霊的な視覚を向上させる方法

霊的な視覚の性能を向上させる方法と、それを使いこなす方法は赴きが違います。

霊的な視覚を使う方法を実践し始めても、その性能が向上して行かなければ能力も不安定なものになります。

霊的にものを捉えるための基礎としての力を発達させるのは、そんなに難しいことではありません。

毎日空いた時間に数分くらい練習するだけで、その能力は次第に性能を高めて行きます。

その最初のステップは「意識的に映像を見て、それを記憶する」ことを繰り返すことです。

前にも書いたように、私たちは日常生活の中で眼に入って来る映像を脳裏で記憶することに慣れていません。

誰でも子供時代に学校の教科書を読んで、数式や法則、内容を覚える努力をして来たと思います。

しかし、授業の内容を覚えることと、映像やイメージを見たまま明確に脳裏に刻むことは全く別のものなのです。

「えっ? そんなに簡単なことなの?」と思われる方も多いかも知れませんが、実際に練習をしてみると、それがいかに難しいことなのかがすぐにお分かりになると思います。

まず最初は形が複雑でないものを選んでそれを手に取って細かく細部まで観察することから始めましょう。

一個の林檎でも良いし、シンプルな器でも構いません。

手に取って360度細かく観察したら、それを同じものを脳裏で思い出す練習をしてみましょう。

林檎などの場合は、半分に切って、中の構造も細かく観察して、果実の色とか、皮の薄さとか、芯の色合い、種の大きさなど、質感や重さに至るまで、出来るだけ細かく頭の中に刻みつけます。

シンプルな形状、色づかいのものであれば、比較的簡単に頭の中でソックリに再現できると思います。
 
それが出来たら、絵柄の入っているお皿とか器とか、林檎よりも少し複雑なものを対象にして同じようにソックリそのまま思い出す訓練を行ってみましょう。

細かな絵柄が加わっただけで、それをソックリそのまま思い出すことが非常に難しく感じるはずです。
 
さらに課題を難しくして、テレビのリモコンなどでやってみましょう。

その大きさ、ボタンの数、ボタンの配置、その色の配置、厚さ、表面に刻まれている文字、凹凸の具合などです。

ここまで来るとそうそう簡単には思い出すことは難しいはずです。
 
この練習のポイントは、細かく観察して細部まで記憶する。

そして記憶した対象物を頭の中でソックリそのままに思い出すということです。
 
対象物は何でも構いません。

一輪のお花でも、一本の鉛筆でも、一枚のCDでも何でも構わないのです。
 
観察したものを紙の上に再現する方法もお勧めしますが、その時に対象物を見ながら行っては意味がありません。

見ているものを見ながら写すことと、見て観察して、覚えて、覚えた映像を描き出すことは違うのです。
 
日記を書くこともお勧め出来ます。

一日の終わりに、その日の朝から晩までの行動をこと細かく思い出すようにして日記を書くことを続けてみましょう。

何時頃には何処に、どういう手段で行って、何をして、誰と会って、何を食べてなど、出来るだけ細かく思い出して書き出してください。

眼に映ったもの、風景でも、街の看板でも、道順でも、食べた料理の映像的なイメージでも、職場やレストランの内装や、窓から見えた風景でも何でも構いません。

一日の中で印象的だったことがらや、誰かの言葉、自分で考えたこと、思ったこと。
 

たったこれだけのことを毎日行うだけで記憶力は向上を始めます。

そして記憶力の向上が、イメージを記録する能力、そして思い出す能力を高めてくれます。

重要なポイントは次の三つです。

★眼に映るものを流して見ない。
 
映像として出来るだけ細部にわたって事細かに脳裏に残す。
 
脳裏に刻んだものを同じように鮮明に細かく思い出す。

 
これは時間さえあれば、どこでも訓練が可能です。

駅で待っている1分間の間に、何か眼にとまる対象物を観察して、一度目を閉じて、見たままを思い出してみましょう。

見ている対象物が複雑な場合は、観察して眼を閉じて脳裏で思い出し、思い出せない部分は再び眼を開けて観察して覚え、また眼を閉じて思い出すことを続けましょう。
 
目標は、見たものを出来るだけ早く明確に記憶して、頭の中でハッキリ、クッキリ同じように思い出せるようになることです。

(実際に霊的な視覚を使っている時は、どのように見ているのか、捉え方のエクササイズを説明する)

では誰にでも霊的な視力があるという話しから、次は霊的な能力の別の側面である、超体感の能力に関する話しを中心にして書いてみます。

続く・・・


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