2010/11/24

脳の三位一体(1)

「人間の意識とは一体なんぞや?」という疑問を、オーラや波動といった広範囲なサブジェクトを通じて解き明かす的な、非常に大それた内容です。


脳の三位一体  


私たちの脳の働きを「脳の三層構造説」という図式で試みたポール・マクリーン氏(Paul MacLean, 1913-)という方がいます。


彼は人間の脳の構造と行動の様式を、生物の進化の過程と、動物の原始的な本能に結びつけて説明することを試みています。



私たちの肉体は、その他の動物と同じように、生き残るために生存本能的な働きをします。


生きるために食べたり、眠ったり、種を保存するために闘ったり、生殖活動をして子孫を増やしたりする部分です。  


人間とその他の動物の決定的な違いは、私たち人間には「自分」ということを知ることが出来る明確な自意識があることです。


また高度に発達した脳は、その他の動物には見られない知性の高さと精神性を生み出しています。  


私たち人間は、生きていることの意味や、存在していることの価値、理由、目的などを考えることが出来ますが、その他の動物たちはそうではありません。


人間と動物では精神機能の複雑さが大きく違うということです。



そして学習能力と言語脳の発達で「言葉」を駆使してコミュニケーションを図ることができます。  



マクリーン氏は、これらの人間と動物の違いを、動物よりも肥大している大脳新皮質に見ています。  



人間の脳は「爬虫類脳」→「旧哺乳類脳」→「新哺乳類」の順番で進化しながら、その機能を複雑にしてきたという考え方です。



1.肉体機能に関係する爬虫類脳  


爬虫類脳は、進化の過程の中で最も古い年代に発生した脳の部分です。  


自律神経系の中枢である「脳幹」と「大脳基底核」から成り立っています。



肉体としての生命を維持することに関係する基本的な機能に関係し、心拍、呼吸、血圧、体温などを調整する働きを行います。  



また爬虫類的な生存本能として、自分を外的から守り、生き残らせる為の「縄張り意識」や「防衛意識」などに関係すると位置づけられています。  



では、これらの情報を意識とサイキック的な能力に結びつけて考えてみましょう。  



爬虫類脳の特質の中で重要なポイントは「生命維持」という部分です。  


脳幹が身体を維持するための生理的なシステムをコントロールする働きをしているわけですが、この働きが無ければ、私たちの肉体は正常に機能することが出来ません。


肉体は、切り傷を治したり、皮膚を蘇生させたり、肝臓を蘇生させたり、毒素を排出したりといった自動的に身体を点検したり、修復する様々な機能を持っています。


それらの自動的な修復やバランスの維持を行う自律神経の働きに沿って、心臓や肺などの心肺機能や免疫機能が的確に働いてくれなければ健康な生活は送れないということです。

 

生命維持という部分は、生命力と共に、存在するための智慧、恐怖から生まれる防衛意識などに関係します。


恐怖は感覚機能を敏感に発達させます。  



そしてこれらの要素は、赤い波動域を取り込む「第1チャクラ」と「下丹田」に結びつけて考えることが出来ます。  



また生命維持に関係するのが「感覚機能」です。


直感力や感覚的なアンテナ、視力、聴力、味覚、収穫などを含めた、自分の位置と他者の位置を図る様々な感覚機能が発達していないと、最大限に自分を守ることは出来ません。  



簡潔に書いてしまうと、爬虫類脳は、潜在意識的な働きと、潜在的な能力、更には基本的なサイキック能力に関係している脳だということです。  


私たちが意識の力を使って爬虫類脳の部分である「脳幹」に対して、意識的に意図を持って働きかけることが出来るようになれば、生命維持に関する事柄と、感覚的な能力を向上させることが出来るということです。


続く・・・




【意識の光り:目次

★不思議は消えない②香りの伝達
★鬱の症状とエレメンタル
★クレアオーディエンス 【超聴覚】
★クレアオーディエンス 【超聴覚】②
★どこから音が聞こえて来るのか
★超聴覚で聞こえる音はオーラの中で響く
★クレアガスタンス【超味覚】
★味覚はその人の波動域によって変化する
★味覚の変化
★クレアアリエンス【超臭覚】
★1日2リットル以上の水が飲めない理由
★波動の移動に距離は関係しない
★ネガティブ波動を溜めない方法
★想念体に関する考え方
★エレメンタル・想念体
★想念②
★想念③
★波動のプロジェクション
★UFOが移動する原理
★オーラに現れる色彩
★オーラの中の色彩の位置①
★オーラの中の色彩の位置②
★オーラとアカシック・レコード
★空間には目に見えない波動が存在している
★オーラ=サブスペース〈亜空間〉1
★身体の不思議・・・
★身体の不思議・・・2
★フィジカル体 物理的な肉体
★チャクラと丹田の違い
★上との繋がり方(1)集中力
★オーラとは?
★光りの三原色と三つの丹田(1)
★光りの三原色と三つの丹田(2)
★脳の三位一体(1)
★メッセージの受け取り方(1)
★生命力の源泉・下丹田を活性化させる呼吸法
★生命力の源泉・下丹田を鍛える訓練
★エーテル体の中に浮かんだ「リキッド体験」
★エーテル体、エセリック・ボディー(Etheric body)
★身体の重さと経絡の関係
★エーテル体と毒素
★アセンション極秘情報
★意識の仕組み
★スシュムナー管の目覚め
★トリニティーからの行き先
★波動の上昇と本を読むこと
★自分に目覚めるためのステップ
★身体が酸化して冷える食物
★ヨウ素と放射能被ばく
★いつも安定している人間になる方法
★乗馬で学んだオーラのこと
★この震災が示唆している人類の未来
★放射能汚染に効果的な植物/ハーブ
★集中力とイメージ力の高め方
★第三の眼の汚染
★第三の眼・松果体の浄化
★第三の眼とフロライド汚染
★スピリチュアルな能力の意味
★サイキック的にはこう見える!  



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