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アロハ
なので今日はアセンションに密接な関係を持っている「第三の眼」について書いてみます。
過去Blogでも様々な角度で書いて来ました。
しかし、2011年10月28日から始まり、今年の春先まで連続して起きたアセンション絡みの経験の中で、今までの第三の眼に関する見解は部分的な理解でしかなかったことが決定的に分かりました。
一般的に第三の眼について書かれていること、または理解されていることは非常に部分的で視野の狭い観点、または経験、理解によって伝えられています。
第三の眼と言うと、過去性や現在の事柄、未来などを見通せる不思議な力、場合によっては全てを見通すことが出来る神の視点と言われることもあります。
そして第三の眼に関する多くの情報は、第三の眼=「松果体」→第六チャクラに関係するという図式で描かれています。
以下はWikipediaで解説されている哲学的な視野においての第三の眼に関する一般的な理解です。
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松果体が内分泌器であることが分かったのは、比較的最近である。
脳内の奥深くにあることから、哲学者は松果体には重要な機能があると考えていた。
松果体の存在は神秘なものとされ、迷信や形而上的な理論がまといついた。
デカルトはこの世界には物質と精神という根本的に異なる二つの実体があるとし(現代の哲学者たちの間ではこうした考え方は実体二元論と呼ばれている)、その両者が松果体を通じて相互作用するとした。
デカルトは松果体の研究に時間を費やし、そこを「魂のありか」と呼んだ。
松果体が人間の脳の中で左右に分かれていない唯一の器官であると信じていたためである。この観察は正確ではない。顕微鏡下では、松果体が2つの大脳半球に分かれているのが観察できる。
松果体に関するほかの理論としては、流体を放出するバルブとして働いているというものがあった。
手を頭に当てて思索を行うと、そのバルブを開くことができると考えられていた。
松果体は、ヨーガにおける6番目のチャクラ(アージュニャーまたは第3の目)、または7番目のチャクラ(サハスラーラ)と結び付けられることもある。
松果体は眠っている器官であり、目覚めるとテレパシーが使えるようになると信じる人もいる。
ディスコーディアニズム(en:Discordianism)と松果体の関係は(よく分からないが)重要である。ディスコーディアニズムは、カリフォルニアのサイケデリック文化を基とするパロディ宗教で、教義はパラドックスに満ちている。
ニューエイジ運動の初期の指導者であるアリス・ベイリー(en:Alice Bailey)のような作家は、精神的な世界観において「松果体の目」を重要な要素としている。
「松果体の目」という観念は、フランスの作家ジョルジュ・バタイユの哲学でも重要なものである。批評家ドゥニ・オリエはla Prise de la Concordeの中で、バタイユは「松果体の目」の概念を西洋の合理性における盲点への参照として使っていると論じている。
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この一般的な第三の眼に関する理解または解釈は、とても部分的で視野が狭く、または真実を現してはいません。
実態を熟知していない憶測の域を出ていないということです。
松果体が第三の眼という機能の中で大きな役割を果たしているのは確かなことですが、松果体だけが第三の眼なわけでもなく、その中心部でもないからです。
では始めに松果体に関する情報の中で重要な部分を引き出してみます。
松果体(しょうかたい、英語:pineal body)は、松果腺 (pineal gland) 、上生体 (epiphysis) とも呼ばれます。
脳の中に存在する小さな内分泌器のことで、概日リズムを調節するホルモンとして知られている「メラトニン」を分泌します。
脳内の中央、2つの大脳半球の間に位置していて、2つの視床体が結合する溝にはさみ込まれていて「視床後部の一部」を構成するものです。
この「2つの視床体が結合する溝にはさみ込まれている」「視床後部の一部を構成する」という部分は重要なので覚えておいた方が良いでしょう。
人間の松果体は主に松果体細胞で構成されていますが、合計で5種類の細胞があるとされています。
1 松果体細胞:4つから6つの突起がある細胞体からなり、メラトニンの生産と分泌を行います。
2 間質細胞:松果体細胞の間に位置しています。
3 血管周囲性の食細胞:松果体には多くの毛細血管があり、そうした血管の周りにある血管周囲性の食細胞が「抗原」を提供します。
「抗原」というのは免疫反応を引き起こさせる物質の総称で、腫瘍マーカーは血液中に現れる「抗原」の数値のことです。
4 松果体ニューロン:松果体に神経細胞(ニューロン)が存在するのは高度な脊椎動物のみです。
5 ペプチド含有ニューロン状細胞:「パラ分泌」を調節する機能があると考えられています。
「パラ分泌」とは分泌された物質(松果体の場合はメラトニンまたはDMA)が、分泌した細胞の近隣の細胞に作用すること。
ペプチド(独: Peptid、英: peptide)は、決まった順番で様々なアミノ酸が繋がってできた分子の系統群のこと。
さらには以下のような項目が挙げられます。
松果体は上頚神経節から交感神経の支配を受けます。
蝶口蓋動脈と耳神経節からの副交感神経の支配も受けます。
いくつかの神経線維が松果体の軸を貫いている(中央の神経支配)
神経ペプチドPACAPを含む神経線維によって、三叉神経節のニューロンによる支配も受けます。
人間の松果体の胞には、脳砂と呼ばれる、化学的にはリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、リン酸アンモニウムから構成された砂のような物質が含まれ、 最近では「方解石」の沈殿物も報告されています。
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これらの松果体の解説の中で最も重要な部分は、松果体は分泌系であり、その中央を貫いている神経繊維によって周辺の器官に影響を与え、また神経系によってその他の神経支配を受けるという部分です。
松果体が神経支配を受けるのは上頚神経節(交感神経支配)と蝶口蓋動脈と耳神経節(副交感神経支配)。
松果体の働きは自律神経(交感神経と副交感神経)の影響を受けると覚えると良いでしょう。
また近年において松果体が分泌するホルモンはメラトニンだけではなく、神秘の物質、または魂の分子とも呼ばれる「DMT」という物質を放出することが分かっています。
この「DMT」は人間が死を迎える直前に松果体から放出される物質です。。
精神世界または哲学的な見地の中で一般的に理解されている「松果体=第三の眼」という説は、この神秘の物質「DMT」に関係しているのは明確です。
しかし「DMT」だけが第三の眼の機能の中心部なのではありません。
第三の眼というのは一般的な枠または機能を超えた超越的な視覚のことであり、松果体は視覚に関係する器官とは捉えられていません。
視覚的な情報処理の経路の中でその中心的な役割を果たす器官は「外側膝状体(がいそくしつじょうたい)」という部位です。
そういう意味では松果体=第三の眼という図式は完全な思い違いに値します。
第三の眼の機能と構造を正しく理解するためには、眼球が捉える視覚的な情報がどのようにして脳内で処理され、映像として認識されるのかを知る必要があるでしょう。
松果体は映像処理に直接的に関係する器官ではなく、その処理を引き上げる類いの器官です。
第三の眼が開いている、働いている状態は「普通の視覚的な機能を超えた領域を捉えることが可能になっている状態」です。
視覚部が普通の状態より飛躍的に機能を現している状態です。
映像を捉えることが出来るのは、様々な部位が総体的に関連して働いているからであり、松果体は視床後部の一部なだけす。
では次は更に進んで第三の眼の中心的な役割を果たす「視覚部」に絡めて書いてみます。
続く・・・
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