前の部分でも書きましたが、私たちの顕在意識は、様々なことから影響を受けやすいのです。
精神世界や心理学に興味のある人達は別として、大半の人達は意識の構造を良く知らないし、意識に構造などがあるなどどは思ってもいないでしょう。
自分の意識の状態のことなど考えてもいないので、自分のどのような言動が、どこの意識状態から来ているのかに対して気づいてはいません。
潜在意識的な言動も、顕在意識での言動も、超越意識での言動も、同じものだと思っていることが常なのです。
サイキック的な感覚機能を使って人との会話を行ってゆくと、相手の人の意識の状態が変化するのが良く分かるようになります。
頭で考えて話しているのか、考えずに話しているのか、考えている振りをして本当は別のことを考えているとか。インナーチャイルドが出て来て話しているとか、高次の部分に繋がって話しているとかです。
または本人が話しているのではなく、その人を通じた「何か」が話しているのかも察知出来るようになります。
サイキック的な能力を使わなくても、自分の立場を中立的な位置に置いて、その人を全体的に捉えるようにして観察してゆくと、頭で話しているのか、心で話しているのか、それとも高次の部分で話しているのは観察を続ければ次第に良く分かるようになると思います。
多くの人は、この三つの意識がバラバラに動いているので、主に顕在意識が表に出ている時は、頭脳、マインドの力を使ってものごとを考えながら進めてゆきます。
しかし、ひとたび感情的な出来事で潜在意識が浮上して来ると、とても成熟した大人とは考えられないような子供っぽい言動をしたりします。
また、とてもリラックスしていて、意識の安定している状態の時には、心が開いて優しく愛に満ちあふれ、悟りを促す言動をしたりします。
わたし達は意識のバランスの状態によって生活の中での言動が大きく左右されているということです。
この意識の三位一体のバランスを取ることの重要さに気づいてゆくと、自分の内面の構造が少しずつ理解出来るようになります。
自分自身を少し離れたところから観察できるようになり、自分の話すこと、行いが、どの意識の部分から現れているのかが理解出来るようになるのです。
続く・・・
さらに、まか~ウラの多次元経験に興味のある方はコチラがお勧め!
- 聖なる谷 空中都市マチュピチュを超えて
-
- Hiroshi Makaula Nakae
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
0 件のコメント:
コメントを投稿