先日、出版社から参考にと日本で出版された幾つもの本が届きました。
送られて来たのは、ほぼ全てカラー印刷のもの。
次のハワイの本は、ゆとりのあるデザインでお願いしますと言われているので、そのための参考図書なんです。
昔はカラーの本なんて少なかったんですよ。
しかし印刷技術の大変化で、本の形態も変わっていっているんです。
「聖なるハワイイ」も「スピリチュアルに楽しむオアフ島」も、出来るだけの情報を思って、かなり詰めてデザインしたので、今回は、もっとスッキリとゆとりのあるデザインになる予定。
送られて来た本を眺めていると、内容とか、構成の在り方とか、色々と見えてきてしまうんですけど、技術的なことや、内容的なことを判断するのは止めにして、感覚で本自体を捉えようと努力しています。
私の場合、相対的な感覚よりも、知識欲の方が勝ってしまう傾向なので、情報量にツイツイ目と感覚が走ってしまうわけです。
美しく小奇麗に作られていて、内容が濃くないものには抵抗があるんです(困)
でもよくよく考えてみた結果に、本を手に取る人の感受性というのは、人それぞれですから、購入した人が、その本で幸せになったり、リラックスできたりすれば、それで良いんでしょうね。
そういう意味では、次のハワイ本は、私にとってはかなりチャレンジングです。
基本的に貧乏性な性格なのか、ツイツイ、あれも、これも入れたいぞぉって方向性に走りかねません。
そうすると、美しさのバランスが・・・。
そういう意味では、私の自慢の暴走する知識欲をエイヤっと投げ捨てる必要があるわけです。
そして、ひたすらに美しさとシンプルさ、ゆとりを意識して、全てをバランス良く構成しなければいけないわけです。
しかし、いくら美しく作られていても、パラパラとページをめくって終ってしまうだけでは満足しませんから、それなりの内容が伴わないと駄目ですよね。
あぁ、もっとお気楽な性格だったら良かったのに・・・と思いますけど、それは後の祭りなので、先のことを考えなければいけません。
まぁチャレンジすることは良いことでもあるので、楽しんで取り組んでゆきま〜す。
ということで、私はすでに何千枚にも膨れ上がってしまっている写真の整理に奔走しなければなりません・・・。
☆
ここ最近は本を作っていることを前に出しているので、お問い合わせとか、メールとか、メッセージとかにも「執筆中なんですね」という見解が良く来ています。
その度にわたしは「そうか、私は執筆中なんだ・・・」と考えてしまうわけです。
執筆というと書くことに専念しているというイメージがありますが、特に次回のハワイ本の場合は、この「執筆」という文字に抵抗が・・・(笑)
確かに執筆してるし、さらに執筆するんですけど、でも執筆でもないんです(困)
どちらかと言うと「製作中」もしくは「チャネリング製作中」というのが近いかも・・・。
デザインの現場では「先割り」と「後割り」という言葉があります。
「先割り」は、まず最初にデザイン・レイアウトを組んでしまって、そこに合わせて後から文字を入れ込みます。
普通の場合は、まず作家さんが原稿を書き上げます。この段階は執筆ですね。
次に素材を収集して整理し、そして実質的な本の制作が始まります。
「後割り」の場合は先に原稿が書かれ、それに合わせてデザイン・レイアウトを考えます。
広告デザイナーとしての癖だと思いますが、私の場合は、かなり「先割り」に近いと思います。
しかし実質的な話、ややこしくも執筆と制作が同時進行なんです(笑)
レイアウトしながら書いてしまうというか、書きながらレイアウトしてしまうというか・・・。
自分で執筆から制作まで行うわけですから、段階別に切り分けなくても、同時に進められる状況にあるからです。
原稿を書く場合にも、デザインレイアウトをする場合にも、チャネリングという機能が、カナリ多角的に働きます。
チャネリングの技術というのは様々な方向性で使えるので便利なんです。
料理に使っても良いし、アートでも、掃除する時でも、エッチする時でも、運動する時でも、人前で話をする時でも構わないわけです。
意識の当て方次第で、ほぼ何にでも使うことが出来ますから、要は使い方次第と言えます。
ということで、私はしばらくの間、執筆中+チャネリング中+制作中です(笑)
makaula@gmail.com
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「聖なるハワイイ:
ハワイアンのスピリチュアリティー」
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