超感覚的な視点
第三の眼は人間の脳の松果体に関係し、この松果体は子供の頃は大きく、大人になるにつれて次第に小さくなっていきます。
小さな子供は大人の目には見えないものを見ていると言われることがありますが、これは松果体の大きさに関連していると考えることができるでしょう。
また哲学者、自然学者であり、形而上学に系統していた「近代哲学の父」と呼ばれるデカルトは、第三の目に関連する松果体を「魂の座」と呼んでいます。
人間の脳はその根底部にある脳幹、爬虫類脳から発達しています。
松果体は自然界のリズムに同調する性質があり、身体の中のタイマーのような働きをするのです。
爬虫類や鳥類の場合は皮膚の直下に松果体があり、皮膚で光りを検知しますが、人間の場合は網膜視床下部が同じ役目を果し、そこから強い光りの刺激から派生する信号が松果体へと送られます。
この光りの刺激が伝わるとメラトニンというホルモンの分泌が促され始めます。
メラトニンは睡眠を促すサプリメントとして知られていて、身体に強い光を浴びると、約14時間から16時間後に松果体からメラトニンが分泌され始め、人によっては眠気を感じるようになります。
この眠りを誘うメラトニンを放出する松果体は、カルシウム、マグネシウム塩、そして有機質で構成され、視床下部を介して性腺刺激ホルモンの放出を抑制すると言われます。
この第三の眼の開花は人によって時期が異なるので、赤ちゃんから成人の肉体へと成長する年数と過程のように一概に成長の速度を測ることは難しいでしょう。
幼少時から霊的な世界を見ることが出来た人もいれば、子供の頃に止まってしまう人もいれば、女性の場合だと出産後に開花したり、大人になってから開眼したりする人もいたりと様々です。
そして、驚かれるかもしれませんが、実際には誰でも毎日この第三の眼の機能を潜在的に使っているのです。
ただそれがどのような機能として働くのか?
どうすれば意識的に使いこなせるのか?
という技術的なノウハウを知らないだけです。
それは家庭の中でも、躾けの段階でも、学校でも、社会でも、そのような霊的な能力の使い方は教えられないからです。
このクレアヴォヤンスの能力を持っている人々は、生まれながらに備えているか、突然に開花した方々が非常に多いので、どうすれば意図的に駆使することが出来るようになるのかを説明することが困難だというのも理由の一つでしょう。
この霊的な視覚の全体像を分かりやすく説明するために、少し異質な例になりますが幽体離脱と臨死体験に関する事柄を紐解きながら書いてみます。
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