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古代エジプトの叡智を紐解いて、その秘教的な叡智の方向性を調べていくほど、今までのエジプト文明に関する観念が総崩れになっていきます。
ようやく現在においてギザの大ピラミッドはファラオの墓などではなく、巨大な発電装置だという見解が一般に広がり始めました。
それと同じくピラミッドの建築様式も、プレ・インカ帝国に見られる剃刀の刃も入らないほど精密に加工された石組みと同じ方法で石が積まれている場所も人々の注目を浴び始めています。
また様々な神殿群に残されている巨像の精密さは人間業ではなく、何かしらの電動ドリルなり、高度な科学技術によって計算されて製造されていることも指摘されています。
またオベリスクなどに刻み込まれたヒエログラフも、ノミと石鎚ちなどで彫り込まれたのではなく、電動の機械によって精密に刻まれているとプロの石切り技術者も、工場技術者も語っています。
これらの石造りの建造物は、人間の手によってノミを石で叩いて削り、同じように石で表面を滑らかに仕上げたという見解は現実性に欠けます。
現在の文明の機器を使っても建造することが出来ない、再現することが極めて難しい建築物や造形品の数々を、古代の人々が造ったという視点だけで、石鎚とノミの世界に押し込める方がナンセンスなのです。
様々な巨石を使った建築物の建造方法が機械的な技術で成されているという視点の他にも、それらの神殿などはイメージやアイデアから抽象的に設計されているのではないと言われています。
古代神殿は精密に計測され、数学的にも、医学的にも意味を持っているという見解です。
ジョン・アーサー・ウェスト氏の「サーペント・イン・ザ・スカイ」という本の中では、古代エジプト人は建物に数学的な意味を持たせて建造したのだと推測しています。
ルクソール神殿という建物そのものが「音楽として調和的なハーモニー」を表現して建設され、「人体に関する立体的な教科書」であるという内容です。
ジョン・アンソニー・ウェスト氏のルクソール神殿の秘密の謎解きには驚愕的な発見があります。
視覚中枢の構造を建築として現しているわけですから、それが意味するのは神殿という建物そのものが人体の構造を教えるための立体的なテキストだということです。
そしてツタンカーメン王の墓の中から発見された宝飾品の数々も同じように、アセンションのための体内の錬金術の行程を理解するための立体的な教材です。
そして古代エジプト人が人体に関する驚異的な知識を持っていたことに関しては疑いはありません。
その知識に関する視野や理解の角度が現在の方向性と違うために、現代人の視点からでは不可思議にみえる、理解不可能なように思えるのでしょう。
ツタンカーメン王の宝飾品と、ルクソール神殿の建築様式が「人体構造」に関係しているのは明らかだと思います。
この全く違った事柄のように見えるものが、実は同様の考え方を土台にしているように、ピラミッド文書と死者の書も同じく人体構造に関係する内容だと思います。
これらの神殿の建築様式や、ファラオの宝飾品、そしてピラミッド文書と死者の書が根源的に現しているのは、ファラオが神々と交信するための体内の錬金術の行程を記したアセンションのための教科書なのです。
【波動入りの読む瞑想】
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