以前に行ったことがある場所なので、絶対に行けるハズなのですが、何故かガイドさんが迷ってしまう・・・。
ドライブの途中で現地近くの友人に聞いたら、道はぬかるみで行けないとか言ってきたり・・・。
右に進んだらカメハメハの誕生地で、左に行ったらモオキニ・ヘイアウという看板。
結局はガタガタ道だっただけで、ぬかるんだ道もなく無事に到着しました。
魔法使いのエステシャンが、空港で手に入れたハワイ島のパワースポットガイド的な本を持参していて、この場所に「バース・ストーン(誕生石)」があるハズだと騒いでいました。
この場所にバースストーンがあるなど聞いたことの無い私は、何かの間違いだと思いましたけど、確かにその本には「バース・ストーンを探したけど、どの石か見つけられなかった」と書いてあります・・・・。
上に聞いても「そんなものは無い」と返事が戻って来る・・・。
英語の表記は「カメハメハのバース・サイト」と書かれているので、バース・サイトはバース・ストーンがある場所と早合点したのかも・・・・。
後で調べてみましたけど、考古学的にはこの場所にバース・ストーンがあるとは書かれていません。
しかも、上は「カメハメハはこの敷地の中で生まれてないぞえ」と言うのです。
魔法使いのエステシャンも同じ情報をゲットしてました。
私も、カメハメハのことに関する情報など知らない魔法使いのエステシャンも、もっと海岸線に近い場所に立っていた、かなり小さな藁葺きのような家の映像を捉えていたのです。
カメハメハ1世は、この場所で生まれたのではなく、この近くの海岸で生まれたか、海岸に着いた時には生まれていたハズです。
このカメハメハの生誕地とされる場所は、コハラという地区の北部で、マウイ島の一部のハナという地区と深い繋がりがあります。
カメハメハ1世が誕生した世代は、マウイのハナ地区はハワイ島の一部で、コハラ地区の一部でした。
カメハメハ1世の父親はケオーウア・ヌイで、コハラ地区とコナ地区のチーフ。
カメハメハの母、ケクイアポイヴァ2世の名前は、マウイ島の王様だったケカウリケの妻だったケクイアポイヴァから名づけられています。
カメハメハは生まれた時から、ハワイ島とマウイ島の両方の王族に関係した血筋だったわけです。
そしてカメハメハの誕生には謎があり・・・・。
何故かマウイ島の王だったカヘキリ2世は、後にカメハメハを養子に迎え入れて、王室に加えています。
それに関係するのが、母親のケクイアポイヴァ2世。
彼女はカメハメハが生まれる前に、マウイの王、カヘキリ2世と一緒に過ごしているという部分です。
昔のハワイアンの社会は、多夫多妻でも良かったんです・・・・
これらの事実から、カメハメハは、マウイの王、カヘキリ2世の息子だった可能性もあるとされています。
話しをカメハメハの誕生に戻しましょう。
カメハメハは生まれる前からハワイ諸島を統一すると予言されていたので、生まれてしまっては困るアラパイ・ヌイというチーフが死脚を出して探させます。
そんな条件の中で、しかも、探せば分かるような場所で子供を産むなんてナンセンス・・・。
私が母親か親族だったら、こんな条件下では生んでません。
もっと隠れた場所で生んでます。
海がすぐそばで、家以外に隠れる場所もなく、逃げるにしても時間のかかるような設定の場所で生むなんて変過ぎます。
生まれてすぐに海へ逃げるのならまだしも、カメハメハを抱えた青年チーフは陸やらラヴァチューブを通じて山側の谷へと移動してますから、辻褄が合いません・・・。
ここで登場するのが、母親はカメハメハをカヌーの上で生んだという説、もしくはカヌーで海岸線に降りて出産したという説です。
それなら設定的にも話しが分かりやすい・・・。
まぁどんな経緯があったにしろカメハメハ1世は無事に生まれて、死脚の手にも捕まりませんでした。
さらには生誕の地とされている場所から然程離れてない、ほぼ隣的な距離にある「モオキニ・ヘイアウ」で誕生の儀式を受けています。
そんな感じで私たちは来た道を戻って、モオキニ・ヘイアウに向かったのです・・・・。
続く・・・▶モオキニ・ヘイアウ
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