★サンタフェ:ジョージア・オキーフ


  


ジョージア・オキーフ

Georgia O'Keeffe1887年 11月15日 - 1986年 3月6日


ウィスコンシン州サンプレーリー近く生まれ


20世紀のアメリカを代表する女性画家。

夫は写真家であり、ジャーナリストのアルフレッド・スティーグリッツ。

以下は英語版ウィキペディアから翻訳しました。




オキーフは1920年代からのアメリカの芸術史の中で重要な人物の一人にあげられます。

当時は稀だった女性画家として広範囲に渡って認められたのは、彼女独自の作風と技術的な貢献と共に、当時のアメリカの芸術的なスタイルの枠を挑戦的に押し広げたことです。

当時ヨーロッパから大多数の影響を受けていた
アメリカの芸術的なスタイルの中で、逆にヨーロッパへと発信する中心的な役割を演じました。

その絶妙なタイミングの中で、彼女は数少ない女性の芸術家でありながら、認められた芸術家としての地位と世界的な影響力を確立し、芸術史の中での重要性を与えられてゆきます。





オキーフが好んで描いたものは、花や岩、貝殻、動物の骨などと自然の風景です。

彼女はそれらの描いた対象物を、強力な抽象的イメージに変えました。


元々は具象的に見えるはずの対象物は、彼女の感性によって抽象的な概念として置き換えられ、新しい姿で描かれています。




まるでいとも簡単にサクッと単純化された輪郭を通じて、その元々の姿かたちを全く別な印象に変換されて描き出されています。

そして彼女の使ったパレットの中の微妙な色彩は、画面の中で移行を繰り返しながら微細なトーンで変化しています。




ニューヨークタイムズの批評家ジェド・ペール氏は2004年に彼女の作品を以下のように評しています。

「大胆で密閉的、直接的に訴えかけてきて、気力を無くさせるほど冷静」。





ニューヨークを拠点にしていた彼女は、後に芸術的なインスピレーションをアメリカのニューメキシコ周辺で見つけました。

そして夫が他界した後の人生をサンタフェの近くにあるアーベキューという土地で送っています。



音譜


オキーフは好きな画家の一人に入りますが、この美術館に行くまで、オキーフという女性の詳細を知っていたわけではありません。

単純に、アメリカを代表する女性画家といったくらいの情報しか知りませんでした。
個人的には抽象画的な印象の強いオキーフよりも、更に後になって出て来た具象画の「ワイエス」の方がインパクトがあったんです。




この方の作品の多くは、具象的な部分を残しながらも、大部分が抽象的に表現されていることでしょう。

 描かれた花は具象的でありながら、同時に抽象的な命を与えられているのです。


まるで心療内科で行われるテストのように、見る人によって感じるもの、見えるもの、訴えかけられてくるものが変化するのです。


もともとは花を描いた作品なのに、花というイメージを通り越しています。


彼女の作品の多くは非常にセクシャルな波動を感じさせるので、そう言った意味で特殊な画家だと思います。


そのイメージの世界は、まるで女性器のように見えたり、


見知らぬ異物のように見えたり、


異次元的な空間のように見えたり、


異物なのに妙に懐かしいといった相反する印象を与えたり、


死が生に変わっていたり、


子宮回帰のような印象を与えたり、


見ていると聴覚が機能しなくなったかのように音が消えたりします。



作品によっては神の視界から啓示を受けてしまいそうなものもあります。



オキーフの作品はホノルル・アカデミー・オブ・アーツの中にも沢山あるのですが、それらのハワイの花や風景を描いた作品たちでされ、非常にエロティックな艶というか、雰囲気を抱えています。

「エロティック:性的」というのは適切な言葉ではなく、「ユーホリック:高揚した」というのが近いでしょう。

見る人に抱悦感を与えるというか・・・。


私の中で彼女の印象が変わったのは、数年前のまだハワイで花散歩の制作を目指して色んな花の写真を撮影し始めた頃です。

何かの番組の中で彼女のコメントを聞いて非常に印象に残った言葉がありました。

もう明確な言葉として覚えてないのですが、「あなた達が目の前の世界をそのようにしか捉えられないのなら、私が見ている世界を見せてやるわ」と言ったコメントでした。

この時のインパクトは凄かったです。


自分で見れないなら私が見せるわよ!という男意義です・・・。


オイオイ、ホレホレ、ちゃんと真面目に鼻を突っ込んで、マジマジと見てみな!


そういう勢いというか、正直さというか、

自信を通り越した確信とう言うか・・・・

芸術愛好家たちの狭い視点に対する、半ば諦めが入った愛執を漂わせているというか・・・。


彼女の観点からすると、その他の人たちの視点や観点というのはホボ理解できないかのように聞こえました。


この言葉というか彼女の視点を知った時に、スゴイ女性だと思ったワケですラブラブ!

そこで初めてオーキーフという人物に興味が湧いたんです。


正直な話、オキーフ美術館は行って良かったと思いますが、過度の期待を持って入館すると、展示数の少なさに少しガッカリするでしょう。

この美術館は、彼女の作品というよりも、彼女そのものに焦点を合わせているからです。

もしこの美術館の中で放映されていた2つのドキュメントを見なかったら、まぁこんなもんか・・・的に出て来ていたと思います。

この美術館に行くのであれば、予めシッカリとオキーフの歴史を勉強してから行った方が楽しいと思います。

続く・・・


音譜

 

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