さて次に行ったのはベルストーンの下にあるホロホロクー・ヘイアウです。
この一帯はワイルア河ステートパークの一部で、ポリアフ地区と呼ばれています。
ポリアフと言えばハワイ島ですが、カウアイ島にも関係していたのです。
このポリアフの名前がついたヘイアウがベルストーンと同じ高台の中にあり、ヘイアウとしてはそちらの方が大きいので、雪の女神の名前のついた地区になっているのでしょう。
{7} Holoholoku and the Royal Birthing Stones
Oral traditions tell of the sacred births of Kaua`inui and Wailuanuiho`ano and the establishment of this area as a birthing site reserved for royalty.
It is still considered as one of Hawai`i’s most sacred sites. Kaua`i’s king, Kaumuali`i was the last chief to be born here.
http://wailuaheritagetrail.org/holoholoku.html
ホロホロクーと王族の誕生石
口答伝承によると、ここでカウアイヌイとワイルアヌイホアノが誕生した聖なる場所で、ここの創設は王族のためだけの出産の地だと言われています。
ここは今でもハワイ諸島の中で最も神聖な場所だと考慮されてるそうです。
この場所で生まれた最後のチーフがカウアイ島で最後の王様となったカウムアリイです。
Said to be one of Kaua‘i’s oldest heiau, Holoholokū is relatively small, measuring about 20 feet by 40 feet (6 m by 12 m). Holoholokū Heiau was a luakini, where human sacrifices were performed.
カウアイ島で最も古いヘイアウだと言われ、ホロホロクーはとても小さく、6メートルX12メートルほどの敷地しかありません。
このヘイアウはルアキニ(生け贄)で、人間の生け贄が捧げられていました。
It is believed that Holoholoku Heiau was used for human sacrifice in ancient Hawaii, mainly prisoners of war.
生け贄として捧げられていたのは、主に戦争で捕虜にされた敵方の戦士達です。
Others who were killed here were those who had broken a kapu (who had done something that was forbidden, such as walking in the shadow of a chief). Holo-holo-ku means (run run stand fast) in the Hawaiian language.
その他にここで殺されたのは、厳格に定められていたカプ(法制)を破ってしまった人たちでした。
例えば、チーフの影を踏んで歩いてしまった人、掟を破ってしまった人達です。
ホロホロクーというのは「走れ、走れ、立って、急げ」という意味だそうです。
Curiously enough, the heiau is located right next to the Royal Birthstone (Pohaku Ho'ohanau), the sacred site of royal births on the island.
このヘイアウには興味深いことに、隣のすぐ右には王族の誕生石である「ポーハク・ホオハナウ」、この島で王族が出産した聖地が隣接していることでしょう。
In later years the heiau was vandalized.
このヘイアウは後に人々から放棄されてしまいました。
The wife of Kaumuali'i, the last king of Kauai, then used it as an enclosure to raise pigs.
カウアイ島の最後の王となったカウムアリイの妻は、ここが破棄された後に、囲いの中で豚を育てていました。
She chose the heiau as a sign that the old religious Hawaiian traditions should be forsaken in favor of Christianity.
彼女はキリスト教に改宗する際に、昔の宗教的なハワイの電灯を放棄する際にこのヘイアウを選んだのです。
Today, only the stone foundation remains of the original construction.
現在では石の土台だけがオリジナルの建造物として残っています。
A stairway near the heiau climbs to the top of a small hill overlooking the Wailua river. On this mound are dozens of Japanese gravesites, some marked with lava-rock gravestones.
ヘイアウの側にある階段を最上段まで登ると、ワイルア河を見下ろせる小さな丘に出ます。この盛丘には数え切れない程の日本人のお墓があり、その内の幾つかはラヴァロックが墓石に使われています。
Nearby stairs lead to a cemetery, which dates back to around 1890.
これらの墓石は1890年にまで遡れます。
生け贄の神殿と呼ばれると、どうしても血なまぐさいというか、残虐なイメージを思い浮かべやすいと思います。
何も知らずに「生け贄」と聞くと、自動的に血腥いイメージが湧くわけですが、私が理解している限りでは、そんなに血腥くはなかったと思います。
まず第一に、ヘイアウの敷地の中に血は流れていません。
ヘイアウの中で人間を殺してないということです。
通常の場合は神殿から然程遠く無い所に、息の根を止める別の場所があるのです。
別の場所で殺してから運ばれたということです。
例えばマヤ文明のように、生きたまま心臓を取り出してというように、普通は生け贄=血腥い+野蛮なという図式ですが、ハワイアンの場合は、儀式として格式が高いというか、緻密なというか、 洗練されていると言っても過言ではないと思います。
何故か私はルアキニに関して並々ならない興味があるというか、このヘイアウの中でいったいどんな神事が行われていたのか興味津々なので、調べてしまうんですね・・・。
その理由は、いつか時が来たら、カメハメハ大王に関する小説を書きたいからです(笑)
これを書くには、ルアキニ・ヘイアウの秘密を知らなければ書けないと分かってるので、ツイツイ調べてしまうわけです(驚!)
第一に、カメハメハ大王がハワイ諸島を統一した行程というのは歴史家の方々の努力で全容が分かっているので、それを書いてもわたし的には面白くないんです。
どこが面白いかと聞かれたら、カメハメハ大王とルアキニ・ヘイアウというのは切り離せない間柄という部分でしょう。
カメハメハは偉大な策略家であったのは容易に想像が出来ます。
しかし彼が神事を行えるくらい力のあるカフナだったことはあまり知られてはいません。
私的な見解でカメハメハを捉えると、この方は相当な魔法の力を使えた方だと思います。
そしてこれに関係するのが「ぐるぐる星人」なんです(笑)
そんな個人的な計画があるのでルアキニ・ヘイアウに惹かれてしまうのですね。
ハワイ諸島には数多くの生け贄のヘイアウが残されていますが、それらのヘイアウを訪ねて行って気持ちの悪い経験をしたのは、一回きりです。
それは私がヘイアウのことなど全く知らない時で、やってはいけない行為をしてしまったので、お叱りを受けてしまったからでした・・・。
それが分かってすぐに同じヘイアウに戻って詫びいれをしたのですが、それ以来こういうルアキニ・ヘイアウに行っても変なことは起きていません。
私の場合は、肉眼で見えない方々に目を留められやすいというか、認められてしまうというか・・・、大抵の場合は聴きもしないのに、向こうから色んなことを教えられたりするんです。
この生け贄のヘイアウは、過去に行ったその他のヘイアウに比べると、とても奇麗な波動というか、血なま臭くドロドロ系の波動はしませんでした。
どちらかと言うと、波動的には散漫ではなく、緻密な感じです。
今でも精霊に守られている感じは良く分かりました。
さもなければ、もうとっくの昔に跡形もないくらいの損傷になっていたでしょう。
敷地の中にも入りましたが、緑の芝生の上に立っていても、神聖で気持ちの良い感じでした。
A birthstone on the western side of the site is where ancient ali‘i (Hawaiian royalty) gave birth.
この場所の西側にあるのが古代のアリイ(王族のチーフのこと)達が 出産を行った誕生石です。
A plaque on the stone reads “Pohaku Hoohanau Birthstone.”
石に填められているプレートには「ポハク・ホオハナウ誕生石」とあります。
Another rock on the site has a plaque that reads “Pohaku Piko,” and this pōhaku (stone) was where the baby’s umbilical cord (piko) was left to ensure the child’s health.
同じ場所の他の石には「ポハク・ピコ」と看板がついていて、このポーハク(石)の周辺に新生児の臍の緒が隠され、健康を確実のものとするために置き去りにされました。
生徒さん達は誕生石の周辺で色々と調べてましたけど、私はヘイアウの横にあった階段を上った所にある日系人のお墓まで行って、それから下に降りたので、誕生石の方にあまり意識が向かなかったんですね。
パパパっと写真を撮って終ってしまったというか・・・。
私は場違い?的な感じだったのもあり、ヘイアウの方が気になって仕方が無く、そちらに戻ってしまいました。
この周辺はハワイアンにとっての宗教センター的な役割を果たしていた場所ですから、サイキック的に感覚を通じて色々と調べて行けば、もっと興味深いことが分かると思います。
ということで私たちは更に別のヘイアウ・コンプレックスへ向かいました。
Holoholokū Heiau
メインのKūhiō Highway (Hwy. 56) クーヒオー・ハイウェイからabout ¼ mile (.4 km) 0.4キロメートルほど離れた、Kuamo‘o Rd. (Hwy. 580) クアモオ・ロード(ハイウェイ580)の左側(南)にあります。
クアモオ・ロードとオナハ・ストリートの角辺
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