これは面白いです。
バーバラ スィーリング (著), Barbara Thiering (原著), 高尾 利数 (翻訳)
近年の「史的イエス」研究の袋小路に青天霹靂の活路を切り開き、読者に知的興奮を覚えさせる書。
著者は「死海文書」に取り組んで、処女降誕、イエスの奇跡、復活など「聖書」の数々の謎を解きあかしていく。*
- 単行本: 453ページ
- 出版社: 日本放送出版協会 (1993/12)
- ISBN-10: 4140801441
- ISBN-13: 978-4140801444
- 発売日: 1993/12
何の気無しに読み始めたんですけど、読み進めて行くと、現在のキリストに関するイメージが、かなり変わります。
話しのポイントは、
聖母マリアの処女受胎の背景
キリストは磔で死ななかった
キリスト復活の裏
キリストの実質的なアセンション:即位の背景
私は聖書学者ではないので、何とも言えませんが、この本を読んで、とても納得しました。
聖書を読む時に、その時代の背景とか、宗教形態の在り方とかを理解してないと、聖書に書かれていることは理解できないということですね。
歴史の背景というか、ユダヤ教の宗教的な背景とかを追って、聖書で表現されている言葉のアヤを、解読するように紐解いてゆきます。
少し読むのが難しい本ですが、読んで行くと、少しずつでも分かるようになります。
この本で解説されている内容が、本当の史実に近いものであるのなら、現在ニューエイジで言われている〈アセンション〉というものの見方が変わると思います。
他にもそれらしい本を見つけたので、ご興味のある方は読んでみたら面白いかと思います
- イエスの古文書〈上〉 (扶桑社ミステリー)/アーヴィング ウォーレス
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- イエスの古文書〈下〉 (扶桑社ミステリー)/アーヴィング ウォーレス
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- 死海文書の封印を解く―二千年の眠りから覚めたユダヤ・キリスト教の驚くべき真実 (KAWADE夢新書)/ベン・K. ソロモン
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