自然や津波といった自然の力の凄さとか、原子力発電所の怖さとか、それらの過酷な状態の中で現れる人間愛の素晴らしさとか。
これらはパっと見ではあまり関連性がないように見えます。
簡単に捉えると、私たち人類はこれらの悲劇から生まれる恐怖を通じて、人間愛の本質を描いてみせたということになります。
集合的な恐れから、集合的な人間愛が浮上したわけです。
そしてこのグローバルな人間愛の意識は、これから更に大きくなってゆくことになるでしょう。
私たちの意識は、日本人や○○人と言った国家的な枠、人種や性別などを乗り越えて地球人というさらに大きな意識状態へと動いているのです。
そしてこの地球人としての意識は、それが育まれる環境そのもの、地球という生命体に繋がってゆきます。
私たちの地球人という意識が芽生えて、それが本格的に目覚めて成長すればする程に、私たちはこの地球の意識そのものと深く繋がってゆくのです。
私たち地球人が、その母体である地球そのものと繋っていった先で待っているのは、地球そのもののエコ・システムを修復することです。
この地球が更に大きなダメージを受けてしまえば、私たち地球人は生きてゆけません。
地球の環境が私たち地球人を生存させているわけですから、この部分は切り離すことは出来ないのです。
遅かれ早かれ、私たちは環境維持の問題に対して、本格的に取り組まなければいけない時期がやって来ます。
この震災で現れた様々な出来事に共通するものが一つだけあります。
それは「エネルギー」です。
地震は溜まっているエネルギーを解放するものです。
津波は地震による震動で生まれたエネルギーです。
原子炉の崩壊は、核融合のエネルギーの放出です。
これらの災害を乗り越えるために、多くの人々のエネルギーが動いています。
この悲劇を通じて世界中の人が心を痛めています。
それと同時に多くの人が様々な恐れを抱いてもいます。
また世界中の人々に人類愛の気持ちを抱かせています。
私たちの感情もエネルギーです。
それと同じように、多くの人が、一体どうしてこんなことになったのだろうと考えているでしょう。
これから先どうなってゆくのかと心配で考えあぐねているひともいるでしょう。
どうすればこの事態を早急に改善することが出来るかを考えている人もいるでしょう。
今の自分に何が出来るのか？
そしてこれから先に何をするべきなのか？
私たちの思考もエネルギーです。
このような現状の中で日本人の皆さんが不安に思っていることが沢山あります。
食べるものが手に入らなかったらどうしよう？
人間にとって食材はエネルギー源です。
電力の節電のために計画的な停電が実地されています。
電力はまさしくエネルギーです。
この一連の出来事の全ては、エネルギーについて教えています。
私はこの出来事が起きるまで、日本に５０個もの原子力発電所が建設されていることを知りませんでした。
そして現状では、日本の電力はそれらの原子力発電所に依存してしまっているということも知りませんでした。
先日、日本の停電のことを話していたら、日本の原子力発電所の全てが停止してしまったら、日本人は生活してゆけないと答えが返って来ました。
アメリカにも同じ位の数の原子力発電所があります。
しかし、アメリカの原子力発電の依存率は２０％です。
仮に全米の原子力発電所が機能を停止させたとしても電力不足を乗り越えることが出来るということです。
一体全体どうして日本は原子力発電に依存してしまったのだろうと考えました。
広島、長崎と原爆による悲惨な被爆を経験している国なのに、今度は自分たちの国が造った原子力発電所の崩壊で被爆の危機に晒されています。
それらの過去の苦い経験から、多くの活動家が原発停止の訴えを行って来ていますが、国民全体としてそれを実現させるにまでは至っていません。
では、その原因は何なのでしょう？
それは私たちの意識の低さです。
原子力発電に対する意識の低さ。
日本全体の発電システムに対する意識の低さ。
環境汚染に関しても全く同じことが言えます。
私たちは地球のエコ・システムに対して意識が低いのです。
ではこれらの全ての項目は、一体なにを示唆しているのでしょうか？
少し考えてみて下さい。
私たち人類が冒した最大の過ちは、車輪を発明したことだという見解があります。
意識の力を発達させるよりも、物質主義を発達させてしまったということです。
私たちの祖先は、車輪と言う物理的な道具を発明してしまいました。
そしてこの非常に便利な車輪という道具は時代を経て進化して行きます。
車輪は手押し車にになり、馬車になり、自動車になって、鉄道になり・・・・。
最初は人力、そして動物を使って動かしていました。
エジソンが電気を発見すると、それは電力にとって代わられます。
そして電力の発電方法は、火力発電や水力、地熱、風力、海力発電といった方法から、原子力発電へと移行してゆきました。
現在の社会経済は、基本的に石油経済で成り立っています。
そして石油経済は原子力経済に移行しつつあります。
昨年の大晦日の夜に、オバマ大統領は全米に更に２つの原子力発電所と、５０カ所の原子炉を建設すると発表しました。
それと共に沸騰を始めたのが原子炉に必要な燃料となる「ウラニウム」の株価です。
話を元に戻しましょう。
では何故わたしたちは原子力発電に頼らなければならないのでしょうか？
それはその他の発電アイデアがあるということが一般市民のもとへ届いていないからです。
原子力以外に発電方法がないわけではありません。
フランスではすでに水の力で走る自動車が誕生しています。
私たちがこれから意識を高めなかればいけないのは、新次元世界で使える「新しいエネルギー源」に関することです。
この「新しいエネルギー源」を現実にするためには、それを求める人類の意識が必要になります。
フリー・エナジーと呼ばれる空間からエネルギーを取り出す技術は随分と前から存在していました。
それらは石油経済や原子力経済の圧力によって、揉み潰されて来たのです。
今わたしたち人類に必要なのは、環境汚染を進める発電方法ではありません。
まずそのことをシッカリ頭に刻んで下さい。
今わたしたち人類に必要なのは、フリー・エナジー発電の実現化です。
私たちの意識が「フリー・エナジー」を必要としていると思わなければ、それは実現してゆきません。
原子力発電の他にも発電方法があることを知ってください、
新次元に適応した環境を破壊しないエネルギー源があることを知って下さい。
すでにそのテクノロジーが存在していることを意識してください。
このフリー・エナジーの基本は「バイオ・エセリック」です。
前のブログでも書きましたか、私たちの肉体は発電機です。
この肉体は空間からエネルギーを取り込み、食材からのエネルギーと混合されて肉体を維持するための生体エネルギーとして提供されます。
空間からのエネルギーは６０％であり、食物からは４０％です。
これらの生命エネルギーは「エセリック・ヴァイタリティー」と呼ばれます。
私はこのブログを読みに来ている皆さんに、もっとエネルギーのことを知って欲しいです。
もっと波動的な、エネルギー的な身体の仕組みのことを知って欲しいです。
もっとバイオ・エセリックを元にしたエネルギー源のことを考えて欲しいのです。
私たちの意識が次のエネルギー源を求めなければ、この原子力時代を乗り切ることは出来ません。
未来を造るのには、アイデアの元になるイデアが必要です。
その先にあるのが「イデ」です。
原子力に意識を向けるよりも、新しいエネルギー源に意識を向ける必要があります。
そしてフリーエナジーを現実のものとするために、そこに意識の力を注ぎ込んでください。
原子炉停止の運動は大切だと思います。
しかし、それだけでは現実的な問題は解決しません。
原子力に換わる発電方法が提示され、それが現実にならなければ原子炉が消えることは無いでしょう。
意識を原子力から、フリーエナジーへと移行させてください。
そのことを考えて下さい。
そのことを調べてみてください。
そして求めて下さい。
そのようなアイデアを思い浮かべてください。
多くの方がアセンションに対して興味を持っていると思います。
この震災は、アセンションに関することを様々な角度で明確に示唆しています。
アセンションに関係するのもエネルギー源です。
肉体を持ったまま次の第四波動密度に上昇するわけですから、それに対応したエネルギーを循環することが出来る肉体とエネルギ－体、そして波動体に進化していなければなりません。
アセンションには意識の上昇が必要ですが、それと同じようにエネルギー的な進化も必要なのです。
節電で生活しにくい状態だと思いますが、そこでネガティブ思考を働かせずに、ポジティブ思考でエネルギー発電のことを考えて下さい。
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