こうなったら真面目に解説してみましょう(笑)
思念とか想念などの「意識の力」に敏感になってゆくと、体感として感じられる幅が広くなってゆきます。
亡くなった方の意識を感じてて、身体が重たくなったり、具合が悪くなったりする場合を一般的に「霊」が憑いているとか「死霊」が憑いているという風に言いますね。
逆に生きている人の「嫉妬」とか「恨み」とかのネガティブな「念」が飛んで来て身体に反応として出ている場合を「生き霊」が憑いていると言います。
この二つの共通点は両方ともに「形」がない「思念」ということです。
ダスカロスの教えではこれを「エレメンタル」と言って解説しています。
そしてこの「思念:エレメンタル」は永遠に存在し続け、逆の方向性を与えて中和してバランスを変えない限り、その方向性を維持します。
生きていても、死んでいても、意識は存在するので、その人の「意識の力」が人々に影響を与えているわけです。
この「思念:エレメンタル」は私たちの思考の動きによって派生します。
それは私たちの「思考」、考える力そのものがエネルギーであり、方向性を伴っているからです。
例えば、誰かがその人のことにネガティブな在り方で執着している場合を「生霊」が憑くと言いますね。
この場合は頭痛がしたり、身体の部分、肩とか鎖骨、腰骨の当たりに突き刺さるような感じがしたり、筋肉や皮膚に刺さるようにチクチクしたります。
誰か身近に自分のことを良く思ってない人がいて、その人が意地悪い悪口を言っていたりすると、喉に何かが突き刺さっている感じがします。
「生き霊」とは少し赴きが違いますが、誰か生きている人に妄信的に頼られている場合は、その念がやって来て多いかぶさり、頼られている人の肩が重たくなります。
この場合はアロマが効果的です。
そして筋肉を柔らかく維持する努力をしましょう。
何らかの形で「意識」から派生した「想念」が身体に影響を与えると、肉体は緊張して、その反応として収縮します。
面接前とか、テスト前に意識が緊張したりすると身体が萎縮するのと同じです。
運動をしたわけでもなく、筋肉に緊張が起きている場合は、自分の意識の中に緊張があるか、何処かから飛んで来ている「想念」から影響を感じて緊張しているわけです。
毎日の運動を心がけて、自然の中を汗をかくまで歩くとか、柔軟体操をして筋肉をほぐすと抜けやすくなります。
筋肉が伸びると気が通るので抜けやすいし、憑かれにくくなります。
想像力と創造力を使い、
「出来る」と信じる意識と、「
意識そのものがエネルギーであり、意識の在り方が現実を作るわけですが、私たちの思い描くイメージも同じように現実を作ります。
これをまとめてしまうと「私たちの意識の動き、考えること、思考のエネルギーの動いてゆく場所に現実が作られる」ということです。
私たちが「良い事」を考えても、逆に「ネガティブな事」を考えても、それは「思念:エレメンタル」として独り立ちし、放たれた場所へ向かって飛んでいき、影響を与え始めます。
意識の進化の行程で重要なのは、「私たち自信の意識の在り方、使い方」に目覚めることです。
それは私たちが意図的に、そして無意識的に「考える」ことが、エネルギーとして自分自身も含め、周囲の人も含め、コミュニティーや、国家、そして世界に、さらに広く言うと宇宙に影響を与えるからです。
考える能力、そして、第六感や想像力、創造力というのは誰もが持っている基本的な能力です。
自分が能力を持っていることを忘れている、持ってないと妄信している、思い違いをしている、そして、その使い方が分からない、メカニズムを理解していない人が多いだけです。
誰もが「考える」という行為をしますが、この「考える」結果に生まれる「思念:エレメンタル」が一体どんな働きをするのか? を知らないわけです。
まず自分自身が「第六感や想像力、創造力」を持っていることに「気づく」ことが大事で、それらの能力を自分の外に見ないことが大切なんです。
「見える」から、能力があるから決して偉いわけでも、優れているわけでもありません。
幽霊などの波長が低いものは、合わさっている波長を上げると見えなくなります。
実際には波長の低いものが見えないのは非常にラッキーなんです。
人間の霊性を語る時に重要なのは、その人の持っている霊的な能力ではありません。
心のあり方、霊性の高さ、心の広さ、慈愛の広さ、優しさ、忍耐強さ、知性、指導力、包容力などと言った、その人のあり方が人間の高さのバロメーターなんです。
要は「心のレベル」が大事だということですね。
霊的な能力というのはシステマチックに訓練すれば開花するんです。
チャネリングを教えて来て学んだとこは、能力は比較的簡単に開花しますが、維持するのが非常に難しいので、殆どの人は能力を閉じてしまい、使い方を忘れてしまいます。
それは意識の進化と能力の開花が同じ所に無いからです。
世の中には霊的な能力を持ちながら、霊性が能力に対峙してない人も沢山います。
自己変容を通じてのみ磨かれて澄み渡り、進化し、開かれる「霊性」は別のものなんです。
そして「霊的な能力」というのは、「霊的な意識の進化」が始まると、それに伴って自然と開いて行きます。
ですから能力にこだわってばかりいると「パワー依存症」のような、本末転倒的な結果を招きかねません。
意識の進化にはまず最初に「気づき」が必要です。
考え方の癖とか、インナーチャイルドのトラウマとか。
その全ては、自分が愛の中心から外れていることが問題です。
そして次に気づいたことに「変化」を起こすことです。
習慣化されている事柄を別の方向性へ引っ張るわけですから地道な自己訓練も必要になって来ます。
セミナーとかワークショップとかに出て何かに気づくとします。
その時は「あっ、気がついた」と思うんですが、何ぶん人間は非常に習慣的な動物なので、しばらくすると元の考え方とか、生活の癖に逆戻りすることが多いですね。
これは息がって一気にやろうとするよりは、少しづつプレッシャーなしに変えられるところから始めて、それを広げて行くのが良いでしょう。
毎日の生活の中で気づいたことをブログなり日記なりに書き留めて、思い返せるようにしておくと便利だと思います。
まずは自分の「考える」癖をチャックしてみましょう。
一体自分がどんなことを考えているのか、口にしているのかを振り返ってみましょう。
ポジティブな思考が多いのか、ネガティブな思考が多いのか。
好きな事柄に多くの考えたかが繋がっているか、嫌いな事柄に繋がっているか。
不平、不満が多い場合は、幸せではないわけです。
内面の不幸せから、他の人を妬む言動が出て来たり、自己否定に入ったりします。
自分の思考をシッカリと把握すること。
思考がエネルギーを生む発電機のようなもので、そこで生まれた「思念:エレメンタル」が自分を含めて様々なことに影響を与えることに気づくのが重要ですね。
意識のエクササイズ(2)思念:エレメンタルでコメントを頂きました「プチねこ」さんの質問への解説です。
「プチねこ」さん:「そしてこの「思念:エレメンタル」は永遠に存在し続け、逆の方向性を与えて中和してバランスを変えない限り、その方向性を維持します。」に関して、質問させていただきます。
妬み(ねたみ)、嫉み(そねみ)、ヤキモチ、動詞化して「妬(や)く」、などともいう。
男女間の愛憎について用いられる場合は、ある人の愛情が自分以外の誰かに向けられることを憎む感情を示す(jealousy/ジェラシー)。
嫉妬状態にある人の特徴
- 下に見える人(もの)を見て悦に入る
- 上に見える人(もの)を見て反感を抱く
以上ウィキペディアより出典
自分が常に一番でなければ安心出来ません。
言い換えると「独占欲」「所有欲」とも言えますね。
要は奪われるのが怖いので「共有」出来ないわけです。
「プチねこ」さん:気づきのレベルが違うと、相手に言葉で説明してもわかってもらえないこともあると思うのですが、「不安・恐れ・足りない」という所から来る嫉妬心・独占したい気持ちに対して、外側から逆の方向性を与えて中和することはできるのでしょうか。
まか〜ウラ:相手を理性や知性を使って納得させようと努力する場合、その行為の中にどういった方向性の波動が含まれているかが状況を左右するでしょう。
自分の放っている言葉とその波動が「愛情」から来ているか。「説得」から来ているかでは赴きが違って来るということです。
大抵の場合、説得されると相手は自分が小さくなるような感じがして逆の方向へ出ます。
相手の抱えている「嫉妬」をエレメンタルを使って良い方向性へ導く場合には、あなたの意識の中で「彼が嫉妬深くない姿」を作り上げる必要がありますね。
「彼は嫉妬深いから・・・」、「どうしてなのかしら?」とあなたが考え続ければ続けるほど、あなたの意識の創造する「嫉妬深い彼」という波動のエレメンタルが彼に影響を与えるわけです。
「プチねこ」さん:それとも、それは私の中に隠れていることが相手を通して映し出されているのでしょうか。
まか〜ウラ:固執している場合はそうでしょう。ちょっとゼィニースに聞いてみました(笑)
ゼィニース:相手を通じて鏡のように写し出される自分の内面は、その現状に対して自分が「どのように反応しているか」を感じ取ることで学ぶことが出来ます。
学びの基本軸は「愛情の幅」です。
もし自分の中に状況に余裕を持って関われるだけの「豊かな愛情」がある場合には、その状況自体に振り回されることはないでしょう。
嫉妬深い相手に対して「反感」を感じているか、「うざったさ」とか「うっとうしさ」を感じているか、または「悲しみ」を感じているか、そして「喜び」や「愛情」を感じているかで学びの内容が違うということです。
相手に渡す言葉や言動の中に含まれている自分の波動に気づいてみてください。
その中に愛情の波動が含まれているかを確認してください。
ここであなたが質問している内容の本質は、現実はあなたが創造するということです。
あなたの相対的な意識の中心軸がどこに合わさっているかによって、経験する現実が変化します。
あなたの霊性が何を感じているのか?
魂は高みへ還るように導きます。
あなたの顕在意識(心)が何を感じているのか?
心は色んなことを「計算」します。
あなたの潜在意識が何を感じているのか?
潜在意識は色んなことを「感じ」ます。
この三つを出来るだけ同じ位置にまとめるように意識を統一する訓練を行ってみてください。
あなたの中の三位一体が揃って一つの軸に入る時に、内面の揺れが無くなります。
バラバラだった自分の中が統一されることによって、周囲の現実に左右されなくなるわけです。
彼の嫉妬心が問題なのではありません。
彼の嫉妬心に対して自分の感じている感情が鍵を握っています。
あなたが「彼の嫉妬心に対してどのように反応しているか」、どのように捕われているか?
それを知ることが心の試験なわけです。
それを無条件の愛情の高みに昇華出来るかが魂の学びなのです。
まず無意識レベルで潜在的に自分が何を感じているのかを意識的に感じてみてください。
これは状況を後から思い返して、客観的に感じ直すことも出来ます。
相手の嫉妬心が自分の内面の鏡になっている場合は、必ず何かしらの閉じた方向性の感情を感じるはずです。
他人のドラマに夢中になって入り込むときに、それはすでに他人のドラマではなく、自分のドラマとなっていることを忘れてしまいます。
それは他人のドラマに関わっている方が楽だからです。
相手のドラマに気を取られずに、自分のドラマに気づくことです。
そしてあなたが気づき、目覚めるときに、そこから自由になれるはずです。
自分の中の無条件の愛情のバロメーターを絶えず確認することです。
とても深い内容をありがとうございます。
返信削除「そしてこの「思念:エレメンタル」は永遠に存在し続け、逆の方向性を与えて中和してバランスを変えない限り、その方向性を維持します。」に関して、質問させていただきます。
例えば、一緒に生活している相手の感情の中核で不安定な部分があり、嫉妬しやすい場合、それは深い部分で癒やしがないとなかなか変化しないように思うのですが。
気づきのレベルが違うと、相手に言葉で説明してもわかってもらえないこともあると思うのですが、「不安・恐れ・足りない」という所から来る嫉妬心・独占したい気持ちに対して、外側から逆の方向性を与えて中和することはできるのでしょうか。
それとも、それは私の中に隠れていることが相手を通して映し出されているのでしょうか。
まか~ウラさま、いつも、日記を読まさせていただいてます。ありがとうございます。Long long ago , 遠隔ヒーリングを受けさせていただきました。なんでも質問箱でも大変お世話になりました。
返信削除深く深く感謝いたします。拝
ちょこれいとぱふぇ。。。さま
返信削除ブログをご覧になっていただいてありがとうございます。
プチねこ 様
返信削除明日のブログに書かせていただきますね。
まかウラさん、いつもありがとうございます。
返信削除ちょうどわたし自身のブログに「直感」と「念」に関する記事をつづったばかりでシンクロだなあ〜と思いました。
>思念:エレメンタル」は永遠に存在し続け、逆の方向性を与えて中和してバランスを変えない限り
石橋先生のブログのレスで「マイナス思考に気づき認めてそこに光をいれて逆のものをいれる」といわれたのですがこれと同じことですね。マイナス思考を認めたくない自分がいるらしく難しいです。まかウラさんのブログでも教えていただいてやっと気がついたような気がします。
そしてマイナス思考の原因となる(笑)夫のうつがわたしに頼っているのか、はたまたわたしの心配からくるのか、最近身体がこわばって特に肩甲骨のまわりが痛くてたまりません。これもなんてタイムリーな記事なんでしょ!と驚きました。アロマがいいんですね?アロママッサージでもいってこようかしら?
近頃、連続して日記を書いてくださって、
そのたびにはっとするものがあります。(特に今日のは心に残りました)
これからもよろしくお願いします。
もちろんハワイの情報も大好きです☆
★aiko改め半魚 さん
返信削除「最近身体がこわばって特に肩甲骨のまわりが痛くてたまりません」←これはズゴイです。
という事は世の中に私と同じような体験をしている人がいるということなので、個人的なシフトではなく、全体的なシフトであるわけですね。
15日まであと少し・・・。
精進しましょう(笑)