2012/02/25

天空と太陽の神ホルス(59)


ALOHA


本日一回目の更新です。

ギリシャの神様も複雑ですが、エジプトの神様も複雑です。


ホルスHorus、エジプト語ラテン文字転写:Hr, Hru 、古典ギリシア語: Ώρος, Hōros)


エジプトの神々の中で最も古く、最も偉大で、最も多様化した神様です。

オシリスとイシスの息子で「天空と太陽の神」とされています。


神話によってはオシリス、イシス、セト、ネフティスに続く5人目の兄弟となる場合もあります。


ホルスの敵対神として有名なのは「セト神」。


中央の「軸=杖」

杖の上に楕円形のカプセルが乗っています。

右側に立つのがホルス(光り=陽)

左がセト(闇=陰)

上の石盤の構図が指しているのは善悪と陰陽のバランスです。

下の石像の場合は間にファラオが入っています。


ファラオの後ろにある巨大なタラコのようなものは何でしょう?

ホルスの元素は「大気」と「火」


その色は一般に「黒・赤・白」


神話形態の中で父神オシリスの後を継いでホルスが現世の統治者となります。

その延長線上で人民の統治者であるファラオは神ホルスの化身とされていました。


この冠にはビックリしました・・・。

ハワイアンの神様の中にも同じような冠をつけた木像があります(驚!)


ファラオはホルスの化身として加護と権威を与えられ、王につけられる複数の名前の中にもホルス名が組み込まれます。


通常ホルスは隼の頭をした太陽と月の両目を持つ男性として表現されますが、時代とともに隼から人間の姿へと移り変わってゆきます。



このヴァージョンの頭には「巨大な冠」のようなものが乗っています。


この「巨大な冠」には様々な組み合わせがあり、ホルスだけでなくその他の神様を表すデザインの中にも登場します。

この「巨大な冠」の意味と組み合わせが最も重要なポイントです。

 

ホルスの妻はハトホルが正妻ですが、その他の女神を妻とする場合もあるようです。

イシスに次いで広く崇拝され、ギリシアではアプロディテと同一視されています。

女神ハトホルは、世界を生み出した天の雄牛、鉱山の守護神、養育神、子供を守る女神などの多様な側面を持っています。


ハトホルは雄牛の頭部をもつ姿で表されます。

人の姿で現される時も頭に牛の角が生えており、その間に太陽円盤を載せています。

「冥界へ行く者達」に「乳とイチジクから作られた食物」を与える役割を持っています。

「冥界」=「多次元」です。

「冥界へ行く者」=スピリット、または「意識」ですね。

そこから牛とイチジクも彼女の象徴とされ「南方のイチジクの女主人」という呼び名も生まれました。

ハトホルは「冥界へ行く者」に「乳とイチジクから作られた食物」を与えるという比喩は何でしょう?


この答えはすでにAS2012過去ブログの中で何度も書いてありますから、すでに分かってしまった方も多いでしょう。
ホルスの母または妻とされる「女神ハトホル」の名は「ホルスの家」という意味だそうです。

ハトホルの中に棲んでいるのがホルスということです。


ホルスは別名を持ち「ホルミオスではライオンの外観」に変容し、別名「ハルマキスではスフィンクス」に変容します。



これはどうみても爬虫類の胴体に隼の頭がついているようにしか見えません。

ホルスは色んな姿に変容するわけです。


母神イシスの膝に乗った幼児
(ホルサイセ・ハルポクラテス)


ホルス信仰が発展するにつれて、ホルスは幼児神とも考えられるようになりました。

ホルスは養って育てる必要があるということです。

簡単ですね(笑)
では次はかの有名な「ホルスの眼」について書いてみます。

続く・・・


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