これは非常に興味深いトピックかもしれません。
私は彼女の変化をモニターすることを続けていたので、夢で見た場所にやって来て、彼女がそれまで不透明に感じていた何かが、明確になっているのが分かりました。
まるでパズルの断片がはまってゆくように、意識の総体性が別の場所へと移動しているのが分かります。
オーラの幅も広がっているし、輝きも変化しているので、意識の中に隠れていたものが、その場所の波動を取り込むことによって、引き上がってきたわけです。
過去の意識と、現在の意識の統合が行われているんですね。
過去生を思い出す過程というのは、人によって様々です。
その時の人生を明確に「見る」人もいれば、「知覚」する人もいます。
中には部分的にハッキリとした記憶を思い出す人もいます。
記憶の変遷の中から、「声」を聞く人もいます。
過去生回帰などのセッションの後に、その人の意識が変容するのは、体験した過去生の時に持っていた波動を引き上げて、現在の自分の意識の中に統合してしまうからです。
通常の場合、現在の顕在意識は、過去生の記憶に関して焦点を合わせません。
それは今の現実を生きることに焦点を合わせているからです。
しかし過去生の記憶というのは、波動としてエネルギー体、オーラに記憶されています。
それと同じように、わたし達の物理レベルの肉体にも、その記憶が含まれています。
生まれ変わる意識が新しい身体に入る時に、昔の記憶をデータとしてエネルギー体の中に一緒に持ち込むからです。
エネルギー体に持ち越された過去の記憶は、オーラの枠を通じて、物理次元の身体の発達に影響を与えます。
多くの人は、どうすれば過去生の記憶を思い出せるのか考えたことがないと思います。
一番簡単な方法は、先述したように「身体の抱えている記憶」に焦点を合わせることです。
顕在意識が思い出せなくても、潜在意識の支配下にある身体は思い出せるんです。
単純な話し、身体に覚えていることを聞けば良いわけです。
わたし達の身体を霊的な視点で捉え直してみると、エネルギー体を含めた全体的な身体の構造の中に、様々なスイッチが隠されているます。
このスイッチのボタンを押すと、比較的簡単に過去の記憶が引き上げられてきます。
なんかブログでセミナーやってる感じがしてきました(笑)
話しを元に戻しましょう。
彼女の顕在意識が、過去生の記憶の波動をもっと明確に取り込んで落とし込めるように、教材を探さなければいけません。
そこで彼女に、周辺にころがっている、波で洗われて丸くなった珊瑚の残骸の中から、丸くて平たいものを四つ集めるように伝えました。
手本を見せないといけないので、私も四つの丸くて平たい珊瑚の石を探します。
片手で二つずつ持たせ、その一つを手のひらの上に、もう一つをその上の、四本の指で持ち、カスタネットのようにして使うように教えました。
私にはその道具を上手く使う記憶がないので、上手く再現できなかったんですが、彼女は私が教える間もなく、すでに使い方を思い出していました。
ちゃんと私が意図した手さばきで、珊瑚で出来たカスタネットを上手に使って、すでにカチカチと音を出すことが出来るようになっています。
「ほら、ちゃんと覚えているでしょ?」と教えてあげると、驚いていました(笑)
これは序の口です。
さらに深い記憶を引き上げるためのエクササイズをさせなければいけません。
続く
▶スフィアのクラスの中での出来事(4)
【2009年のスフィア関係の記事 】
- スフィアのクラスの中での出来事(1)
- スフィアのクラスの中での出来事(2)
- スフィアのクラスの中での出来事(3)
- スフィアのクラスの中での出来事(4)
- スフィアのクラスの中での出来事(5)
- スフィアのクラスの中での出来事(6)
- スフィアのクラスの中での出来事(7)
- スフィアのクラスの中での出来事(8)
- スフィアのクラスの中での出来事(9)
- スフィアのクラスの中での出来事(10)
- スフィアのクラスの中での出来事(11)
- スフィアのクラスの中での出来事(12)
- スフィアのクラスの中での出来事(13)
- スフィアでの実験(1)
- スフィアでの実験(2)
- フィスアって何なの?
makaula@gmail.com