「心が不安になりやすいので、グランディングの仕方を教えてください」という内容です。
ということで、久々に「宇宙の24時間質問箱」の再開してみます
大昔のホームページ時代からの読者の皆さんはご存知ですね。
その時代からおつき合いして下さっている読者の皆様には感謝・感謝でございます。
昔はホームページで質疑応答のサービスを行っていたんです。
「僕の兄貴は神様とお話ができる」的な内容です。
神様とお話する代わりに、宇宙意識とお話するという違いでしょう。
今回は「ゼィニース」様にチャネリングでお話をお伺いしました
お話してくれる方「ゼィニース」
テーマ:不安
まずは心が不安になりやすいという部分から始めましょう。
人間の構造的な部分からお話を進めてみます。
多くの人たちは、人間がどのような意識の構造であるか、
また、一人の存在としての意識がどのように肉体に関係しているのかを明確には理解してないように観えます。
それは、現在のあなた方の意識が、肉体レベルでの経験に焦点が合わされているからです。
この肉体的な経験の中には、自らの肉体を通じて感じる様々な感情の動きも含まれます。
では人間の肉体というのもは一体どういうものなのでしょうか?
物理次元の生活の中では、世界を経験するために肉体の存在が必要だ定義されています。
その中には、物質を触るという経験も含まれます。
あなた方は自らの肉体を通じて、様々なものが現実であるという認識を求めます。
生活の中で自分の手を使って物に触れる、恋人の身体に触る、仕事でコンピューターを使うなどによって世界を物理的に認知するわけです。
更には肉体的な疲れや、傷を負った時の痛み、空腹時の胃の収縮、病気をした際の発熱など身体を通じて経験できる体験の範囲は無限大に及びます。
あなた方は、一人の人間という存在として、自分の肉体を頼りにして物理次元を経験しているように理解しているでしょう。
身体がなければ現実を体験出来ないと思っている人も多くいるかもしれません。
さて、この肉体がどのように心の不安に関係するのか?
それは、あなた方人間の意識というのは、肉体のコンディションに左右されやすいという部分です。
例えば、身体が訴える痛みから解説してみましょう。
ストレスが極限的に溜まると、胃に穴が空いて胃潰瘍という現実を経験します。
お腹が空くと、めまいがしたり、お腹が痛くなったりします。
風邪をひいて熱が出ると、意識がボォ~っとしてしまい、普通のような状態で物事を考えることが出来なくなります。
上述したような肉体的の状態の変化によって、あなた方人間の意識は大きく左右されるということです。
多くの人たちは、自分の思った通りに身体を動かすことが出来るので、あたかも自分の意識が身体の全てをコントロールしているように思いがちです。
しかし実際には、意識が身体にコントロールされている場合の方が多いことに気づいていません。
多くの人は、意識で自分の身体を操縦することを学んでいないので、いざ肉体的なバランスが崩れてしまった時に、意識が身体にコントロールされてしまう現実を体験します。
そして身体の不調が発見されると、お医者様に行って、身体のどこの部分が不調なのかを聞き、その問題を解決する何らかの医療手段を求めます。
あなた方の意識は、体調が崩れてしまった場合に、身体を修復することが出来れば意識のバランスも元通りになると知っているからです。
当然のように、肉体のバランスが崩れている状態では、様々なことがらに不安を抱くようになります。
この症状は何か悪い病気の前触れなのではないのだろうか?
身体の調子が悪いのに会社は休めない・・・
仕事に行けなくなったら生活出来ない・・・
身体がアンバランスになるだけで、あなた方の意識のバランスは崩れ、健康な時点では然程は考えもしなかった様々な心配事を思い描くようになります。
肉体のアンバランスを通じて経験する不安感の方向性にも様々なものがあるでしょう。
最も意識にインパクトを与えるのが死に関する不安感かも知れません。
肉体を失って、自分という存在自体が消滅してしまうのではないか?
そしてここであなた方が知っていなければならないのは、「不安」には固定化された形が無いことです。
不安という状態は、動機がしたり、頭がクラクラしたり、身体が緊張したりするという肉体的な感覚として経験することが出来ますが、実際に手で触れることは出来ません。
手で触れることは出来なくても、感覚のレヴェルで感じることが出来ます。
感覚を通じて「物理次元の世界では形の無い不安感」を体感してしまうために、それを強く認識してしまうのです。
不安感というのは物理次元の世界では形のないものですが、それでは、非物理次元では一体どうなのでしょうか?
多次元的な構造を持つ想念の世界では、その全てが現実です。
あなた方の意識の焦点が定まっている物理次元の世界では、形のないものが現実として存在しているというアイデアは理解しにくいもかも知れません。
想念という波動の世界の中では、イデアから派生する全てのアイデアに命が与えられます。
それぞれのアイデア、イメージには、それぞれの密度があり、色彩があり、動きがあります。
あなた方が感じることの出来る「不安」という感覚にも、波動的には形態があるということです。
それでは話しを不安と肉体レヴェルの関係に戻しましょう。
肉体的な感覚で不安を感じる時には、その不安を波動として捉えます。
その不安は、何かの引き金が原因で、自らの内面から浮上して来るものもあれば、外的に自分の外側から差し込まれるものもあります。
過去に何らかの「不安」という体験に導く出来事を経験した結果に、あなた方の意識の中に「不安」という波動の種が植え込まれます。
それは現在の生で経験したものではなく、別の生で経験したものかも知れません。
あなた方の魂に刻まれた、別時元での経験の中で体験した恐怖や、恐れ、何かを失うという経験、悲しみ、場合によっては怒りや憤りなどが、今のあなた方の意識の中に再浮上して来る場合も考えられます。
それらの経験の記憶というのは、あなた方の魂の中を通じて「無」の中に記録されます。
それらの情報は、何か触発される出来事が起きる度に現在の意識と共鳴を起こすのです。
そして、あなたの波動域の何処かを振動させ、それを「不安」として体験するのです。
ひとたびそれらの波動的な記録が挿入されると、その振動の揺れが意識の全体に行き渡ってゆきます。
その段階であなたは不安を非常にリアルなものとして感じるでしょう。
不安がリアルなものとして感じられるのは、想念の世界の波動が肉体を通過することによって、体感されるからに他ありません。
では、あなたが感じているその「不安」の波動の全てが、あなたの抱えている不安なのでしょうか?
波動には明確な境界線がなく、様々なものの間を通り抜けたり、移動することが出来ます。
それは全ての波動が光りで構成されているからです。
そして光りは情報を伝達させることが出来るのです。
この光りの伝達を通じて行われる波動の共振は、あなたの中にある何かの不安の種と共振して、それを拡大させて意識の表面上へと浮上させます。
この段階で、多くの人は、体験した不安を自分のものとして体感します。
それはオリジナルの不安という種が出発点となって、それを拡大させて経験するからです。
ここでわたし達が伝えたいことは、あなた方の経験する意識のシフトというのは、波動的に外的な要因によっても触発される。
または拡大されることによっても引き起こされるということです。
分かりやすい例を出して書いてみましょう。
あなたは普通に幸せで、楽しく買い物するために出かけている最中だとします。
しかし、ある時、突然のように何かの不安が頭に持ち上がり、それ以降は沸き上がって来た不安に捕われてしまって、それまでワクワクしていたショッピングさえも楽しくなくなりました。
少し前までは楽しかったのに、目にした何か、耳にした何か、体験した何かが内面の中の不安を浮上させてしまったからです。
それらの瞬間的な経験が、瞬間的にあなたの意識のボタンを押して、そこから不安が一気に浮上して来ます。
意識は、柔軟性を持ち備え、波動で構成されている意識は、光りの速度で共振を起こします。
さらに分かりやすくシンブルに説明してみましょう。
オーラというのは、あなたの意識の状態を波動として体現しています。
このオーラのどこかに外的な不安の波動が張り付いた場合に何が起こるのか?
外から挿入された不安の波動は、元もとオーラの中に記憶されていた不安の波動と共振を起こして拡大します。
そして意識は追加された不安の波動を自分のものだと錯覚して捉えてしまうということです。
これは「不安」というテーマだけでなく、波動的に全てのことがらに当てはまります。
意識の柔軟性が、外的な波動を、自分のものと混同してしまうのです。
それでは次の回に、更に話しを進めて、不安とグランディングの関係について進めてみましょう。
今回はもう少し分かりやすく、別の意識存在から説明してもらいます。
★不安とグランディング
お話してくれた方:アルテミス
テーマ:不安とグランディング
不安を感じ始めると、心の軸が曖昧になって、物事を真っ直ぐに考えられなくなったり、視点をポジティブな方向に切り替えるのが難しく感じられるようになります。
思考は不安なことがらに焦点を合わせ続け、考える必要もない更なる不安までも想像しがちになります。
また時によっては、理由の分からない不安、ただ不安を感じるという体感をすることもあります。
不安は肉体レベルの世界では実態の無いものですが、思考の世界、想念の世界、意識の世界では現実のものです。
不安に陥った時にまず意識する必要があることは、自分が自分の中心軸から大きく離れてしまい、あちらこちらに動いてしまっている状態だということです。
グランディングとは地にしっかりと足をつけて立っているという意味です。
イメージで説明するのであれば、大地にシッカリと根を下ろした巨木のようなものです。
または台風のような豪風にもヒックリかえされることのない、品やかな幹の柔軟さを持ち備えている椰子の樹の姿にも例えることが出来るでしょう。
これらの木々は、大地の中にシッカリと根を張って、地上に出ている幹から枝、葉を支えるための役目を果たします。
不安を含めた様々な感情の揺れを体験している時には、この根の役割を果たす部分がとても不安定な状態になっています。
意識の全体性が、様々な感情によってバラバラに動いている状態です。
不安や恐れを感じる場合の多くは、潜在意識のレヴェルで不安や恐れに関する部分が動き始めます。
潜在意識の元にある感覚の部分が、それらの感情に過敏に反応している状態です。
ここでまず思い出す必要があるのは、不安に感じている自分、恐れを感じている自分は、バランスの取れている時の自分の状態ではないということです。
自分の中の何かの部分がズレている、中心から外れているんだと思い出しましょう。
多くの人は、不安に感じている自分も、恐れを感じている自分も、その全てが自分だと思ってしまいがちです。
それは、感情のエネルギーの動きが、思考のエネルギーの動きよりも力強いためです。
普通にバランスのとれている状態では、思考が優先権を持ち、全ては自分の考えるように動かせるように思います。
しかし、一度、潜在意識下に潜んでいる不安や恐れ、怒り、悲しみなどの否定生の高い感情が意識の上に浮かび上がった時には、冷静な思考を保つことが難しくなります。
これらの難しい状況の中で、どのようにすれば自分を自分の中心軸に立ち戻らせることが出来るのでしょうか?
不安や恐れの感覚を緩和させるテクニックの一つに、呼吸法があげられます。
まずゆっくりと深呼吸をして、不安や恐れのことを考えずに、自分が行っている呼吸のみに意識の力を与えましょう。
ここでの要点は、意識を思考ではなく、呼吸に合わせることです。
ゆっくりと息を吸って、ゆっくりと息を吐き出してください。
この時に、吐き出す息と同時に、身体の中から不安や恐れの原因が一緒に吐き出されるイメージを加えるのも手助けになるでしょう。
そして呼吸によって不安感や恐れの度合いが低くなったように感じられたら、次に意識の焦点を身体に合わせてください。
ゆっくりとした呼吸を続けながら、自分の身体の感覚を感じるように努めてください。
なぜなら不安や恐怖を感じるときに、肉体はストレスの状況下に陥り、筋肉的な硬直が起きているからです。
あなたの意識が宿っている肉体の状態が緊張して硬直した状態にあると、意識も緊張した状態から抜け出ることが難しいのです。
頭痛がすれば何も他のことが考えられなくなるように、肉体的なストレスは意識の動きをコントロールしてしまうほどに強力な力として働きます。
身体の柔軟性が失われると、意識のバランスを取り戻すのも難しくなりがちです。
不安や恐怖を感じている時点で思考の力を使うのであれば、まずは肉体に意識を接続して、肉体の緊張している部分を緩和させてゆくことが大切です。
それは肉体には波動的に過去に経験した時の感情が記録されているからです。
肉体に記憶されている感情の波動を抱え続けるのではなく、解放の方へ向かわせましょう。
そして深呼吸を続けて、更に身体をリラックスさせることによって、感情の揺れは治まる方向へ向かうでしょう。
意識に余裕を感じることが出来るようになった次の段階では、意識を下半身に当てます。
お腹が空き過ぎているとフラフラして下腹に力が入りにくくなると思います。
それは下半身で維持している波動の動き、生体エネルギーの動きが鈍くなっているためです。
グランディングを強化するためには、下半身の波動的な強さを引き上げる必要があります。
これは丹田を強くするとも言われます。
人間の活力に関係する丹田の働きは、下半身に位置する三つのチャクラの働きと密接な関係を持っています。
下半身に意識を当てることが出来たら、次にお腹の中、ちょうどお腹の全面と、裏面の中心の部分を意識しましょう。
意識が身体の中に入ることによって、グランディングの効能が速くあらわれるでしょう。
★★★
★不安と恐怖と波動体
お話してくれる存在:アルテミス
テーマ:不安と恐れ
不安や恐れを感じることが多い人は、様々な事柄に敏感に反応するようになります。
ではその原因は何なのでしょうか?
それらの人々に共通するものの中に「ビクツキ」という感覚的な反応があげられます。
何か心の琴線に触れる出来事、映像、言葉などに敏感に反応してしまい、感情が揺らぎます。
人間は物理的な肉体を持っていますが、その本質は、意識であり、波動体です。
意識は波動で構成されていますから、身体が意識そのものと、その形態である波動体に包み込まれているのです。
この波動体という霊的な身体には階層があります。
一般的に知られているのが、エーテル体、感情体、メンタル体、コーザル体というオーラの階層です。
それぞれ波動域が違うオーラの階層には、その階層に見合った記憶が情報として保持されています。
メンタル体は思考に関係する階層ですが、思考レベルで何か触発される出来事を考えると、その波動は感情体に伝わり、感情の揺れが派生します。
そして感情体の次にエーテル体を通じて肉体レベルで動悸を感じたり、揺れや、発汗、震えなどと言った肉体レベルでの体感へと導かれます。
肉体次元を含めた様々な次元、時限レヴェルの世界に共通するものが、波動域であり、波動体ということになります。
意識が肉体から完全に切り離されてしまうと、身体を覆っている波動体も肉体から離れ、その姿を変えてゆきます。
その際には肉体を維持していた時に経験した出来事に関する全ての情報も、その波動体の中に維持されることになります。
そういう意味で一般的に使われる「魂」というのもは「波動体」として存在するということになるわけです。
ではこの「魂」と不安、恐れに関する事柄に話しを移しましょう。
魂そのものは波動体で構成されていますから、肉体を持っていた時のように固形ではありません。
波動は柔軟であり、振動しながら、分離と融合を繰り返します。
人生の中で極度に驚くトラウマ体験をした場合に、魂の波動体の一部が、その経験をした場所、時間軸に固まってしまうことが多々あります。
これが「魂を落とす」という出来事です。
そしてこの魂の分離というのは、トラウマ的な出来事だけでなく、人と人の間で行われるコミュニケーションの中でも頻繁に行われます。
ある人がある人のオーラの中に入った時に、その時点で波動的な情報交換が行われます。
人が交流する時に波動の世界では、オーラの一部が持ち去られ、そして別のものがオーラの中に残されて行くという「波動の転換」が絶えず行われているのが真実です。
人によっては、自分の波動体の割合の多くを相手に明け渡してしまう、または相手の波動体の多くを奪ってしまう場合もあります。
これが「魂を虜にされる」という現象です。
話しを不安と恐れに戻しましょう。
トラウマ的な出来事を経験した場合に、魂の一部が本体から離れ、その時空間に置き去りにされるわけです。
このような出来事が数多く繰り返されるようになると、魂の母体を維持している人の感情や感覚に異変が派生するようになります。
これが「心が空白になる」「魂の抜け殻」という表現につながるものです。
絶えず不安や恐れを感じている人は、意識の母体、つまり波動体の多くが分離している状態になっています。
不安を感じてビックリしてドキドキしたり、身体が硬直してしまったりといった出来事が繰り返される度に、波動体の密度が薄くなってゆくのです。
その人の波動体の密度が薄くなってゆくと、同じようにオーラの構造の密度も薄くなってゆきます。
恐れや不安を克服するためには、分離してしまったその人の一部の波動体を取り戻すことを考慮に入れなければなりません。
これがパーソナル・エンパワーメントと呼ばれるものです。
自分自身の本来の力を取り戻す。
★
次回は、分離してしまった波動体をどのように取り戻すかに進みます。