アルバカーキからロズウェルまでは車で約4時間30分。
アルバカーキ空港からロズウェルまで飛行機は飛んでいませんが、テキサスからロズウェル行きの便が出ていることが後から分かりました。
とにかく高速道路を南下して延々と走り続け、途中で東に向かう高速に入りました。
行き道の途中に世界で最初に原爆実験が行われたトリニティー実験場のあるホワイトサンズという地域があるので、そこで少し停まれるかと期待していましたが、私がトリニティーの看板を見つけた時には時すでに遅く、車はサッサと看板を通り過ぎてしまい、引き返すのも難なのでそのままロズウェルへまっしぐら。
ビリーザキッドと呼ばれた荒野の暴れん坊が最後に隠れた街を通り過ぎ、さらに延々とドライブして、最終的にロズウェルに辿り着いたのは昼過ぎでした。
ロズウェルの街中に入る前にガソリンスタンドでトイレ休憩に入ったのですが、列をなして並んでいたので途中で断念。 わたしは背が高い東洋人なので〝この人いったい何人なのだろう〟的に驚かれたようで結構ジロジロと観察されました。
アメリカの中西部の人たちにとって見慣れない人種というのは異星人の一歩手前に当てはめれるのかも知れません。
私たち人間は一般的に見慣れないものに対しては警戒心が湧くか、それとは逆に見ているものを現実として認められない、幻想や白昼夢として片付けてしまったり、または全く認知しないという不思議な傾向があります。
正直な話、実際に宇宙人が目の前に現れた場合、自分が一体どんな反応をしめすのかは想像の域を超えません。
しかし、波動的な感覚で書いてしまうと、現れる宇宙人の波動に違和感がなければ、警戒心などは抱かないでしょう。
この街を一躍有名にしたロズウェルUFO墜落事件というのは、1947年の7月7日に街から約70マイル離れた牧場地帯に未確認飛行物体が墜落し、その現場から宇宙船と共にそれに登場していた異星人の遺体、または生き残りが米軍によって回収されたと伝えられている出来事です。
この事件は日本の矢追順一さんのテレビ番組で何度も取り上げられているので、ご存知の方も多いでしょう。
これに関わったのが現在はウォーカー空軍基地と呼ばれる、当時のロズウェル陸軍飛行場です。
翌日の7月8日にロズウェル空軍フィールドの情報事務局はプレスリリースを発行し、その中で「ロズェル均衡の牧場内で墜落した空飛ぶ円盤を回収した」と報道し、各メディアの注目を浴びました。
しかし翌日になってその報道は覆され、回収されたのは空飛ぶ円盤ではなく、レーダーを追跡するための気球だったと訂正するプレスコンファレンスを行います。この情報の裏返りによってロズウェル事件はUFO研究家達の間でも次第に無視されるようになってゆきます。
それから30年後の1978年に物理学者でありUFO研究家でもあるスタントン・フリーマン氏が、1947年の墜落事件の際に現場に関わっていたジェシー・マーセル少佐との会談の中で「米軍は宇宙船の回収をカバーアップ(捏造・隠匿)している」と声明を出します。
彼の話は急速にUFO研究家達の間で広まり、1980年にはナショナル・インクワイアという雑誌でマーセル大佐のインタビューが掲載され、ロズウェル事件は再び世界的な脚光を浴びることになりました。
さらに当時の目撃者の証言や、新しく詳細な情報が付け加えられ、それらの中で米軍は宇宙船と宇宙人の回収のために大掛かりな作戦を11カ所にもおよぶ回収地点で繰り広げ、それに関わった目撃者達は政府から脅迫を受けていると報道されます。
そして1989年には元葬儀屋だったグレン・デニス氏は、空軍基地の中で宇宙人の死体解剖が行われたと暴露します。この後にも政府は捏造した情報を一般に提示し続けます。
しかし1990年代の始めに政府内で働く誰かから極秘情報が一般に露出することになり、その中に「マジェスティック12」というコードネームのついた書類も含まれていました。
「マジェスティック12」というのは影の政府によるUFOなどの情報を隠匿して情報を捏造し、真実が一般に知られないように暗闇に隠してしまうことを目的に結成された組織だとされています。
こういった経緯でロズウェル事件は様々な論争を呼び、現在ではアメリカでのUFO神話の核と呼ばれるくらいになり、1994年には「ロズウェル」というテレビ映画のミニシリースがカイル・マクラクランとマーチン・シーン主演で製作され、この作品はゴールデン・グローブ賞にもノミネートされました。
同じく「ロズウェル」というテレビ番組が1999年から2002年まで放映され人気を集めました。
近年で最も注目を浴びたのは、スティーブン・スピルバーグ監督が製作総指揮にあたって製作された、当時、天才子役として脚光を浴びていたダコタ・ファニングス主演で放映されたミニ・シリーズ「テイケン」というテレビ・シリーズです。
「ロズウェルの街には何も無い」と神様ハンズから言われていましたが、私の場合は物理的に街の中にお買い物センターがなくても、食べる所が少なくても、その街の波動が私の全体性を活性化して楽しくさせてくれれば、それだけで良いと思っていました。
ロズウェルの街の中に入った時点で波動がかなり変わって、普通の街には無いET波動が高くなって来ましたから、それだけで身体も意識も軽くなって嬉しくなってしまいました。
普通の感覚だと理解しにくいかも知れませんが、とにかくこの街に立っているだけで嬉しいわけです。
ロズウェルの街の観光拠点になっているのは昔の映画館を改造したUFO博物館で、もっと近代的なイメージの新しい博物館を建設するために募金が行われていました。
館内には色んなパネル展示があり、ロズウェルの歴史から、カヴァーアップの真相、クラッシュ・サイトを再現したモデル、回収現場の写真や、UFO回収現場で見つかった怪しい金属の写真、それに刻印されていたシンボルに関する展示。
現場を再現した立体モデル、コンタクティーやアブダクティーの人々がスケッチした一般的な宇宙人のイメージなどもありました。
テレビ映画「ロズウェル」の中で使われた宇宙人の死体を再現したブースのレプリカは、とても存在感があり、身体の大きさとか、顔の形とか、とても良く出来ていると思いました。
この種類の宇宙人はテレパシーで交流するのですが、その時に両方の耳を振動させて、その波動で思考の力を拡大させて伝達するのです。宇宙人のレプリカは良く出来てましたけど、その隣に立っていた人間のマネキンは笑えるものがありました。
アメリカ各地の洞窟や岩壁に刻まれているスタービングのペトログリフや、アボリジニ族の描いたスタービイングの岩壁彫刻もありました。
世界中の各地に人間の姿ではない不思議な姿をした人物像が残されているわけですテレパシックな能力が高いことで知られるアボリジニは〝自分たちの先祖はプレアデス星からやって来た〟と明確に公言しています。
ハワイのあちこちにもペトログリフが沢山残されていて、その中のイメージには、とても人間の姿を描いたものとは思えない、不思議な様相をした人物像もあり、古代ハワイアンの文化もプレアデスと深い関係があります。
カメラで撮影された宇宙船の写真の数々は、この20年間くらいでかなり様相が変わって来ていると思います。
ひと昔前の宇宙船のイメージというと、アダムスキー型や、本当に円盤のようにみえるシンプルなものが多かったのですが、近年では、四角いものや、三角形のもの、また半分生きているようなオーガニックな雰囲気の宇宙船も多く目撃されています。
今は昔と違ってデジカメを持っている人も多く、またデジタルレコーダーを持っている人も増えて来たので、これからもっと宇宙船を捉えた映像が公開されてくるでしょう。
九州の北にある島、対馬の周辺で観測された未確認飛行物体の飛行ルートを描いた図。UFOは世界中で目撃されていますが、九州と対馬の海域にも何かしらのエネルギーのラインが走っているのでしょう。
それらの展示物は別に対して凄いと思わせる内容のものでないので、きっと普通の人がこの博物館に来ても、そんなに嬉しくないかも知れませんが、それでも全く構わないというか、そういう次元の問題ではなく、それこそ魂レベルでの満足度の問題で私にとっては楽しい玩具箱でした。
日曜日だったので人ごみを予測していましたが、そんなに沢山の入園者がいたわけでもなく、私たちがいた間に入館していたたちは15人にも満たないでしょう。
とにかく地理的に来ることが困難というか、そうそう簡単には来れない場所だけに、ここへ来る人たちというのは、本当にUFO系のことに興味があるか、たまたま通りかかったから寄ってみたかのどちらかだと思います。
同じ時間帯に館内にいたお兄さんは全く知らない人なのに、妙に親近感を感じてしまいました。
ロズウェルの街にはエイリアン雑貨を集めたお店が何軒もあります。置いてある製品はTシャツや雑誌、ビニールのエイリアン人形などと同じようなものが多いのですが、そのお店を覗くだけでも楽しかったです。
とにかくガランとした雰囲気の平らな街なのですが、私的には時間の許す限り留まっていたいと思わせる街、何にも無くてもしばらくは楽しく過ごせそうな街で、次回があるのならこの街に宿泊して墜落現場にも行ってみたいと思いました。
本当はロズウェルの街だけではなく、そこから70マイル離れている本当の墜落現場にも行ってみたかったのですが、帰り道と方角が違うので今回はパスすることに。
私たちは再びアルバカーキへ向かって戻り始め、私の中では来る途中に止まることが出来なかった土地、原爆実験が行われたトリニティー実験場へ行けるという期待が高まっていました。
続く
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