駅でマップを手にいれておけば良かったのですが、あまりの寒さでそんなことを考えつかなかったんです。
神様ハンズは前に来たことあるから大丈夫であろうと踏んだのですが・・・。
駅から出て右に行くか、左に行くかという部分で、私は左だと思ったのですが、神様ハンズは右だと言います。
おまけに「アンタの言うことは信用できヘン!」とまで言われ・・・。
とにかくサンタフェ経験者の神様ハンズの言う通りに右に進んでも、一向にダウンタウンらしき風景に行き着くことはなく・・・。
歩いていたらホテルらしき建物を見つけたので、そこに入ってマップなり無料雑誌を手に入れることにしました。
この建物はホテルだったのですが、ホテルという看板が見つけにくいので、一体何なのか分からない人も多いのでは・・・。
中はやや薄暗く、ぱっと見はまぁまぁ高級なホテルなようでした・・・。
ホテルの玄関脇で見た風景が美しかったのでパチリ・・・。
これは雪景色だったから奇麗だったと思いますが、普通だったらどうでしょうね。
光りと影のコントラストが美しい部分は、ペルーのクスコに似ていると思います。
ホテルで手に入れたマップを頼りに紆余曲折しながらダウンタウンへ向かっていると、反対側から歩いて来る人がいたので、その方にどうやったらダウンタウンにあるプラザに行けるのか聞いたら、そのまま左に行きなさいと言われました。
やっぱり最初から左に行っていれば良かったわけですが、そんなのは後の祭りなので水に流し・・・。
サンタフェの街の中を歩いていて思ったのは、ここで働いている人たちは非常に親切です。
聞いてもないのに、道に迷ったのか聞いて来る。
旅行者に親切な街という部分は好印象でした。
こういう川がありまして、これを渡った付近からダウンタウン的な風景が始まりました。
手にしていたのはギャラリーマップだったので、その地図の中にはギャラリーとレストランの名前しか掲載されてなく・・・・しかもマップに乗っているのは番号だけ・・・。
あんまり使い手のことを考えて制作されてないマップというのは使いにくいです。
サンタフェに行く際は、予め性能の高いマップをどこかで事前に手に入れるのが良いでしょう。
ダウンタウンの外側は、美しいという感じよりも、寂れかけた簡素なアメリカ的な雰囲気でした・・・。
しかし雲一つない空の青さが、とても奇麗なので、赤煉瓦とか、茶褐色の建物が非常に美しく見えます。
ここいら辺から何となく良い感じに。
一応は中西部に入ると思うので、西部劇的な感じと、メキシコ的な感じが合体した不思議な街というのが妥当かも・・・。
この建物の左側に横道がありまして。そこは壁画が美しいから行ってみなさいと通りすがりの美人のお姉さんに言われました・・・
こういう壁画が描かれていまして・・・。
まぁ確かに他の横道に比べると奇麗な感じでした。
こちらがサンタフェ風の建築というのでしょうか・・・。
土壁なのだと思いますが、一般的な木造建築やコンクリート建築と違って、鋭角的な角が無いので不思議な感じがします。
「角が立つ」という表現がありますが、建物や家具にしても、角が鋭角的に切れてない方が、生活する人にとっては良いんです。
角の立っている家具やレイアウトは、そこに住む人の性格に角を立たせるのです。
ものを買う時は、角が直角的に鋭利に切れてないものを選ぶのが懸命です。
こちらは何となく西部的というか、ニューオリンズ的というか・・・。
こういう建物が一杯あったのですが、あまりの寒さにサッサとどこかのレストランに入って暖をとりたかったので素通りです。
いやぁ寒さには建築美も負けてしまうということですね・・・・。
続く・・・
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