天空と太陽の神ホルスには四人の御霊分けがいます。
一般的にはホルスの四人の息子たちと呼ばれます。
・インセティ → 人間の姿
・ハピ → ヒヒの姿
・ドゥアムトエフ → ジャッカルの姿
・ケベフセヌエフ → ハヤブサの姿
その中ではホルスの息子たちではなく、ホルスの四つの魂と表現されています。
また、それぞれの御霊分けは、ホルスがアイシスの加護を受けるように、一人ずつ別の女神から守られています。
・インセティ → 女神イシス
・ハピ → 女神ネフティス
・ドゥアムトエフ → 女神ネイト
・ケベフセヌエフ → 女神セルケト
それぞれのエッセンスには相互関係のある女神のエッセンスが対になって関係しているということです。
彼らは王様の友人達と記され、彼らが王様を東の空に向かう階段を上らせ、天界へとアセンションさせる梯子の役割を果たします。
ここで「ファラオ=ホルス=ホルスの四人の息子達で構成されている」という図式が現れて来ます。
前頭部側に立っているのは「人間の姿をしたインセティー」と「ヒヒの姿をしたハピ」です。
後頭部側に立っているのは「ジャカルの姿をしたドゥアムトエフ」と「ハヤブサの姿をしたケベフセヌエフ」。
これを分泌腺の配置的に捉えてみましょう。
頭部の全面は下垂体。
頭部の後面は松果体。
前頭部側に立っている「人間の姿をしたインセティー」と「ヒヒの姿をしたハピ」は額から下垂体へ入り込む。
顔の向きを反対にすると四人の息子たちの並びは上のプレートと同じになります。
この解釈でホルスを捉えると、これらの四人が一組になってホルスが造られているということになります。
言い換えると「ファラオはホルスの四つの魂の現れであり、ホルスの加護を受ける」と表現することも出来ます。
ここで大切なポイントは、ホルスの四人の息子たちは、ホルスの四つのエッセンスであるという部分です。
このホルスの四人の息子たちは、人体をミイラ化する際に体内から取り出された4種類の内蔵を納めるカノプス壺に関係しています。
脳は水分を多量に含んでいるために、頭蓋の中に残しておくと粘液になってしまい、身体を腐食させてしまうためにカギ棒でかき回されて捨てられたと解説されています。
取り出されたこれらの臓器はオイルを塗られて防腐処理を施され、それぞれの壺の中に納められました。
ホルスを構成する4つのエッセンスに関係するそれぞれの臓器は、体内の錬金術を通じて「ホルス」を製造するための生体的な化学工場なのです。
この図式で捉え直すと現在の解釈とは違う趣のものが見えて来ます。
・インセティ → 肝臓に関係するエッセンス
・ハピ → 肺に関係するエッセンス
・ドゥアムトエフ → 胃と小腸の一部に関係するエッセンス
・ケベフセヌエフ → 大腸に関係するエッセンス
・ハピ → ヒヒの姿 → 肺
・ドゥアムトエフ → ジャッカルの姿 → 胃と小腸の一部
・ケベフセヌエフ → ハヤブサの姿 → 大腸
ここに関係するのが前の記事で書いた、女神ハトホルが魂に与えるシカモア・イチジクの白いミルク、前立腺とスキーン線に関係する乳白色の液体です。
生殖腺に関係し、下腹部にある海綿体の器官の位置は、クンダリーニ・ヨガや、タントリック・ヨガ、丹学の中でも重要視されています。
その位置から体内で練金される「物質」が「脳」へ向けて送り届けられるからです。
この体内で精製・精錬された物質が下腹部の海綿体へ集まり、そこから脳へ届けられることで悟り・覚醒の体験が起こりえるということです。
前立腺とスキーン腺で生産される液体で同じ成分なのは「ウテログロビン:Uteroglobin」「PDE5」「酸性フォスファターゼ」等だと解説されています。
酸性フォスファターゼは「肝臓」や脾臓をはじめとする身体各部に存在しています。
ここで酸性フォスファターゼは肝臓に関係する「人間の姿をしたインセティ」と結びつきます。
PDE5の活動は人間の「結腸細胞と腸の組織内」で現れます。
ここでPDE5は大腸に関係する「ハヤブサの姿をしたケベフセヌエフ」と、胃と小腸の一部に関係する「ジャッカルの姿をしたドゥアムトエフ」と結びつきます。
残りの胃に関係する何かが判明すれば、ホルスを構成している四つの要素のメドがつきます。
面白くなって来ましたね(笑)
続く・・・。
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