- 第三の眼の真実
- 脳が覚醒する行程(再録)
- 脳が覚醒する行程②叡智のルネッサンス
- 脳が覚醒する行程③顕著な兆候
- アセンションと覚醒までの行程
- 松果体の目覚めと覚醒①
- 松果体の目覚めと覚醒②エンドルフィンの浸透
- 松果体の目覚めと覚醒③視覚の変化
- 松果体の目覚めと覚醒④脳内ランプの電源
- 松果体の目覚めと覚醒⑤黄泉の波動とのシンク
- 松果体の目覚めと覚醒⑥カルマの引き上げ
- 松果体の目覚めと覚醒⑦至福の領域
- 松果体の目覚めと覚醒⑧引き上げられて
- 松果体の目覚めと覚醒⑨神経系統の変化
- 松果体の目覚めと覚醒⑩太陽神ホルスの動き
前回の記事では黄泉の波動域を通過することによって起きるカルマの引き上げについて書きました。
この怒濤の経験の中で同時に起きてゆくのが肉体の全域を通じた波動域の変化です。
足下から濃密な波動がブワワワワっと上昇を始め、足先から頭の天辺まで一気に駆け上がって肉体全体を包み込みます。
ここへ行き着くまでが怒濤の嵐ですが、始まってしまったら辿り着いてしまうので考え過ぎない方が良いでしょう。
時間的にはホンの2〜3分だと思いますが、人によって過程が異なるかも知れないので、そんなに長くは続かない体験だと知っていれば大丈夫です。
この微細であると同時にとても濃密な波動にとても似ていたのがカウアイ島の北西にあるカララウ展望台の先にあるナパリコアの展望台の地面から押し上がって来た大地の波動です。
今から12月21日までの間にカウアイ島へ旅行に出かける人がどれくらいいるのか分かりませんが一応念のために載せておきます。
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- ▶KAUAI島2011年:目次
2011年にスフィアのクラスで行ったカウアイ島の史跡やパワスポ巡りの日記+情報です。
ナパリコアの大地の波動と、足下から上昇して来た濃密な波動の違いは、その密度と上昇の速さと勢いです。
ナパリコアで大地から波動が上昇して来た時は、ひざ下までです。
それよりも更に微細で濃密な波動が一気に頭上まで駆け上がります。
駆け上がるという表現で書くと身体の外側のような感じですが、実際には細胞レベルの全てに浸透しながら一気に体内と身体の周囲を上昇して行きます。
この波動の伝達に関係するのが事前に行われる全神経に行き渡る神経伝達物質=エンドルフィンだとしか思えません。
神経伝達物質が部分的ではなく体全体の全神経網へと事前に浸透することによって波動が移動し易くなるのだと思います。
この経験に最も近いのが前述したカウアイ島でのナパリコアの大地の波動の夜に体験した至福体験です。
▶カウアイ島・カバラとスフィアとカウアイ星人
この至福な不思議体験の時にも第三の眼の覚醒と、異星人・意識存在・エネルギー的な存在とのコンタクトが起きています。
寝ていて外の風景が肉眼よりも明確に見えてしまい、そこにグループのエネルギー存在の姿も見えました。
異星人または意識体やエネルギー存在とのコンタクトには肉体全体を通じた波動の変容が密接に関係するということです。
この濃密な波動の浸透段階が済むと肉体の感覚はホボ消えて無くなります。
身体を保持しているという感覚はありますが、肉体そのものの存在が薄くなるのです。
完全とも言える静寂と安堵感と伴った至福の時間が訪れます。
この時の視界は眼を閉じているのですが開けているのと同じという奇妙な状態です。
瞼は閉じていたのですが、眼を開けて見ているのです。
視野の風景は真っ昼間の明るさよりも更に明るいゴールデン・ヴァイオレットの神々しい世界でした。
感動するという表現でさえ追いつかない体験でした。
一般的な「感動した!」を通り越した世界です。
感動よりは至福、至福よりも満たされている感覚で、言葉で表現するのが難しいものでした。
全てがそこにある感じでもあり、その先にも全てがあるというか、足りないものが無い状態、または全てが存在していて満ちている世界だとしか書きようがありません。
ネガティブな要素などは存在しえない静寂と平安、至福な領域です。
怖いとか混乱といった感情は皆無に等しくなります。
肉体の感覚は普通に起きていて横になっている時とは全く違った感じ、身体があって無いようだとしか書きようがありません。
このゴールデンヴィオレットの世界には動きがあり、色彩がゆっくりと揺らいでいるような感じで、平面的な世界ではなく、空間的な奥行きがあります。
そしてゴールドの光りの帯が回転し始めると、その中心にプラチナ・シルバーを散りばめたような純白の光りのポータルが出現します。
この時点では意識も落ち着いていて、けっこう冷静に考えられてしました。
一体これって何なのだろう?
この先に何が待っているのだろう?
別に誰かに呼ばれて「来なさい」と催促されるわけでもありませんでした。
目の前の神々しい風景は静かにそこに輝いたままで私の決意を待っているのです。
その眩しい神秘的とも言える光りがポータルなのは分かったけれど、ここへ入るとどうなるのだろう?
そこで色々と現実的なことが脳裏に浮かび始めました。
入ってみるのは良いけれど、帰って来れなくなった場合はどうなるのか?
行って帰ってこれるなら・・・と考えましたが、あの段階で意を決して飛び込むことは出来ませんでした。
誰に何も言ってない、もしもの時の為の連絡事項も用意してない状態で起きてしまったので色々と考えてしまったのです。
そういう意味では仮に肉体次元へ戻って来れない場合を想定して、残してゆく人々の理解と対処のために何か一筆でも書き置きを残しておくと決断しやすいと思います。
心残りを最小限にしておくことが肝心。
そんな感じだったので、考えあぐねた結果に、来いとも来るなとも言われなかったので、しばらくそこに佇んでいました。
それから暫くして全体的な波動の密度が薄れ始め、ゆっくりと肉体的な感覚も戻り始め、目の前の輝かしい世界が遠くなって普通の瞼の裏の状態になって戻って来ました。
今から思えば滅多に訪れないチャンスを見逃した感じで少し後悔もしましたが、後悔先に立たずとはこのことで、それ以来あの経験のことを頻繁に考えるようになったのです。
その中で最も際立った感情が「いったいどうすれば再びあの領域まで戻ることが出来るのか?」
一度あの体験をしてしまうと一生涯忘れることは出来ないでしょう。
それほど強烈で、それと同時に再び戻りたいと熱望させる体験だということです。
ポータルを目の前にする過去最大で最強の神秘体験が終わったのは明らかでした。
そこでこれ以上の経験を求める気持ちも沸き上がらず、その日は安泰な一日で終わりました。
そして想像も予測も全くしていなかった次の別次元の体験が起きたのです。
続く・・・。
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