さてランチの後はシダの洞窟ツアーです。
レストランとツアーのチケット販売ブースは同じ建物の中にあり、マリーナも目の前です。
こういう巨大で平たいボートに乗ります。
一隻でかなりの人数が乗れますね。
50人以上はいけるのではないでしょうか・・・?
先頭にはミュージシャンの方々のパフォーマンスが楽しく行われ、彼らがワイルア河周辺に関するガイド的なお話もしてくれます。
さらには奇麗なロコのお姉さん達による、簡単なフラの練習も行われます。
同じようなボートが沢山並んでいるのでいますが、今回は一隻で向かいました。
随分と前に来た時は、自転車操業的に、一台だけではなく、次から次へとボートが出航していた記憶がありますが・・・。
The region from the ocean at Wailua Bay up to the ridges of Nounou and Kālepa was known in ancient times as Wailuanuiho‘ano (“Great sacred Wailua of the chief Ho‘ano”),[v] referring to the 14th century chief named Wailuanuiaho‘ano.
ワイルア湾から昇ったノウノウ嶺とカーレパ嶺の一帯は、古代ではワイルアヌイホアノ(医大で神聖なワイルアのチーフ、ホアノ)として知られ、14世紀のチーフだったワイルアヌイホアノに由来します。
このワイルア河周辺はマリンスポーツのアクティビティーも行われているので、そちら系がお好きな方は、ジェットスキーやら、バナナボートやら、ボードパドリングなどにも挑戦出来るので楽しいでしょう。
こちらはバナナボートですね。
そんなこんなで、マリーナからシダの洞窟までは30分もかからなかったと思います。
結構アっという間に到着です。
皆でソゾロ歩きで下船しまして、これからシダの洞窟へと歩いて行きます。
この時はけっこう日差しも強くて暑かったです。
ワイルア・リバー・ステートパークの看板。
Wailua River State Park is Kaua‘i’s most visited State Park, with more than 1 million people visiting each year.
このワイルア・リバー・ステートパークは、 カウアイ島の中で最も観光客の多いステートパークで、1年間に1ミリオンの環境客が訪れています。
振り返ってみたボートは、よく見るとカナリ長い船ですね。
50人じゃなくて100人くらい乗れるのかも?
ポイプ近郊にはコロア・ヘリテージ・トレイルという看板がありましたが、こちらの方はワイルア・ヘリテージ・トレイルになっています。
このウェブサイトでワイルア河周辺のヘリテージトレイルをヴァーチャルに楽しめます。
英語ですが、掲載されている写真がとても美しいのでご覧になってください。
{1} Wailua Bay ワイルア湾
{2} `Opaeka`a Falls オーパエカア滝
{3} Wai`ale`ale ワイアレアレ山
{4} Nounou ノウノウ
{5} Maunakapu and Wailua River マウナカプ&ワイルア河
{6} Kuamo`oloaakane クアモオロアアカネ
{7} Holoholoku and the Royal Birthing Stones ホロホロクーと王族の誕生石
{8} Hikinaakala at Hauola ハウオラのヒキナアカラー
{9} Ma`ama`akualono マアマアクアロノ(シダの洞窟)
こちらは道すがらに咲いていたトーチジンジャー。
始めの部分には竹林があります。
こうやって振り返ってみると、何となく神秘的な雰囲気が漂っていますね。
こちらは地面に落ちていたハウの花。
ハウはハイビスカス種で、花の色がレモン色から茶褐色へと変化します。
ちょっとブレてしまっていますが、道すがらには沢山の植物が植えられていて、ハワイの植生や花々などに興味のある人にとってはヨダレもの的な道かも知れません・・・。
さらにジャングルの中を進んで行った突き当たりにシダの洞窟があります。
昔のシダの洞窟は、実際に洞窟の下で結婚式をあげたり、洞窟の下を歩いて行くことが出来たのですが、近年になってシダの損傷が激しくなり、その保護のために現在は下から眺めるだけになっています。
このシダの洞窟は日本人にはカナリ有名らしく、ここに行きたい人は多いんですね。
その理由は、この洞窟の上に生えているシダから滴り落ちる水滴を浴びたら、幸せになれるという言い伝えです。
そんな言い伝えと、この場所が古代のハワイアンの結婚式場として使われていたという部分から、ここで結婚式をあげることを望む人が多かったわけです。
{9} Ma`ama`akualono
"FERN GROTTO" Known to the ancients as Ma`ama`akualono, this area was dedicated to the akua nui or major god, Lono. Mostly associated with the occupations of agriculture and cultivation, Lono was also important in the practices of healing. The popularized name, “Fern Grotto” comes from the long Boston Sword ferns which hang downward over the cave.
一般的には「シダの洞窟」という名前で紹介されますが、ハワイアン的な呼び名は「マアマアクアロノ」というそうです。
この地域はアクアヌイ(偉大な神)またはメジャーな神である「ロノ」に捧げられた場所です。
「ロノ」は主に農耕・農作と収穫に関わる人々に関係し、またロノはヒーリングのプラクティスにおいても重要な存在でした。
「シダの洞窟」という一般的な名称は、葉っぱが長く垂れ下がる「ロング・ボストン・スウォード・ファーン」が洞窟の上から下がっていることに由来します。
ジャングルの様相ですね。
この樹の母体は背の高いククイの樹のようですが、その幹を覆うように巨大な葉をつけるモンステラが寄生してます。
このモンステラ種は葉っぱが巨大なのですが、上層に伸びれば伸びる程に葉が大きくなります。
シダの洞窟の麓にデッキが建設されていて、ここでボートに乗って一緒にやって来たミュージシャンとフラダンサーの短いショーが行われます。
ここで大変だったのが蚊の攻撃でした・・・。
ツアー関係者が所々で蚊取り線香を焚いていましたけど、そんなのでは追いつきません・・・。
ここへ行くなら虫除けスプレーを必携するのが賢いと思います。
遠目に見るとこんな感じ・・・。
本物のシダの洞窟は、かなり離れたところに・・・。
私は過去に何度も洞窟の下を歩いたことがあるので然程は残念な感じはしませんでしたが、この洞窟の下を歩いて、葉から落ちる水滴を浴びたいと思っていた人は非常に残念だったと思います。
波動的にどうかと聞かれたら、とても気持ちの良い場所です。
意識を飛ばせる人は、下から洞窟内に意識を接続してみると、オーラがクリアリングされるのが分かるでしょう。
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