彼女のコメディーは外すことが少ないので、安心して観ることが出来ます。
軽いノリが多いので、あんまり期待はしてなかったんですが、ハマりました。
この映画は、家族から離れて一人で生きている人にお勧めです。
話しのスジは、話すと面白くないので、映画を見てください。
何が良かったのかと言うと、サンドラ・ブルロックの性格設定です。
健気に強く生きている振りをする女性の姿は多く人の共感を呼ぶでしょう。
彼女は随分と若い時にアカデミー賞をもらってますから、上手いのは知っていましたが、やはり上手いのだと実感しました。
この映画は、基本的には恋愛ものですが、結婚というテーマが、その愛情の幅を家族の間にまで広げています。
要は、結婚というものは、本人二人だけの問題ではなく、家族との問題でもあるということです。
アメリカの家族のイメージというのは、日本のものとはカナリ違います。
現在の日本の家族の在り方に比べると、アメリカの家族のイメージというのは、理想的な在り方を絶えず追求しているように思います。
まぁ、誰でも観れる映画の内容ですから、そこで描かれている家族の在り方というのは、理想的であるにこしたことはないと思います。
アメリカ的な家族の理想的なイメージというのは、理解し合うということかも知れません。
お互いをお互いに押し付けない。
家族同士でコントロールし過ぎない。
この国は基本的に自立主義ですから、子供の自立を尊重する方向が強いですね。
家族がバラバラになってしまうような事件はいくらでも起きえます。
親には親の思い込みがあるし、子供には子供の考え方や、世界観があります。
親というのは、子供を愛するばかりにツイツイ、手取り足取り、スゴイ場合には、子供の将来までコントロールしようと躍起になることもありますね。
この映画は、様々な場面で、個人の〈意思〉を確認させられる場面を数多くのヴァリエーションで見せられます。
婚約者の視点
息子の視点
母親の視点
父親の視点
祖母の視点
この映画の中で気持ちよいのは、それぞれの登場人物が、自分の人生をシッカリと生きている部分でしょう。
家族どうして依存してないわけです。
依存してないので、足を引っ張らないし、調和を目指しているので、事件が起きたら、家族みんなが幸せになるように努力をして、解決策を見いだそうとします。
親は子供を自分の枠に囲い込みガチですが、囲われる子供達に独自の世界があった場合には、そこには分離が派生しますね。
自分のものではない価値観とか、生活を強いられると、小さくなるし、自分が狭くなるように感じるので、出て行ってしまうわけです。
私のところに、チャネリングやヒーリングを学びに来る人達というのは、ある意味で私が部分的に教えて育てるわけですから、思い入れも大きくなります。
しかし、そこで生徒さん達を自分の枠の中、私の檻の中に囲い過ぎても問題になるわけです。
依存されても問題ですけど、私が囲っても問題になるわけです。
親的な立場、先生的な立場になると、無意識的にコントロールしがちになるのかも知れませんね。
教える立場としては、シッカリと自立していただくことを念頭においています。
囲ってしまう状態を作ると、生徒さんが先生の檻の中から出て行かない、出て行きにくくなります。
ファミリー的な結束というのは、繋がっているという意味で必要だと思いますが、絶えず手綱を引いて管理していると、それは完全に〈囲っている〉ということになりますね。
本当の意味での家族という姿を考えさせられました。
良い意味で自由にしてあげられる
良い意味で、成功も、失敗も含めた経験を与えてあげられる
自立させてあげられる
認めてあげられる
自分のエゴが満足しなかったかと言って関係を断ち切らない
いつでも戻って来ることが出来る空間を維持してあげられる
家族というのは、一番小さなコミュニティーの単位ですから、ここが基本になります。
相手を自立させてあげるためには、自分もシッカリ自立していないと難しいですね。
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