「ユリチカへ」があまりにも強烈なインパクトで、多次元脳みそがショートしてしまって、かなり唖然、呆然としてしまった後に読んだので、非常に助かりました。
二冊カップリングで送ってもらって良かったです(笑)
著者がポルトガルという私はその名前だけしか知らない外国に住んでいる日本人で、同じ出版社で本を出しているという共通点でも、クリックしてしまいました。
とても面白かったです。
読み始めると、ずるずると読んでしまう不思議な本。
後半に進むに従って、ずるずる〜、ずりずり〜と、著者の生活の中に引きづり込まれて行きます。
しかも、とても面白い。
ガッハッハ!と、何度も椅子から落ちる位に笑いました(笑)
ポルトガルに住んで、しかもポルトガル人と仲良くではなく、そこに住む、一風変わった外国人と仲良くなって、仲間になってしまえる著者の大っぴらな脳みそが共感を呼びます。
シアトルでもハワイでも、日本人でない人々と仲良くなると、かなりの確実で「やっぱり、この人って変・・・。でも楽しい」的な新鮮さを見つけることは多いです。
日本を離れて海外に住んでる自体で、かなり変な人というジャンルに入れられてしまうのが世の常なんですが、それよりも更に変で楽しい人達に出逢っている著者の幸せというのが、タンタンと客観的に描かれていて、読んでいて楽しくなってしまいました。
別にポルトガルを知らなくても、そこで生活する人達の人間関係の中に、素朴な幸せというか、可笑しさというか、不思議な共感を感じてしまう本です。
「こういう風に外国で暮らせれば、さぞかし幸せだろうなぁ」という、ある意味でのロハス的な生活の風景が、面白可笑しく、ウィットに富んだ文面で描かれています。
ヴァケーション中に読んだり、リラックスしてる時に読むのがお勧めです。
「南ポルトガルの笑う犬」
青目 海
四六判、並製、160ページ(巻頭カラー8ページ)
定価1,365円(本体1,300円+税)
ISBN978-4-86385-001-9 C0095
劇団・天井桟敷出身の著者が、ポルトガルで様々な人と犬に出会い、
その味わい深い日々を綴った珠玉のエッセイ。
ポルトガルの小さな漁師町で、「ニッポン人である」と悟った著者。
無鉄砲で無防備、無知こそが与えてくれた幸福だと言い切る。
その小さな物語が共感を呼ぶ。
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- 出版社: 書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)
- ISBN-10: 4902108992
- ISBN-13: 978-4902108996
- 発売日: 2009/5/25
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