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古代ギリシアではアプロディテ、古代ローマではヴィーナスと同一視されています。
女性性に大きく関係する女神ハトホルは、長い古代エジプトの歴史の中で最も重要で、なおかつ最も人気の高い神さまの一人です。 女性が子供を産むのを助ける「受精の女神」であり、牛とシチジクの女神でもあります。
女神ハトホルは牛の女神として頭に角を乗せ、その中にウラエウスが囲んだ太陽のディスクが描かれます。
また場合によっては雄牛の頭部をもつ姿で表されることもあります。
神殿に並ぶ柱の上部に女神ハトホルの頭部がしつらえた装飾柱はハトホル柱と呼ばれます。
彼女のその他の役割としては、音楽と踊り。
古代エジプト人の芸術品である「シストラム」は、女神ハトホルにも、とても近い結びつきを持っています。
「シストラム」というのは女神ハトホルに使える女性の神官が持ち、真鍮または青銅で制作された、振ると音を奏でるパーカッションに含まれる聖なる楽器のことです。
踊りと喜び、そして祝祭の女神バステトの信仰で始まったとされ、特に女神ハトホルに関する宗教的な儀式での踊りに使われていたと解説されています。
シストラムはナイル川の反乱を抑えるために鳴らされ、また砂漠と嵐、暗闇と混沌の神であるセト神を脅かす目的でも奏でられました。
女神イシスの役割が母親と創造主であるためにナイル川の氾濫に関係し、彼女の手にもシストラムを持っている姿が描かれています。
この聖なる楽器シストラムが現している女神ハトホルとの関連は、揺らし続けることによって派生する「金属的な音」です。
女神ハトホルは女神アイシスのように、母であり、娘であり、ラーの妻であり、ホルスの母でもあり、ラーの娘で頭が猫として描かれる女神バステトとも関係づけられています。
後期の時々においては「二対の羽」表現されていました。
「シストラム」と同じようにハトホル神に密接に関係するのが「メナト」のネックレス。
「メナト」とは女神ハトホルの代名詞として使われる言葉で、ヒエログリフ的には少し違った綴りで書かれ、女性がビーズと紐で胸につける音を奏でるターコイズ製の胸当てのことです。
メナトは富と幸運を引き寄せ、豊かな結実と健康を招き、悪魔的なスピリットから守るとされています。
その後に新王国の時代の後半の二分の三にあたる19〜20王朝になると、メナトは死後の世界でのお守りとして死者と共に葬られていました。
死者を次の生へと迎えるとされる女神ハトホルが「西の女王」として墳墓に描かれるために、王族と共に庶民からも崇拝されていました。
その他にも他国の土地、鉱山労働者の保護者でもあります。
古代エジプト人が銅を発見したのは約5000年前だとされ、世界で最初の銅の採掘がイスラエルのベノ・ロゼンバーグにあるチムナ渓谷で始まりました。
紀元前13世紀にセティ一世は銅鉱山の入り口から数km離れた場所に、15mX15mほどの小さなハトホルの神殿を設立しています。
またハトホルは太陽神ラーと複雑な関係にあります。
彼女がラーの眼だった時、ハトホルはラーの娘とされていました。
それと同時にハトホルはラーの母親でもあったのです。
しかし後にはラーが王権に関するホルスの役割を引き受けた時には、彼女がラーの母親であると考えれられました。
第一王朝時代では、空の女神として太陽神ホルスとの関係が指摘され、女神ハトホルは「ホルスの館=ウァジェト」とされています。
Hathor ( Egyptian: Ḥwt-Ḥr, "mansion of Horus:ホルスの館(大邸宅)")
時によってハトホルの目が「ウァジェト」のデザインで表現されることもあります。
一般的にはイシスがホルスの母親とされていますが、場合によってはハトホルと入れ替わることもあり、イシスと同じように「ホルスを育てる」という姿で現されます。
また時によってはホルスの妻にも変容します。
ここで現れて来るのが「乳=牛」と「ミルク=イチジクの汁」という図式です。
そこから「南方のイチジクの女主人」とも呼ばれ、イチジクも彼女の象徴とされています。
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