さてポリハレ・ヘイアウの話はこれからが本番です(笑)
ハワイアンの植物が植えられていた場所の近くから崖の方へ歩いて行くと、まるで土砂崩れのようになっていて、大きな石ころがドカドカと並び、やや上の奥の方へと続いている場所が見つかりました。
私と数人の女性の生徒さんがまずそこに入って少しだけ大きな石の上を歩いて登っていったのですが、この段階ではヘイアウかどうか良く分かりません。
なぜなら普通だとヘイアウというのはラヴァロックで造られている場合が殆どで、大人の胴体くらいあるサイズの大きな石を沢山使って建造されているヘイアウにはお目にかかったことが無かったからです。
実質的にその崩れている場所に無造作に転がっている巨大な石たちでヘイアウが建造されていたのかといったら、それも不明でした。
しかしそんな石の上を歩いて登っていったら、ある場所から急に波動がガラリと変わったんです。
それはもの凄い勢いのクリアリングの波動で、オーラ全体というか、肉体の中までクリアリングの波動が一気に押し寄せて来ました。
またこの波動がとても気持ち良いんです。
そして、ここで気づいたのは、そのクリアリングの波動は、前日の午前中に行ったカパアの奥にあるヒンドゥー教の寺院に納められている「アースキーパークリスタル」の波動と同じだということです。
「アースキーパークリスタル」の波動も凄いと思いましたけど、ポリハレ・ヘイアウの方が更に凄かったというか・・・・。
ヴォリュームが桁外れに違うのです。
とにかく肉体の芯からクリアリングされてゆくのが明確に分かって、気持ち良いのです。
そして一緒に来ていた女性たちに聞いても、同じように感じていました。
彼女達は「アースキーパークリスタル」の時には波動を上手く感じられなかったようですが、ここでは明確に感じていました。
これを書いているだけでも凄いクリアリングが起きてしまいます・・・。
簡単に書いてしまうと、ポリアフ・ヘイアウの主な波動はクリスタル系の波動だということです。
このクリスタル系の波動に関しては、次のブログで分かりやすく書いてみます。
私たちとは反対側になる別の方向からヒロちゃん星人を先頭にした一団が登って行っていたのですが、大きな声を出して叫びながら聞いたら「やっぱりココがヘイアウです」と返って来ました。
とにかくヘイアウ全体が野放しというか、何の管理も入っていない状態なので、自然と一体化してしまっているというか、ヘイアウの中が雑木林になってしまっていて、歩くのも大変でした・・・。
あまりの酷さに途中で断念しようかと思いましたけど、ここまで来たなら最後まで・・・。
非常に歩きにくく、また石と石の間も渡りにくい・・・。
下手してバランスを崩したら転げて大怪我になる可能性も無きにしも有らずで大変でした。
最初に上に着いた一行から「ここはちゃんとヘイアウのようになってますよ」とお伝えがあり、とにかく急いで追いつくように・・・。
別の角度から行った方が楽だったということですね(笑)
途中で上に聞いたら、このヘイアウはおよそ西暦600年頃のものだと返って来ました。
ということは、ポリネシアからハワイへ移民が始まったのが約600年頃ですから、移民が着いてすぐに建立されたヘイアウということになります。
魔法使いのエステシャンに大声で聞いたら「本にはカウアイ島で最も古いと書いてあります」とお返事が・・・。
ここに来る前からこのヘイアウはルアキニ・ヘイアウ(生け贄の神殿)として使われていたのは分かっていたので、「生け贄の神殿だそうです」と追加の返事が来ても驚きはしません。
生け贄のヘイアウと聞くと怖い感じがしますが、このヘイアウの場合は生け贄のヘイアウになったのは建立されてからかなり経ってからだと思います。
さらには実際に生け贄の儀式というか、それが行われたのは下の方のテラスだと分かっていたので、そんなに変な感じはしませんでした。
このヘイアウは段階構造になっているので、プラットホームの間に段差があるのです。
ようやく一番上のテラスに着けそうかな? と思っていた時点で、右上のテラスの一角から声が聞こえるんです・・・。
「こっちだよ」と誰かが・・・。
そんな簡単に「こっちだよ」と言われても困ったチャンなのは私です・・・。
こっちだよと言われても困るんですけど・・・と返事をし・・・。
登るもの大変だし、他の一行は右上ではなくやや左上のテラスにいるから、右上のテラスに行くには、まず上に行ってそこから戻らなければいけないじゃぁないの・・・
と独り言言いながら視えない人に向かって説明し・・・。
結局は「こっちだよ」と言われた場所には行けず、皆さんの待っている場所へ行きました・・・。
すると今度は「こっちだよ」と呼ばれた場所からハワイ語で生の声が聞こえて来まして・・・。
この時にゼイゼイ、ハァハァ 言いながら巨大な石の上を歩いてなく、落ち着いた普通の状態でいきなり生の声が聞こえたら相当にビビッてしまっていたと思います。
気が焦っていたので、生の声が聞こえてもあまり驚きませんでした。
その生の声も早口のハワイ語なので一体なんと言っているのかわけがわからず・・・。
すみません、ハワイ語わかりません・・・と返事をし・・・。
ちょうど魔法使いのエステシャンが近くに居たので、「今あっちからハワイ語が聞こえたでしょ?」と確認したら、彼女も生で聞いていたようです・・・。
そんなこんなでようやく一番上らしきテラスに到着したら、その周辺はヘイアウらしい小さめのラヴァロックでの構造になっていました。
この場所は「パハパハ (pahapaha) 」という海藻で有名で、これは火山の女神ペレの姉にあたるナーマカオカハイ(Nā-maka-o-Kahaʻi)がタヒチからハワイにやって来て、この「パハパハ」という海藻を使ったレイを紹介したと解説されています。
このヘイアウアは四つのテラスと基礎があり、ポリアフと呼ばれる崖の下の海岸線に建てられています。
前方から21.3m、二段目のテラス近くの広がりは約27.1m。
総合的な奥行きは31.7m。
これらのテラスはそれぞれから2.4mから1.5mの上に造られ、基礎の部分は1.8mの深さ。
それらは10m、9.4m、4.3m、6mという感じで崖に入り込んでいて、全ては石敷で、オープンなプラットホーム、重厚な側の壁は2.4mの厚さがあるそうです。
基礎と定位置のテラスは嵐によって酷いダメージを受けています。
(Thrum 1907:36-48)
カラピイというネイティブ・ハワイアンの口述による解説は以下の通り。
彼の父親は1853年においてワイメア地区の長老でした。
1778年の1月にクック船長がやって来た時には小さな子供だったそうです。
16歳だった1809年にコロア・ビーチでの闘いがあった際に、初めて人間の生け贄を捧げる場面に立ち会い、戦で捕まったハワイ島からの12人の戦士がポリアフ・ヘイアウのオープンプラットホームで生け贄にされる光景を目撃したそうです。
さらにこのポリハレは死者が黄泉の国へと旅立つ場所でもあると解説されています。
次元のポータルがある場所ということですね。
今まで色んな場所のヘイアウに行きましたけど、わたしが訪れたヘイアウの中では、ヒーリング的な効能では、ここが一番パワフルだと思います。
場所ばしょによってはルアキニかな? と思わせる部分もありますが、その他のルアキニ・ヘイアウ(生け贄 のヘイアウ)とはホボ違った全く異質な波動です。
こんなにパワフルでヒーリング効果の高いヘイアウなのに、全く注目されていないというか、ボロボロ状態なのは可哀想だと思いました・・・。
将来的には、少なくともヘイアウの中の雑木林は刈って、もっと全体像が分かるようになって欲しいですね。
そうすれば、ここに来る人も、ただの雑木林の丘的な視点から、ハワイアンの聖地という風に捉えることが出来るようになると思います。
こちらは海岸線のサンセット。
皆さん無事に平地に着いて良かったです。
海岸線から見上げたポリハレの崖。
魔法使いのエステシシャンが手に入れたかった、ビーチの下から湧き出る真水の入手は諦めました。
このポリハレ・ヘイアウは、その他のヘイアウとは構造が違うというか、建立されている場所が非常にユニークです。
その理由は、ヘイアウの下の地面に地下水の流れがあるので、上の渓谷から流れて来ている真水が、ヘイアウの下を通ってビーチの下から溢れ出て来ている部分です。
そして、これがポリハレ・ヘイアウのヒーリングの力の源の一つになります。
ではヘイアウの下に真水が流れていたらヒーリングの効果が高いのですか? ということになるのですが、そうではありません。
あのヘイアウをパワフルなヒーリング・ヘイアウにしているのは、水の波動と別の波動の組み合わせです。
これから書くことを読んだら、皆さんぶっ飛ぶかも知れませんけど・・・。
このポリアフ・ヘイアウの建築的な構造は、エジプトのギザのピラミッド群と同じような建築構造です。
そして、その秘密が「クリスタルの波動」です。
続く・・・。
★カウアイ島⑪・キラウエア灯台
★カウアイ島⑩・カパアTown
★カウアイ島⑨・クリスタルSHOP②
★カウアイ島⑧クリスタルSHOP
★カウアイ島⑦ワイルア川
★カウアイ島⑥クリスタルの寺院
★カウアイ島⑤ラナイで朝食
★カウアイ島④・コロア
★カウアイ島③ポイプのグルメ食料品店
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