今朝のホノルルは寒いです。
寒いと言ってもシアトルやサンフランシスコのような激寒ではありません。
ただ日中との温度差が激しいので風邪を引きやすくなります。
ここ数日はブログの更新が停まってしまいました。
読む瞑想に挑戦する予定だったのですが予定変更です。
それはある出来事が発端で、いきなり創作モードに入ってしまい、AS2012をそっちのけで小説「ブルードルフィン」の手直しを始めてしまったのです・・・(焦)
こっちの方はすでに最後まで書き終わっているのですが、気負いでオリジナルの英文を翻訳して書き終わらせてしまいました。
はやい話しが突貫工事的な仕事になってしまっているということです。
文節や語尾を通じた文章的な美しさが欠損しているので、最初から最後までを一貫して同じトーンに揃えなければならないという地道な作業に入っています。
過去に出版したいという話しもあったのですが、この文章的な仕上がり状態では出版など考えられないので返事を濁してしまいました。
こういうモードの時はホボそれしか考えられないので、その他の作業が停止してしまうのです。
文章を書く時のモードが全く違った方向性なので、自分の中で混在しにくいのです。
ブログを書く時には文章の並びとか、語尾とか表現とかに対してあまり深く考えないので、文章の詰めが甘くなります(困)
私がブログを書く時の総点は「情報」が主な題材になります。
「聖なる谷」は完全なノンフィクションですから、その他の三冊と比べると少し違った赴きで、ある意味では小説的な表現に近いものがあります。
自分でも一体誰が書いたのだろう?と怪訝に思うこともあるくらいです。
1991年に書き終わらせたのもありますが、現在の私とは全く別人的な作品だと思ってしまいます。
「聖なるハワイイ」と「スピリチュアルに楽しむオアフ島」は情報メインということもあり、これらも一気に終わらせてしまい、文章体に関してあまり気を配っていませんでした・・・(反省)
もし将来的に機会があるのであれば、この二冊も新たに全ての文章を美しく書き換えたいくらいです(真実)
今のわたしだったら、もっと深いところで、興味深くそして読む人にとって実益が得られる内容で書けると思ってしまうからです。
「Hawaii de 花散歩」はお花や植物の情報も重要だったのですが、植物図鑑的な内容で終らせる考えは最初からとても薄く、見れて読める内容を目指しました。
これは過去記事の中で書いたジョージアオキーフの言葉に触発された部分がとても大きなものです。
「あなた達が目の前の世界をそのようにしか捉えられないのなら、私が見ている世界を見せてやるわ」的な趣向だったのです。
▶サンタフェ:ジョージア・オキーフ
実際の話しとして、何度も友人知人やツアーで島中のありとあらゆる場所を案内した時に痛烈に思ったことがありました。
それは、殆どの人の視点や観点というのは、微細な自然の在り方に向けられていないのだという気づきです。
色彩的に美しい花や、造形的にインパクトの強い植物は比較的に人の目を捉えやすいものです。
しかし、それでさえ「奇麗な花ね」や「面白い形の植物ね」の一言で片付けられてしまう場合が常なのです。
そこから更に奥に入って、もっと微細なものまで意識が動かないのです。
それらの美しいもの、日頃は見慣れないものを見てもただ見るだけで終ってしまうのです。
目を通じて「見る」というは経験であることには変わりありません。
その先にあるのが、丁寧に鑑賞して「観る」こと。
じっくりと時間をかけて鑑賞するときには感情的な経験などが思い浮かびます。
また何かの記憶を蘇らせて憶いを馳せるような思考的な体験をすることもあります。
または身体で感じる感覚的な経験にもなりえます。
一般的には、そんな風に「見る」から「観る」へ入り、そして「視る」という意識に移行することは稀なのだと思ったのです。
さらにそれを通じて、自分の内面や、その奥にある根源的なもの、微細なものを「視る」という精神的な世界にまでは行き着かないのです。
パワースポットなども同じですね。
場所の波動というのは、その自然環境に大きく関係しているのですが、多くの場合はそのような部分へは意識の焦点が合うことはありません。
アセンションに対する内容も全く同じだと思います。
これも表層的な捉え方だけでは理解することが困難な世界観を伴うものです。
それはアセンションを経験するというのは頭で解るものではないからだと思います。
アセンションの行程の中では、自分といった存在の全ての側面の変化が現れてゆくからです。
肉体の変化を始めとして、感情の変化、そして思考の変化も伴います。
その自分という存在の全体性が上昇することによって、精神性が昇華されてゆくのです。
ある意味で「Hawaii de 花散歩」は、通常のアセンション関係の本の趣向とは全くかけ離れた場所で、アセンションの根本的な内容を比喩的に表現したかった本とも言えると思います。
そして文章の詰めを行っている「ブルードルフィン」も全く同じ延長線上にあります。
これはただのBLGT的な恋愛小説を書きたかったのではありません。
まだまだ文章的な完成度の低い前半部分をお読みになった方々は想像がつきにくいかも知れませんね。
実は、目に見えない時空間を超えた関係性と永続性の世界を書きたかったのです。
その部分は後半に入るにつれて次第に顕示されてゆきます。
この物語はとても複雑で多重的な構造になっていてます。
書いている本人も、その多くがチャネリング風で自動書記的な書き方だったので、実際に書き終わるまで良く解っていませんでした。
所々で出て来る「謎」の紐解きが最後まで辿り着かないと解らない進み方になっているからです。
そういった意味では、恋愛小説でもあり、推理小説でもあり、神秘的な側面を抱えるミステリー的な内容でもあると思います。
そこで小説を書く時と情報メインの文章を書く時のモードが少し変わってしまいます。
小説の場合は「情報主体」ではなく「話しの筋」とその中での「感情」や「感覚」や「記憶」に絡んだ描写だったりします。
それに加えて誤字脱字や文節の並び、語尾の終り方などといった別のテクを必要とするのでブログよりも時間がかかります。
ブログと創作活動が同じ位置にあって、それぞれ同じように書けるのが理想的なのですが、まだその境地に達していないのが現状です。
何を書くにしても美しく書き綴れる方の文才が羨ましい・・・。
しかし文章力があっても、話しの筋やアイデアといった創作的な部分が上手く構築されていないと、ただ奇麗な文章になってしまうので、そのバランスも考えなくてはいけません。
文章を書いて人に何かを伝える仕事というのは緻密さが必要なのだということを改めて実感しております・・・。
ということで、しばらくブログの更新が乱れると思いますが、同時に過去ブログの目次の制作なども進めていますので、新記事が更新されていない場合は過去記事をお楽しみください。
「意識の光り」の追加記事の他にも、感想や旅行情報もかなりまとめました。
▶過去ブログ記事の目次
特に「意識の光り」は現在の「AS2012」と密接な関係がある内容なので、出来るだけ読んでいただければ「AS2012」が更に解りやすくなると思います。
読む瞑想を書くことを忘れたわけではありませんから少しお待ちを。
また一日一回くらい「地球の鼓動13Hzと共振する」読む瞑想を行うのをお勧めします。
波動敏感体質の友人いわく声をだして読んだ方が効果的だそうです。
▶AS2012⑳地球の鼓動13Hzと共振する
ステイチューン。
makaula@gmail.com
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「聖なるハワイイ:
ハワイアンのスピリチュアリティー」
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