これらの体験に似た〈ラップ音〉が部屋の隅から聞こえるというのも、この類いの現象です。
簡単な理解では、音が部屋の隅から聴こえるように捉えてしまうので、ラップ音は部屋の中で起きているように捉えがちですが、実際にはラップ音を聞いた人のいる空間のどこかで派生しているのです
どこから音が聞こえて来るのか?
この摩訶不思議を通り越し、おどろおどろした経験をするまで、どうして普通では聴こえないはずの声や音が聞こえるのという仕組みが良く分かりませんでした。
クレアオーディエンス的に捉えて来た片言の言葉や、短い音などの場合は、その音源を聞き分ける時間的な余裕がなかったからだと思います。
あまりに短い時間で経験してしまうと、その現象自体に驚いてしまうことも含めて、それを意識的になって聞き分けることが出来る状態ではないからです。
この経験から幾つかのことが浮かび上がってきました。
聴こえて来る音の内容に統一性はありません。人の声だったり、お経だったり、チャイムの音だったり、鳴き声だったりという感じです。
共通するものは「音として耳で聴いている」部分です。
チャネラーという職業柄、頭の中で声を聴くことと、実際の耳を使って声を聞くことの違いは分かります。
これらの音は、耳の外から耳へと伝わってくるものです。
ということは、どこかに音源がなければなりません。
例えば誰かが実際に口を使って話している、ラジオから音楽が流れている、部屋の外から入って来る雑音などです。
しかし音源は状況の中には存在しません。
音は空間のどこかから湧いて出ている、または空間のどこかに出現しているということが考えられます。
空間の中に音が出現するということを考えてみると、全く有り得ない話しではありません。
身近な例で書いてみると、静電気が走る時に発生させるパチパチパチとした音です。
冬の乾燥している時期にナイロン製品などに触ると、時にはバシバシッ! と音がすることがあります。
これは実際には手や身体の一部がナイロン製品に触れる前、身体の電磁的な圧と、ナイロン製品の電磁的な圧の違いから生まれる、電磁的な摩擦によって空間に音が発生します。
音は通常の場合、何かと何かがぶつかった時、衝突した時に発生します。
例えば、手で床を叩いた時、波が砂浜に打ち付けられた時、金槌で釘を板に打ち付けた時などです。
物体と物体が打ち付けられる時に、そこに振動が発生して音になるわけです。
私たちがいつも耳にしているテレビやスピーカー、または携帯電話から出て来る音は、内蔵されているスピーカーを通じて再現されます。
これらの機器の場合は、スピーカーの一部であるドラム、振動を再現して音にするための膜を電気的に振動させて音を発生させるのです。
音の存在を簡単に説明してしまうと、音は振動と周波数で出来ているということになります。
話しは少し変わりますが、空間に何も流れていないわけではありません。
ラジオやテレビなどは、放送局から流されている周波痛を受けとって、機械的に映像や音として再現します。
これは、音や映像は周波数として空間の中に流れているということです。
私たち人間が耳を通じて聞こえる音の周波数の範囲は,およそ20Hz(ヘルツ)~20000Hzとされ、この範囲を超えた音域は超音波と言います。
私たちの聴覚は年を経るに従って上限の周波数を捉える率が低くなってゆきます。
犬の場合は下限が40Hzで人間と然程の違いはありませんが、上限は65000Hzと三倍以上の周波数を捉えることが出来るので、犬は人間には聞こえない音を聞いているのです。
空間で音が派生するという内容に話しを戻しましょう。
ラップ音などのように同じ空間にいても自分以外の人はその音を聞いていないという部分があります。
ということは、ラップ音などは、個別に認識される、空間を所有している人の全てに対してではなく、聞こえる人だけに聴こえるということになります。
では同じ空間の中に3人の人がいて、その中の一人だけがラップ音を聴いたとしましょう。
これを少し外側の視点から考えてみると、まるでその人だけが別の空間に分けられている、目に見えない個室の中にいるように捉えることが出来ます。
この視えない個室というアイデアから沸き上がって来るのが、私たちを包み込んでいるオーラの存在が浮かんで来ます。
後のオーラの構造の章でも書きますが、オーラは基本的には人それぞれ大きさや、幅も違えば、波動の高さ、そして密度も違います。
全ての人の状態が全く同じではなく、一人ひとりで赴きが少しずつ違うのです。
それらの超嗅覚的に聴こえる音は、オーラの中で派生しているのです。
ラップ音などのように、超聴覚的に聴こえる超自然的な音は、その人のオーラの中で派生するわけですから、同じ家に住んでいても、また同じ部屋にいても他の人には聴こえなかったりするわけです。
では話しを更に進めて、五感の中の一つである、味覚に関する能力について書いてみます。
【意識の光り:目次】
★不思議は消えない②香りの伝達 ★鬱の症状とエレメンタル ★クレアオーディエンス 【超聴覚】 ★クレアオーディエンス 【超聴覚】② ★どこから音が聞こえて来るのか ★超聴覚で聞こえる音はオーラの中で響く ★クレアガスタンス【超味覚】 ★味覚はその人の波動域によって変化する ★味覚の変化 ★クレアアリエンス【超臭覚】 ★1日2リットル以上の水が飲めない理由 ★波動の移動に距離は関係しない ★ネガティブ波動を溜めない方法 ★想念体に関する考え方 ★エレメンタル・想念体 ★想念② ★想念③ ★波動のプロジェクション ★UFOが移動する原理 ★オーラに現れる色彩 ★オーラの中の色彩の位置① ★オーラの中の色彩の位置② ★オーラとアカシック・レコード ★空間には目に見えない波動が存在している ★オーラ=サブスペース〈亜空間〉1 ★身体の不思議・・・ ★身体の不思議・・・2 ★フィジカル体 物理的な肉体 ★チャクラと丹田の違い ★上との繋がり方(1)集中力 ★オーラとは? ★光りの三原色と三つの丹田(1) ★光りの三原色と三つの丹田(2) ★脳の三位一体(1) ★メッセージの受け取り方(1) ★生命力の源泉・下丹田を活性化させる呼吸法 ★生命力の源泉・下丹田を鍛える訓練 ★エーテル体の中に浮かんだ「リキッド体験」 ★エーテル体、エセリック・ボディー(Etheric body) ★身体の重さと経絡の関係 ★エーテル体と毒素 ★アセンション極秘情報 ★意識の仕組み ★スシュムナー管の目覚め ★トリニティーからの行き先 ★波動の上昇と本を読むこと ★自分に目覚めるためのステップ ★身体が酸化して冷える食物 ★ヨウ素と放射能被ばく ★いつも安定している人間になる方法 ★乗馬で学んだオーラのこと ★この震災が示唆している人類の未来 ★放射能汚染に効果的な植物/ハーブ ★集中力とイメージ力の高め方 ★第三の眼の汚染 ★第三の眼・松果体の浄化 ★第三の眼とフロライド汚染 ★スピリチュアルな能力の意味 ★サイキック的にはこう見える!
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