私たちの意識というのは、色んなことを考えたり出来る「脳みそ」だけではありません。
実際には脳みそは肉体の一部であり、思考を派生させる「発動機」、「発電機」の一つです。
(1)超意識
↓
(2)顕在意識
↓
(3)潜在意識
この三つの意識で成り立っています。
これが「心と身体と魂」、英語では「ボディー、マインド、スピリット」という表現の仕方をします。
別に「超」つくから「超意識」がエラいわけでもありません。
それは三つで一つだからです。
数字の「三」とか「三角形」いうのが「バランス」を象徴するのはこのためです。
更に発展させると「縦」+「横」+「高さ」=「立体」→三次元→物質なんです。
★潜在意識
これは私たちの感情と身体に関係しています。
身体には身体の意識があり、ほぼ無意識的に様々な行動を起こします。
例えば、お腹が空いたり、眠たくなったりというのは潜在意識の領域です。
私たちはこの身体に乗って生活をしていますが、良くよく考えてみると、生活の多くは、身体が私たちを操縦しているようなものですね。
感情も同じように、多くの場合は自動的に反応するのでコントロールをするのが大変です。
私たちが様々な体験から経験する感情的な記憶は、身体の筋肉やオーラの中に記録されます。
現在の私たちに巨大な影響を及ぼしている小さい頃の記憶を保持している「インナーチャイルド」もこの領域に含まれますね。
さらに進めて行くと、私たちの「身体」というのも実際には「肉体レベル」と「エネルギーレベル」、「波動レベル」とあるわけです。
「記憶」というのは、全ての肉体のレベルに記憶されます。
この肉体を主に司る部分が脳みその基礎になっている爬虫類の脳です。
そしてこの部分に「霊的な能力」も隠されています。
一般的に「霊的な能力」というのは、選ばれた人達の持つ能力だという考え方がありますが、それは大きな間違いというか、思い違いです。
私たちの全てがこの能力を持ち備えています。
第六感とか、火事場の馬鹿力とかの領域です(笑)
単純な話し、私たちには「人間操縦マニュアル」というものが生まれた時に本として一緒に渡されないので、使い方が分からないだけです。
これは多くの人が車を運転出来るけれども、車がどのように作られているのか、どんな部品で出来ていて、どのようにお互いが関係して稼働しているのかを知らない状態と同じですね。
他にもコンピューターやら電子レンジやら、例えれば切りがないでしょう。
要は実用的に使えてしまうので、それに慣れてしまって、無意識的に使っているけれども、それがどういう仕組みなのかを明確に理解していないわけです。
学校で一応は人間の身体はどうなっているのか? を肉体生理学的に教えてくれますが、その中には意識の使い方とか、構成の在り方などは含まれていません。
更に言ってしまうと、科学の授業でも「電気」はエジソンが発明し、それがどのように働き、何をするかを教えてくれても、実際にそれが「何」なのかは教えてくれません。
これと同じ領域のものに「光り」があります。
「光り」の果たす役割というのは分かっていますが、実際にそれが何なのかが判明していないので、「光子」が起こす「現象」という表現の仕方で終わってしまうわけです。
さて「霊的な能力」に戻りますが、要は使い方を思い出せば良いわけで、他の言い方をすると「使い方を発見」する必要があるわけです。
現在のコンピューターのソフトというのは「使い方マニュアル」というのが本体に付いて来ない場合が多々あります。
これは私たちの「人間マニュアル」を持っていない状況に酷似していますね。
オンラインを通じてマニュアルにアクセスしたり、Q&Aやお客様サービスにアクセス出来るようになっているからです。
要は私たちの意識が「オンライン」すればマニュアルにアクセス出来るわけです。
さて、この「意識のオンライン」の第一弾です。
私たちの顕在意識が、この潜在意識のレベルに対して気づいてゆくと、様々な変化が現れてゆきます。
その中に「自分の感情」を知るというのも含まれます。
何故なら、この「感情」というのが操縦するのが大変で、しかも巨大なエネルギー源となっているからです。
単純な話し、私たちの感情が何かの原因で「切れる」と、感情は暴走して、膨大なエネルギーを派生させます。
これは「気が収まるまで、気が済まない」というやつです(笑)
何か悲しいことを経験したり、未来を暗く感じたりすると、エネルギー値が落ちて「やる気」がなくなります。
情熱とか愛情とかも同じように、私たちの肉体の様々なエネルギーレベルへ影響を与えます。
これを箱の外から眺めてみると、私たちの意識というのは、単純に「感情に左右されやすい」というのが見えて来ますね。
これを言い換えると私たちはこの「感情」に操縦されている状態が常なわけです。
あっちに行ったり、こっちに行ったり、爆発したり、縮小したりする「感情」のエネルギーのバランスを良い状態に持って行く必要がありますね。
要は荒牛を操縦するロデオのように、それを上手にコントロールする術を学ばなければならないわけです。
それでは、この「感情」と上手につき合えるようになるためには何が重要なのか?
それは地に足をしっかりと付ける「グランディング」です。
良く「地に足の付いた行動を心がけなさい」とか、「浮き足だってはいけません」とか言いますね。
要は無意識的にフラフラしていては、まとまりが出て来ませんよ。という事です。
これは、心と身体と魂のバランスをとって、しっかりと三位一体の軸を一つの方向へ持ってゆく訓練です。
ストレス・レベルをコントロールするために「瞑想」が推薦されるのも同じ原理ですね。
瞑想の基準は上記したように「心と身体と魂」を鎮めることから始まります。
そういう意味では「瞑想」は三位一体を具現化するための最良の方法だと言えるでしょう。
続く(笑)
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過去に押さえつけられた感情が溜まって来て、それが肉体にも影響を与えるということですね。ほとんどの病は、ここから始まっていると言ってもいいでしょうか。
返信削除意識の下に隠れている感情は、たくさんありそうです。
次回を楽しみにしています。
プチねこ さん様
返信削除う〜ん、殆どの病はどうでしょうねぇ。
現在の性格の構成に影響を与えているとは思いますが、殆どの病となると少し語弊があると思います。
うーーーん・・・
返信削除よくわかる!
長いけど、すべてが そうそう!って感じです(^^)
あーすっきり!嬉しいな~~
★MOANA さん様
返信削除長くて済みません・・・。
間を空けて書くと読む方も難だと思ったんですけど、やっぱり短い方が良いんですよね。
スッキリなさって良かったです(笑)