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前回の仏陀とロータス:蓮の花に関係する記事を書きました。
▶仏陀と蓮の花
そしてロータスは古代エジプトにも深い関係があります。
まず最初にロータスの仏教圏とエジプトでの表現の違いを書いておきます。
日本ではロータスと言うと「蓮の花」を指しますが、西洋圏でロータスというのは、蓮の花と睡蓮の花の両方を指します。
そしてエジプトでのロータスは「睡蓮」です。
青い睡蓮:ブルー・ロータス
白い睡蓮:ホワイト・ロータス
古代エジプト文明が信仰していた宗教的な世界の中で神聖視されるほど特出的な位置にあったのが「青い睡蓮:ブルー・ロータス」です。
正式な学名は「Nymphaea caerulea」
「ブルー・エジプシャン・ウォーターリリー:Blue Egyptian water lily」または「聖なる青い百合:sacred blue lily」とも言われます。
睡蓮の種は朝の9時頃になると水から上がって花を咲かせ、午後3時頃に花を閉じます。
太陽の動きに沿った花の開花のサイクルが太陽神ラーの象徴とされています。
古代エジプトの創世神話の中で、時の初めの中の水のような混沌の世界の中から最初に浮き上がって来たのは巨大なロータス。
最初の日に上がって来たのがこの巨大なロータスとしての太陽神ラーです。
その他の睡蓮と同じように、朝になると水面から顔を出して、青い花弁を開きながら、その中心に鮮やかな金色にも似た花芯の輝きが現わします。
その美しい姿の中に、青い空に黄金の輝きを放つ太陽が現れる様子を見いだしたのだというのが考古学者の見解です。
また「死者の書」の中では「自身をロータスへと変容させる」と死後の世界での蘇りが比喩されています。
死後のマアトの公会堂では、オシリス神の前でホルスの四人の息子たちがロータスの上に立っている姿が描かれます。
ホルスの四人の息子たちは、四つの臓器の象徴とされ、死後において四つの臓器がロータスの中から蘇る姿を現しているというのが一般的な解説です。
そういう見地からブルーロータスは再生の印しとして捉えられています。
また香水の支配者とされるネフェルテム神の紋章でもあり、古代エジプトではブルーロータスの香水も生産されていました。
最近の研究ではアルカロイドに関連する「ヌシフェリン:nuciferine」と「アポルフィン:aporphine」が含まれていることが解っています。
▶アルカロイドの情報はコチラ
【精神性の活動に働きかける効能】があるということです。
「聖なるロータス」と呼ばれる「蓮:Nelumbo nucifera」にも同じようにヌシフェリンとアポルフィンが含まれているのが解っています。
【ヌシフェリン:nuciferine】
「ブルーロータス:Nymphaea caerulea」と「蓮:Nelumbo nucifera」の植物の中から見つかったアルカロイドです。
・ドーパミン受容体ブロックと関連した行動の側面を持ちます。
・カタレプシーを含みます。
・自然発生的なモーター活動の阻止
・条件つきの回避反応の阻止
・アンフェタミンの毒性の阻止
・ステロティピィ:常同症・常同・常同行動(繰り返される動き、身体を揺らす、足を組み替え続ける胃、歩き続ける)を阻止します。
・構造的にはアポモルヒネと関連しています。
【アポルフィン:aporphine】
ベンジルイソキノリンアルカロイドの一群
植物から抽出されるもので、ドーパミン受容体に作用して嘔吐中枢を刺激する「アポモルフィン」に関係しています。
ブルボカプニン:bulbocapnine、ボルジン:boldine、グラウシン:glaucine、コリツベリン:corytuberine などに関係する抗精神病性ののアルカロイド。
「ブルーロータス:Nymphaea caerulea」は現在でもアロマセラピーの中で使用され、ディヴァイン・エッセンスとして、静けさとともに高められた認識をもたらすとされています。
【ブルーロータスのエッセンシャルオイル】
その他にもブルーロータスには「香」として使われるコパール樹脂(琥珀)に似た、鎮痙薬の作用もあると説明されています。
そのようなことから、古代エジプトでは青い睡蓮を食べることが、サクラメントとして使われたであろうと思われています。
(南アメリカの文化圏でも同じように使われています)
ブルーロータスとセイクレッドロータスは、「食べる」または「嗅ぐ」ことによって、化学的に精神性に働きかける性質があるということです。
☆古代エジプト
蓮の花・セイクレッドロータス
今の古代エジプト学の中では、死後の世界に関する内容が長年に渡って取りざたされています。
しかし、古代エジプトのファラオ達や神官たちが、意識の覚醒を目指していたとは解釈されていません。
古代エジプトが目指していた項目に「意識の覚醒」を加えると、仏教の理念と全く同じ方向性になります。
仏教的な世界観の根源的な発祥の地はいったいどこなのでしょう?
★
前回の記事に関連する蓮の花の薬草としての効果は以下の通り。
【蓮の効用】
ハスはさまざまな部分が薬用にされ、根の節は藕節、花托は蓮房、雄しべは蓮鬚、果実は蓮実、種子は蓮肉といいます。
漢方では解暑・止血・止瀉の効能があると解かれています。
▶健康食品辞典:荷葉(かよう)
http://taiseidrug.blogspot.com/2012/06/blog-post.html
熱射病や日射病、夏季の下痢、暑気あたり、種々の出血などに用います。
暑気あたりや熱病後で身熱が続き、頭がスッキリしないときは金銀花・西瓜翠皮などと配合する(清絡飲)。
喀血や吐血、鼻血などには新鮮な生地黄、側柏葉などと配合する(四生丸)。
葉柄や花柄の荷梗は暑気あたりで胸の苦しいときに用いる。
近年、荷葉エキスに消化吸収阻害や脂肪分解、熱産生促進といった作用が報告されており、ダイエット素材として検討されている。
▶蓮に関する様々な効能や情報はコチラー>ハーブティー薬草データベース〔成分・作用・適応・病名・症状・注意〕
http://www.hyakka-saen.co.jp/hasu/hasuha.htm
作用:収斂、止血、血圧降下、解熱、心機能活性、脾臓・腎臓活性向上
適応:循環機能向上、ダイエット、高血圧、動脈硬化
【波動入りの読む瞑想】
- 地球の鼓動13Hzと共振する
- ハートのサマスカラを溶かす
- 脳波をシータ波の領域へ変調させる
- 脳を幸せにして第七チャクラを開きやすくする
- 脳の三位一体のヒーリング
- 恐怖を消して愛と光りに置き換える
- 恐怖のブロック
- ソウルシェパード:分離してしまった魂を呼び戻す
- コーザル体のヒーリング