とても久しぶりのブログです。
今回は近況報告・・・。
シアトルはここ数日で一気に涼しくなりました。
夏も終わった感じです。
先日は雷も鳴っていました。
ここしばらく格闘しているのが「ビヘイビアー・アクティベーション:習慣化療法」というものです。
51歳に到達し、ミドルエージクライシスを明確に認識したので、自分と真面目に向き合うことにしました。
「50歳前後は辛いよ」と人生の先輩方から聞いてはいましたが、自分が通り抜けるまで想像の域を超えていなかったと思います。
自分が自分でなくなってしまう感じとでもいうのでしょうか・・・?
そこで色々と格闘し始めたのですが、リサーチした結果に、ミドルエイジクライシスの根本的な原因は、脳のヒポキャンパス:海馬が生まれかわる時期だということがわかりました。
これはニューロジェネシス:神経発生と呼ばれます。
神経幹細胞や前駆細胞から新たな神経細胞が分化する生理現象のことです。
ニューロサイエンスの科学者が突き止めたものですが、ヒポキャンパス:海馬は50歳前後でいちど死に、再生するのだそう。
なかなか先に進めない感じだったので、どうすれば自分を再生できるのか色々と試行錯誤していました。
「ビヘイビアー・アクティベーション:習慣化療法」は新しい習慣を育てると同時にマインドを引き上げることを目標としたものです。
すでに随分とマスターしたのですが、まだ継続中というか、これは終わりのない世界で、自分がどこまで行きたいかだと思います。
そして、さらに先に進んで「コグニティブ・アクティヴェーション」という心理療法に取り組み始めました。
これは核になっている深層心理的な信条システムを書き換えて、理想的な心理に置き換えることを目標にしたものです。
単純に書いてネガティブ思考の基盤をポジティブ思考の基盤に変換するというものです。
わたしはいつもポジティブ思考なわけではないので、???な考え方に落ちて脱出するのが難しい時も多々あります。
これを何とか組み替えることが「コグニティブ・アクティヴェーション」の目標です。
表層的な意識の層ではなく、深層意識の層に焦点をあてたものですが、いざ実際に掘り起こしてみると想像したよりもタフなものだと実感しました。
しかし深層意識の層が理想的な観点と視点で動いてくれたほうが良いに決まっているので、真面目に自分と向き合っている最中です。
現在は、マインドがいかに働くか、マインドの設定の核の部分がどういう構造なのかを分解して理解を深めている最中です。
マインドの構造=仕組=設定が分かれば、初期化して理想的な設定に再プログラムできるとセラピストは言っています。
すでに基本的な考え方や理論はわかりました。
いざ自分に当てはめて実践し始めてわかったのは、自分に使って自分を変える「行動」の部分の難易度です。
51年もの歳月の中で習慣化されてしまっている自動プログラムをひっくり返すのは簡単であるとは思ってませんでした。
ということで現在は格闘中です。
そのうちにマスターできると思うので、そしたらブログ再開するでしょう。
いましばらくお待ち下さい。
マハロ