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脳全体が覚醒して松果体が開くまでの行程の中で最もインパクトの高い経験が「黄泉の国」の波動を通過する時だと思います。
黄泉の国とは死んだ方々の意識が集まっている領域だとしか私には言えません。
この領域はとても混沌として、混乱しているとしか表現が出来ません。
ポータルへ引き上げれる時の兆候として、何か自分が異次元に入っているような、漠然とした怖さ、異質な恐怖感やパラノイア的な考えが沸き上がって来る時が前触れとしてやって来ます。
この領域の波動が上昇している時は、とても変な感じ、普通の日とは全く違った、違和感の中で、普通では考えないような妄想的なアイデアが頭の中を駆け巡ったりします。
感覚的にもリアリティーが変だという雰囲気を受けるでしょう。
このとてつもない違和感や妄想的な世界、彷徨いや混沌・混乱的な波動の領域を前もって少しは経験しておいた方が、本番の時にビビる確率が少なくなる、心の準備が出来ると思います。
この経験が起きた頃に下腹の違和感、気持ち悪さも始まっていたと思います。
この前哨戦の意識慣らし的な次元のシフトの狭間に入り込む経験が始まる頃には、ラップ音的な不思議な音が頻繁に起きていました。
ラップ音といってもオカルト的、心霊的な現象が起きる時のラップ音とはカナリ違った音域です。
まるでドアを軽くノックしているような音が頻繁に現れたり、鳩の鳴き声に似たポッポ・ポッポという音が聞こえて来たりしました。
これらのお知らせの音はオーラの中で派生します。
その時にいる場所によっては分かりづらいかも知れませんが、自分の部屋や然程広くない室内にいる場合は、まるで空耳のように部屋のどこかから聴こえて来るように思えるでしょう。
これは頭の中に直接的に響いて来るテレパシーとは違い、実際に耳を通して聴こえる類いの音です。
また耳鳴りの頻度が多くなり、その音域とヴォリュームが少しずつ大きく、高音域になっていきました。
本番の時にはキュィーーーン!とまるでうねるような高音域の金属音の物凄い耳鳴りを経験するでしょう。
これが起きる時はオーラの中の周波集が全く別の波動域へチューニングされている時です。
耳鳴り的には然程は長い時間ではないでしょう。
多分長くて4〜5秒だったと思います。
頭痛がしなくもないですが、偏頭痛のような感じではなく、頭の芯部が縦に引き延ばされるような感じがする軽い痛みでした。
この高音域の耳鳴りでオーラの全体が黄泉の国の波動とシンクロします。
そこで私は自分でも意外な反応を示しました。
「あれ? 自分は一体いつ死んだの?」
これも全くおかしな話しで、 今生で死んだことがないにも関わらず「死んだの?」と思いました。
意識の中に何故か明確に「死んだ」という認識がやって来るのです。
というとは顕在意識は覚えていなくても、別の意識=潜在的に過去生での死の経験を覚えているのだと思います。
そしてポッポ!という鳴き声が頻繁に聞こえ始めました。
これは急かすような呼び声で、私は「時間が無いから早く準備をしなさい」と翻訳しました。
この辺から下腹の違和感は絶句の気持ち悪さになります。
お腹の中というよりも更に奥の部分がズゥリズゥリと絞り込まれるような感じの気持ち悪さです。
誰かの見えない手で膀胱の近くの臓器を押されている、圧縮されている感覚です。
しかし膀胱ではないと思いました。
あまりの気持ち悪さにバスルームに行って何とか排泄したいと試みましたが、それも無駄骨。
便座に座っていても見えないポッポ君が「早くしろ! 早くしろ!」と焦りの声で呼びかけて来ました。
この段階で気持ち悪くなってもトイレにいかず、そのままベッドに横になった方が良いでしょう・・・。
そして下腹の気持ち悪さがピークに達したように感じられる時点で、物凄く混乱して恐ろしい、それと同時に悲しいやら怖いやら苦しいやらが入り交じった感情が沸き上がって来ます。
これは心理的な怖さとしか言いようがありません。
その中で「ごめんなさい」とか「すみません」「恐縮です」「ありがとう」「感謝します」などという様々な考えと言葉が吹き出すようにやって来ます。
この恐怖と混乱の波をいかに乗り切ることが出来るかが大きなポイントです。
下手したら頭がおかしくなった、気が変になったと勘違いして大パニックになる方もいるかも知れません。
ハッキリ書いて、この時に襲って来る様々に混乱した感情の大波は自分のものではありません。
誰か別の意識のものだと思います。
考えられる可能性は以下の通り。
・自分が輪廻転生してきた今までの数々の過去生の感情
・または今までの人生の中で関係のあった故人の感情
・自分のオーラの中に紛れ込んでいる、入り込んでいたエレメンタルとしての感情
・その時の周辺に彷徨っていた浮上・未浄霊の感情
・自分の家系の中のご先祖様の感情
顕在意識では「絶対に何かが変だ」と思いましたから、自分の顕在域ではなく、潜在域または自分以外の意識の感情が押し寄せて来るのだとしか思えません。
ハッキリ言って、ここで想像を超えたとてつもない大きさの精神力の強さを要求されます。
ここを乗り切るコツは、自分自身であることにシッカリと捕まっていること。
前準備としてホオポノポノで潜在意識の浄化を可能な限り進めておくのもお勧めします。
そして「自分は大丈夫!」「何があっても大丈夫!」と信じ続けましょう。
私はここで気を失ったりしなかったので、気を失ってしまったらどうなるのかは書けませんし、想像も憶測も出来ません・・・。
この時のインパクトは前代未聞の強烈さでした。
あまりの凄さにベッドに這い上がって身体を縮こまらせ、小さく丸まって自分で自分の身体にしがみついていた状態です。
最初の大混的な感情の大波が過ぎ去って行く頃に次の現状が起きるでしょう。
両足から濃密な波動がブワワワっと上昇して来ます。
これが始まったらもう少しです。
足先・足裏から上昇して来て、一気に肉体全域を包み込みます。
これさえ起きればそれまでの恐怖やら混乱やらは一気に上昇して駆け上って行くので安堵感が訪れます。
そしてこれからが本番です。
【波動入りの読む瞑想】