2013/01/23

南米チャピン文明の意識変容の儀式

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★南米チャヴィン文明の意識変容の儀式

チャヴィン文明というのは、紀元前1200年から400年の間にアンデス北部の、海抜から3150メートルの高地で発展した前インカ文明のことです。


この文明の中で最も名が知られている遺跡は首都リマの北部の高地で発見された紀元前900年頃に建設されたと推測されている巨大で平坦なピラミッド「チャヴィン・デ・フアンタル」です。


古代エジプト史での第三中間期(紀元前1069年から653年)の第22王朝から26王朝の時代に当たります。

この遺跡がチャヴィン文明の宗教と政治のセンターだったと考えられています。


高地で発展したために、高緯度の環境に適応するための発明が成され、雨期に洪水で神殿が破壊されないように、灌漑システムを導入しているそうです。


この神殿コンプレックスの中には、巨大なプールが備え付けられていて、それは神殿の山家にある川から水を引いていたことも判明しています。

この神殿のあり方は更に高地のボリビアにある巨石文明のティワナコ遺跡と同じような構造です。

神殿の全体的な容姿は聖なる動物であるジャガーが吠えている姿を比喩していると説明されていました。

建設に使われた素材は近郊で発掘された白い花崗岩と黒い石灰岩。

チャヴィン文明は高度に発達した冶金学、ハンダづけ、そして温度調節に関する技術と知識を持っていました。



彼らは洗練された金を扱う初期段階の技術、そして金属を溶解する技術も発見しており、はんだを使用しています。

この遺跡には重要な意味を持っていたであろうとされる三つの石碑と、多くの「テノン頭」が発見されています。

「テノン頭」というのは神殿一帯で発見されている、牙を剥いたジャガーの頭が刻まれた巨石で、元々は神殿の壁の上部に装飾されていたものです。


▲テノン頭
そしてボリビアのティワナコ遺跡にも様々な人種の頭を描いた石頭があり、プールの石壁から突き出ています。

「テロ・オベリスク」には植物やワニ、鳥、畑、人間などが刻まれ、創世の物語を現しているのではないかと思われています。


▲テロ・オベリスク


彼らが信仰していた神様の姿は、蛇の姿をした髪の毛で長い牙を持ち、対立するフォース:理力とのバランスを司る神様とされています。

食物の神様は「飛ぶワニ」

地下世界の神様はアナコンダ

超自然世界の神様はジャガー

これらの三つの神様の姿は古代エジプトの神々の中にも同じものが見られます。

この「飛ぶワニ」に近いもので、ワニの胴体にハヤブサの頭(ホルス)という奇妙な石像が見つかっています。




▲ハヤブサの頭とワニの胴体のホルス


▲黄泉の国で大蛇と戦うセト神


▲雌ライオンの神様ワジェット・バスト

チャヴィン文化の中の宗教は、人間の変容、またはシェープ・シフティング(姿を変える)に関係していたと解説されています。

古代エジプトの神々の姿の変容はシェープ・シフティングです。

古い神殿の地下には、張り巡らされている迷路のような通路があり、部屋のように区切られている空間もあります。


この地下神殿の中央部に、彼らにとっての中心的な存在の神様の姿を刻んだ4メートル53センチの高さがある「ランゾン石碑」と呼ばれる石柱が見つかりました。


▲ランゾン石碑
「この石碑は神殿の中心部に位置し、天界と地上を繋げる「世界のヘソ」または旋回軸となって、天国と地球と地下世界へ繋げる機能を果たしていた」 

「参拝者は真っ暗な地下神殿の迷路の中に入る前に植物から抽出される幻覚剤を飲み、神様の石碑と対面することによって、何かしらのスピリチュアルなヴィションや啓示を受けていた」と解説されています。

信仰している神々との交信に幻覚剤を使用するアイデアはチャヴィン文明に限ったものではありません。

古代エジプトでも青い睡蓮の花を食べる、その香りを嗅ぐことで精神的に変容することを促していました。

幻覚剤でラリった状態で地下の暗闇に入って行くという行為を想像すると、精神的に一体どんな状態になるのか想像することが難しいです。

その暗闇の中で、神秘的とも奇怪とも言える巨大な石柱と対面するわけです。 



▲ライモンディ石碑

「ライモンディ石碑」はチャヴィン文明の芸術の中でメジャーな位置を占める神聖なオブジェのことです。

その高さは7フィートもあり、素材は洗練された技術で磨き上げられた花崗岩に刻まれています。

この石像はContour rivalryと呼ばれる、イメージに複数の多様性を持たせ、多重に翻訳することを目的としているチャヴィン文化独特の表現方法でデザインされています。


▲ライモンディ石碑の図版

この石碑を一つの視点で眺めると、二本の杖を持っている物凄い表情の神様です。

その眼は上向きで、数多くの渦巻きと蛇の形がデザインされた凝った頭飾りを向いているように見えます。

それを逆さまにして見ると、同じイメージでも違うものに変化します。

頭飾りは積み上げられた笑顔の列と牙を剥いた顔になるのです。

これは立体的で段階的な動きまたは変化を一枚の絵として表現しようとしたのでしょう。

一枚の構図の中に複数の動きがアニメーションとして刻まれているのです。

この石柱に刻まれたデザインは、明らかに「頭部の変容」を段階的に表現しています。


▲ライモンディ石碑の図柄の上昇段階

そしてチャヴィン文明と変形頭蓋骨が関係するのか調べていたら発見したチャヴィン・スカルと呼ばれる石に刻まれた異星人らしき頭!


▲チャヴィン・スカルと呼ばれる石の頭の正面

 

▲チャヴィン・スカルの横側

 これを宇宙人と呼ばずに何と呼ぶのでしょうか・・・(笑)



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