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マハロ

2012/01/11

悟りとサマスカラ:AS2012(25)

アロハ


本日1回目の更新です。



前の記事で「悟り」と「胸腺」が関係していると書かれていても「一体なんじゃそれ?」と思った方も多いと思います。


一般的なスピリチュアルな教えとは全く方向性の違う捉え方だからです。


仏教的な教えの中にも胸腺は出て来ないでしょうし、キリスト教的な教えの中にも出て来ないと思います。


精神的な教えの中に、肉体的な臓器が絡んでいるというアイデアは一般的ではないのです。


チャクラ的な世界観では、それぞれのチャクラは内分泌線と関係していると解説されています。


※胸腺は医学的に内分泌線に分類されていませんが、ホルモンを分泌しています。


カバラ的にもそれぞれのセフィロトは肉体の器官と関係していると説いています。


ではまず「胸腺」という器官が何のかをウィキペディアから抜粋しました。


【胸腺(Thymus)】出展ウィキペディア


胸腺(きょうせん:Thymus)は胸腔に存在し、T細胞の分化、成熟など免疫系に関与する臓器。


※T細胞は主として感染細胞を破壊する細胞性免疫にかかわる。


胸小葉とよばれる二葉からなり、胸骨の後ろ、心臓の前に位置し、心臓に乗るように存在する。


胸腺には以下のような細胞が存在する。


    1:上皮細胞:各種のホルモン:サイモシン(T細胞分化因子) - サイモポイエチン(T細胞分化因子の一つ) - サイムリン - STF(血清胸腺因子) - THF(胸腺液体因子)を分泌する
    2:胸腺細胞(リンパ球)
    3:大食細胞(マクロファージ):胸腺内に散在し退化リンパ球を食べる
 4: 樹状細胞


※ヒトでは5~15歳を頂点として成長し、それ以後は退縮しはじめ、40歳頃から脂肪組織に置き換わる。http://www.naoru.com/kyousen.htm




【リンパ球(Lymphocyte)】


末梢血の白血球のうち20~40%ほどを占める、比較的小さく、細胞質の少ない白血球。


抗体(免疫グロブリン)などを使ってあらゆる異物に対して攻撃する。


特にウイルスなどの小さな異物や腫瘍細胞に対しては、顆粒球ではなくリンパ球が中心となって対応する。


NK細胞、B細胞(Bリンパ球)、T細胞(Tリンパ球)などの種類がある。


体液性免疫、抗体産生に携わるのはB細胞とそれをサポートするヘルパーT細胞。


腫瘍細胞やウイルス感染細胞の破壊など細胞性免疫に携わるのはキラーT細胞やNK細胞。


寿命は数日から数ヶ月、時には年単位。


骨髄で未熟な状態で産出された後、胸腺(T細胞)や骨髄など(B細胞)で成熟し、さらにはリンパ節に移動し、そこでも増生・成熟が行われるなど、複雑な経過をたどる。





簡単に書いてしまうと、胸腺は免疫に関する器官で、ここでT細胞=Tリンパ球が成熟します。


私たちは身体の中で行われていることを敏感に感じとることが出来ませんが、肉体の中では健康維持のために免疫力による闘いが絶えず行われています。

免疫力が異常に低下してしまうと、体内の中で共存している様々なバクテリアなどにも打ち勝てなくなります。


身体の調子が悪くなると、気分が落ち込み気味になったり、不安になったり、心配事が増え、憂鬱になります。


身体の中で細菌や腫瘍などとの戦争が絶えず行われている状態だと、身体そのものはストレスの高い状態になるのです。 

しかし大抵の場合、私たちはそのような体内でのバトルに気づくことは少なく、ことが大きくなってから感じ始めたり、定期検査などによって体内の異状を知ることになります。


逆に身体の調子が良くなると気分が軽くなり、心配事が減ってゆきます。


私たちの全体的な健康を維持するために働いている免疫力は、恋愛をしたり、愛情のバランスが良く幸せな状態だと向上します。


免疫力がバランスの良い状態にあると、身体全体も幸せな状態になり、感情の動きも安定し始めます。


免疫力は愛や幸せといった感情に関係しているわけです。

また化学的な実験例として、試験管の中の赤血球に対してネガティブ思考を与え続けると、赤血球の寿命が短くなることが解っています。


この現象と同じ延長線上のものに、江本先生の水の結晶の写真があります。

同じ水でも、当てられた意識や、文字、場所によって結晶化した時の構造が変化するというリサーチ内容です。


私たちの意識の動き、感情のバランス、思考を通じた考え方の状態、そして場所などによっても分子レベルでの結晶構造に変化が現れるということです。


私たちの肉体の80%ほどは水分ですから、ネガティブ感情やネガティブ思考、ネガティブ波動の多い場所などの影響によって、身体の振動域が遅くなります。

その逆として、ポジティブな感情や考え方、ポジティブに働く場所の影響を受けると、身体の波動域が速く微細になって波動が上昇し始めます。

身体の中に異変が起きていて、免疫力が追いついていかない状態になると、身体の波動域が下がるわけです。


身体の波動域が下がって来ると、感情や思考にも変化が現れ始めます。


感情や思考というのは、肉体のように手で触れることが出来るわけではありません。

道路工事の際にコンクリートやアスファルトを打ち崩している時に近くにいると、炸裂を繰り返す爆音と共に身体に振動を感じることが出来ると思います。


しかし感情や思考のとても微細な波動や振動を感じ分けることを習得していないので、体感することが出来ません。


サイキック的な感覚が発達を始めて進化してゆくと、普通では感じることが出来ない、とても微細な波動の動きや、周波域の変化も感じることが出来るようになってゆきます。

対面している人の感情や思考の動きが解るようになるのです。


例えば、心の温かい人、愛情の深い人の場合は、胸の中心に温かさを感じます。


この胸の周辺のサイキック的な体感は、温かくなったり、冷たくなったり、麻痺感だったり、場合によっては刺すような痛みを伴ったりと、対面している人、繋がっている人によって様々です。

思考の動きの場合は、頭の中の波動のバランスが変化するのが解るようになります。


また何かに反応して周波数が一気に変化したり、頭の中を瞬時に移動したりするのも解るようになります。


この胸と頭の中の変化などを観察していると、頭の中で考えていることや、実際に言葉にしていること、そして心の中の動きなどが解るようになってゆきます。

それを更に微細な領域に向けて焦点を合わすことが出来るようになると、それらの波動や周波数の変化が、肉体器官のどこと関係しているのか追跡することも出来るようになります。


例えば、対面している人が何かのネガティブ思考を口にしたとします。

サイキック感覚でそれが脳周辺のどの部位から生まれて来ているのかを探るのです。 

また脳の器官を含めた頭全体の波動の状態を把握することも大切です。


右脳と左脳のストレス度の違いとか、損傷の具合とか。


ネガティブ感情の場合は胸の周辺を探ります。

感情的なバランスの状態を波動的な身体の中に視てゆくわけです。

対面している人の波動的なコンディションがより深く解るようになってゆくと、その人が発している言葉や、それに伴う感情の在処が理解できるようになってゆくのです。

ネガティブ思考やネガティブ感情に関係している身体の部位、または、それらを派生させている部分が明確になってゆくと、深い理解が起きてゆくのです。


サイキック感覚が充分に発達していない人は、その人の言葉や行動、感情の現れから、その人の状態を理解しようとすると思います。

 言葉尻りや、行動、そして感情で受けとる情報で判断するでしょう。

私たち人間はとても感情や思考に左右されやすいので、相手の感情や思考に対して、自分の中の感情が反応し、それを追いかけて思考が動き出します。


自分の中の感情や思考は、それまでの人生経験の中で培って来たもので、人によって千差万別です。

対面している人の言葉や感情に対して、自分の中の感情や思考が反応するわけです。


その内面の感情や思考のバランスにネガティブ傾向が強ければ、相手に対してネガティブ思考や感情で反応する傾向が強くなります。

逆に内面のバランスがポジティブ優先型の場合は、相手に対してポジティブ思考や感情で反応することが出来ます。


これをさらにシンプル化してみましょう。


自分の内面の中にはポジティブな波動とネガティブな波動が混在しています。

部位やバランスは千差万別です。

その比率の状態によって、その時の思考や感情、精神性のバランスが変化し、対面している人への反応も変化します。

ヒーリングやリーディングの際には、伝わって来る言葉や感情の波動が関係している部位、または出所を探し出すことが出来れば、より効果的に変化を促すことが出来るようになります。 

それらの原因となっているサマスカラの在処を探すのです。


目には見えないサマスカラは、肉体に重なっているエーテル体の部位の他にも、オーラの中も捉えなければなりません。

感情に関係しているサマスカラの場合は、主に上半身で、その核がハートの中心、そして胸腺です。


ヒーリングで胸腺に働きかけると、ハートの位置を中心として温かく感じ、胸板が厚くなったように感じられたり、心が穏やかになってゆきます。


そしてハートの周辺が温かくなって胸を中心にして上半身の全体に広がり始めると、その周辺で結晶化されている、愛情問題に関係しているサマスカラが溶け始めるのです。


愛情問題に関係するサマスカラの多くは、寂しさとか、痛みとか、後悔などのトラウマ、またはカルマです。


サマスカラ=ネガティブ要素の固まりみたいなものです。


これに関するサマスカラの一部が溶け始める時には、チリチリとした痛みを感じます。


時と場合によっては、強めのチリチリ感だったり、溶ける時の波動の高さによっては集中的な熱を感じることもあります。

また感情に関係する記憶を思い出すこと無く、勝手に涙が出始めたりします。


意味不明な感じで涙が出るのです。

エーテル体と肉体の中で結晶化していたわけですから、身体が泣いているわけです。

感情というのは、実は身体が感じているものなのです。


驚きですね。


サマスカラが溶け始めて流れ出すと、上半身の波動の伝達率が良くなってゆきます。


胸を中心として波動の密度が変化を始め、さらに波動域と周波帯の高い光りを受けとれるようになるのです。


ここまで来ると、後はまるで雪崩のようにサマスカラの溶解が楽に加速して進んでゆきます。


そうなってゆくと、心臓の鼓動と、そのパルスにも影響を与え始め、言葉を話している時の感覚が変化しはじめます。


それまで波動の浸透率、透過率を妨げていたサマスカラが消えてゆくので、波動の浸透率、透過率が高くなるということです。


単に声帯を使って話している感じではなく、胸の全体を振動させて話しているような感覚が発達してゆくのです。


さらに進化してゆくと、波動域の高くなった鼓動とパルスによってオーラによる影響力も強くなってゆきます。


ではサマスカラの溶解によって何が変化してゆくのか?


幸せ感が増してゆきます。


心情深くではなく、愛情深くなるというか、無条件の愛に近づいてゆくようです。


また、それまで抱えていた、嫉妬や苛立ち、怒りや寂しさなどといったネガティブ感情が激変してゆくのです。


そして、それまでは許せなかったこととか、引っかかっていたことを楽に通り越せるようになります。


心の動き、感情の動きがネガティブな方向へ傾きにくくなるのです。


これが更に進んで行くと、考え方にも変化が現れ始め、頭の中でネガティブ思考が浮かんでくる率が減ってゆきます。


感情を引き金にしていたネガティブ思考が減ってゆくということです。


そうなってゆくと、それまで受け入れられなかった不条理というか、状況や問題が楽に受け止められるようになってゆくのです。


例を書いてみましょう。


いつも人の悪口を言ったり、グチを連発したり、ネガティブ・コメントの多かった友人と会うと、当然のように嫌な感情が湧いたり、ネガティブ思考で反応したりしていました。


目の前のネガティブ状況に対して、自分の中のネガティブな部分で反応していたわけです。


そこでネガティブ優先の内面的な葛藤が起きていました。


他人は自分の鏡だということは解っていたので、他人を通して自分の内面を観る行為を通じて自分を理解する努力をしていました。


しかし、これが難関で、自分の中の嫌な側面、ネガティブな部分を見続けるわけですから、観れば見るほど辛くなっていたのです。


写し鏡を見ても自分を変えられない・・・。


自分を愛しなさいとか、他人を愛しなさいと言われますが、それにも困難さを感じていました。


言っていることは解るのですが・・・でもどうすれば?


闘病していた頃や、副作用からの鬱状態とパニックアタックと格闘していた頃は、悟りを促す系のメッセージなどはホボ何の役にも立ちませんでした。

ここいら辺のお話は過去記事へ


▶鬱の症状とエレメンタル

▶精神安定剤に関する経験 

▶鬱症状との闘い

身体の中の化学的な変化や異変に対して意識の力で立ち向かうのは非常に困難です。


肉体的に過酷な状態というか、身体の器官的に非常に過酷で辛い状態に挑戦している、自分の気力との闘い的な状態だと、悟りへの道など到底考えられないのです。


そんな状態が精神世界に興味を持ち始めてから20年近くも続いていたわけですが、サマスカラが溶解し始めてから激変しました。


あぁ、この人は不幸せなんだな・・・と思えるようになって来たのです。


不思議なくらいに・・・。


それまでは受け入れられなかったことが、以前とは全く違った世界観で受け入れられるように変化を始めました。


自分の中の世界観が変化を始めたのです。


ここで「悟る」ということを理解することが出来るようになりました。


悟りへの道の根本は、頭の中の状態よりも、肉体やエネルギー体、波動体を含める私たちの身体全体の中にあるのです。

★肉体的な器官の状態


ホルモンバランスの状態


高い波動と周波数の受信を妨げているサマスカラの場所と量

悟りに必要なツールは「意識の力」と「イメージ力」などの「意識のテクノロジー」です。


これらが理想的な状態に引き上がると、ホルモンバランスの変化と共に波動も上昇を始め、身体が幸せになり、そこから悟りの扉が開いてゆきます。


解ってしまえば簡単でした。

まだまだ仏陀のような悟りの境地には達していませんが、少なくとも、そこへ達するための具体的な方法は理解できたので安心しました。

では次は更に進んで、ハートを癒す読む瞑想に挑戦したいと思います。


続く・・・。


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1 件のコメント:

  1. 先日の一斉遠隔ヒーリングなんか来ました。日本時間朝の5時15分ごろでしょうか。今もなんかきてますが、さっきも別の意味でリモートビューでお客様がきておりました。悟りって何なんでしょう。わからないということは悟っていないということですが、悟という名前だったうちの父は悟りの境地にいってしまったのかさだかではありませんが、ま、赤だるまということでしょうかね。

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