アロハ
潜在意識の組み替え①の続きです☆
関連記事:▶潜在意識の組み替え①
前回は「変成意識状態(へんせいいしきじょうたい)になると潜在意識とコミュニケーションしやすくなる」という部分まで書きました。
変性意識状態とは、脳波がベータ波ではない意識状態のことです。
☆ベータ波 Beta: 12–30 Hz
通常の意識の状態、日常的な生活の中で測定される脳波の状態です。
ベータ波のレンジは落ち着いてリラックスした意識の状態から、対戦モード、パニックや混乱した状態も含まれます。
そして、能動的で活発な思考や、集中と関連づけられています。
ベータ波ではない脳波の状態には以下のようなものがあります。
一般的には夢を見ている状態を指します。
アルファ波は映画を観ていたり、テレビのナレーションを聴いている時などに、自分を取り囲んでいる環境を忘れてしまったりする意識の状態の時にも測定されます。
☆シータ波 Theta: 4–8 Hz
通常の深い睡眠に入っている状態。
夢と夢の間で作られる脳波の状態で、交互にやって来るREM睡眠の狭間で、約15分から30分しか維持されません。
☆デルタ波 Delta: 0.05–4 Hz
睡眠時のスローな波の状態睡眠。
☆ガンマ波 Gamma: 30–100+ Hz
脳波が30㎐〜100㎐以上になっている状態。
脳内でシグナルが長い距離を交差している状態、複雑な活動や、多角的に脳の部位を同時に使っている状態です。
☆エプシロン波 Epsilon: 0.00–0.05 Hz
あまり深く研究されていない脳波の状態ですが、集中的な瞑想状態と関連づけられています。
☆
通常の日常生活の中での脳波はベータ波です。
これをその他の変成した脳波の状態にすると潜在意識と交流しやすくなるわけです。
では、意識が目覚めている状態で変成した意識状態になるためには一体どのような方法があるのでしょうか?
その最も一般的な方法が[瞑想]です。
しかし、瞑想と一言で言っても様々な意識の状態があります。
浅い瞑想の状態から、深い瞑想の状態などと色んな意識の状態があります。
瞑想に不慣れな人が瞑想状態に入ろうと思っても、なかなか雑念を追い払えなかったり、瞑想状態を長く保つことが難しく感じられたりします。
瞑想という一つのことに長く集中しきれない状態です。
では、瞑想の他に簡単に意識を変成状態へ誘導できる方法はないのでしょうか?
瞑想している時と同じような状態まで近づける最も簡単な方法は[音]を利用することです。
リラックスしやすい中間音楽や、波や川のせせらぎなどという自然の音色を聴く。
クラシック音楽や、瞑想用の音楽を聴くことでも、意識をザワザワして落ち着きの無い状態から、リラックスした状態へと導くことが出来ます。
音は周波数ですから、意識をなだめる、整理整頓するような周波数の音楽を聴くことで、脳波の状態は変わりえるということです。
リラックスして落ち着いた意識の状態と、雑多で忙しい意識の状態の違いを考えてみた時に浮かび上がってくるのは、神経伝達の状態です。
リラックスしている時は神経が穏やかな状態です。
しかし、忙しかったり、感情的に興奮していたり、精神的に堕ちていたり、肉体的な痛みに襲われている時の神経は忙しく活発な状態になります。
神経伝達が忙しく刺激を受けている状態だと瞑想状態または変成意識状態に入りにくいということです。
神経の働きに関係するもので、怪我で手術を受ける時には麻酔を施されますが、これは神経に働きかけて麻痺させ、眠らせるものです。
麻酔を受けると急激に意識が遠くなり、すぐに意識がなくなります。
意識が完全に落ちてしまっては潜在意識と交流する、そして書き換えることは出来ません。
変成意識状態に入っても、意識が目覚めた状態でなければ、潜在意識と交流して整理整頓し、組み立て直す、書き換えることは出来ません。
神経をなだめて落ち着いた状態へ導く方法の一つに、自律訓練法というものがあります。
これは誘導瞑想的に自己催眠を通じて自律神経をなだめ、ズレてオフになっている状態から、バランスがとれ、調和している状態に引き上げたり、ストレスな状態から解放するためのテクニックです。
自律訓練法のテクニックは、自律神経やストレスの削減だけでなく、催眠療法や、誘導瞑想の中にも取り入られています。
これらの方法では、意識を普通のベータ波の状態から別の波への状態へ誘導するわけですが、誰もが深い変成意識の状態に入れるわけではありません。
人によっては簡単に変成意識状態に入れたり、場合によっては深いトランス状態まで移行することが出来る人もいます。
しかし、なかなか変成意識状態になりにくい人も多々います。
向き不向き、または熟練度によって変性意識状態に入れる確立が変わるということです。
では、その他に効果的な方法がないのでしょうか?
誰もが簡単に変成意識状態に入れるツールとしてあげられるのが、バイノーラルビートと呼ばれる音源を聴くことです。
クラシック音楽や、瞑想音楽を聴くことで脳波が変わるように、バイノーラルビートを聴くことでも、脳波を変化させることが可能です。
バイノーラルビートの音源にも様々な周波数があり、アルファ波に入りやすくする音源から、シータ波、デルタ波、ガンマ波に対応する音源もあります。
リラックスした状態で音源を聴くだけで脳波が変調するわけですから、これほど簡単な方法はないかも知れません。
次は、バイノーラルビートに関して書いてみます。
続く・・・☆
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