明になってゆきます。
人間の肉眼では風景の中に光りがキラキラと輝いているようには見えませんが、空中には光りが溢れています。
その理由は、光りはレンズなどを通して集光され、密度が高くならないと肉眼で見えるくらいににはならないからです。
またプリズムを通して光りが分光されないと、スペクトルと呼ばれる色彩を伴った虹のような光りに変化することはありません。
私たち人間は「3色型色覚」と言う3種類の視覚受容体を持つ生き物です。
光りの刺激を3種類の「錐体(すいたい)」と呼ばれる器官で受けとめています。
それぞれの錐体細胞は特定の範囲の波長に最も反応するタンパク質(オプシンタンパク質)を含んでいます。
これらが可視光線からの刺激を受け、その信号が視神経を経由して大脳の視覚に関係する部分に入ることによって私たちは色を脳内で知覚しているのです。
4種類の錐体細胞を持つ4色型色覚の生き物は、魚類、両生類、爬虫類、鳥類などで、長波長域から短波長域である近紫外線までを認識できると解説されています。
人間以外の哺乳類のはほとんどは、2種類の錐体細胞しか持たない2色型色覚です。
犬や猫、馬や熊と言った動物は、人間のような視覚ではなく、また魚類、両生類、爬虫類、鳥類とも違った視覚を持ってるいということです。
この錐体と呼ばれる器官は、目の網膜の中心部にある「黄斑」という部分に密に分布しています。
正確には錐体細胞(すいたいさいぼう)と呼び、その形状から錐体視細胞、錐細胞、円錐細胞などとも呼ばれます。
この錐体細胞は感度が低いので、充分な光りの量を必要とします。
そのために暗い所ではほとんど働かないので、物の形などは分かっても、その色までをハッキリと捉えることは出来ません。
錐体細胞は色の波長に対してはとても敏感に反応しますが、波幅と呼ばれる光りの量に対して感度が鈍いので、光りの量が多くない場合は色が見えにくくなるのす。
人間の肉眼が捉えるのは、3種類の錐体が捉える光りだけで、このたった3種類の光りを混合させることによって様々な色彩を再現しているのです。
そして人間の錐体細胞は次の3種類になります。
◆3種類の錐体
赤錐体 長波長と呼ばれる黄色周辺に反応する
緑錐体 中波長と呼ばれる黄緑周辺に反応する
青錐体 短波長と呼ばれる青周辺に反応する
何と、私たち人間が捉える光は、 赤・緑・青の3種類だけなのです!
この青・緑・赤という3種類の光りで、ほぼ無制限に近い色彩を造り出すことを「光りの加法混色」と言います。
この光りの加算混合で成り立っているのが、テレビやモニターなどのスクリーンで、赤 (Red) ・緑 (Green) ・青 (Blue) の三原色の頭文字を取ってR・G・Bと呼ばれます。
色付きの光りではなく、顔料等を使っている絵の具などで色彩を造り出す場合は「減法混色」と呼ばれ、この場合の色の三原色はサイアン・イエロー・マジェンタの3色になります。
色の減法混食でサイアン・イエロー・マジェンタの色を混ぜると黒い色になります。
↑色の減法混色
光りの加法混食で青・緑・赤という3種類の光りの色を白い紙の上で重ねると、現れる光りの色は無色透明で紙に当たっている部分は紙の白さで現れるか、もしくは白からグレイの明暗の階層になります。
赤・緑・青の光りの三原色を重ねると、白い光りの輝きになるということです。
↑光りの加法混色
光りの三原色と三つの丹田②へ続く・・・
【意識の光り:目次】
★不思議は消えない②香りの伝達
★鬱の症状とエレメンタル
★クレアオーディエンス 【超聴覚】
★クレアオーディエンス 【超聴覚】②
★どこから音が聞こえて来るのか
★超聴覚で聞こえる音はオーラの中で響く
★クレアガスタンス【超味覚】
★味覚はその人の波動域によって変化する
★味覚の変化
★クレアアリエンス【超臭覚】
★1日2リットル以上の水が飲めない理由
★波動の移動に距離は関係しない
★ネガティブ波動を溜めない方法
★想念体に関する考え方
★エレメンタル・想念体
★想念②
★想念③
★波動のプロジェクション
★UFOが移動する原理
★オーラに現れる色彩
★オーラの中の色彩の位置①
★オーラの中の色彩の位置②
★オーラとアカシック・レコード
★空間には目に見えない波動が存在している
★オーラ=サブスペース〈亜空間〉1
★身体の不思議・・・
★身体の不思議・・・2
★フィジカル体 物理的な肉体
★チャクラと丹田の違い
★上との繋がり方(1)集中力
★オーラとは?
★光りの三原色と三つの丹田(1)
★光りの三原色と三つの丹田(2)
★脳の三位一体(1)
★メッセージの受け取り方(1)
★生命力の源泉・下丹田を活性化させる呼吸法
★生命力の源泉・下丹田を鍛える訓練
★エーテル体の中に浮かんだ「リキッド体験」
★エーテル体、エセリック・ボディー(Etheric body)
★身体の重さと経絡の関係
★エーテル体と毒素
★アセンション極秘情報
★意識の仕組み
★スシュムナー管の目覚め
★トリニティーからの行き先
★波動の上昇と本を読むこと
★自分に目覚めるためのステップ
★身体が酸化して冷える食物
★ヨウ素と放射能被ばく
★いつも安定している人間になる方法
★乗馬で学んだオーラのこと
★この震災が示唆している人類の未来
★放射能汚染に効果的な植物/ハーブ
★集中力とイメージ力の高め方
★第三の眼の汚染
★第三の眼・松果体の浄化
★第三の眼とフロライド汚染
★スピリチュアルな能力の意味
★サイキック的にはこう見える!
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