脳卒中を巡る病院ドラマ④神経科学科は女の城

アロハ


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脳卒中疑惑の第4弾です。

脳卒中疑惑の記事で多くの方から励ましのメールを頂きました☆


感謝・感謝☆


緊急入院した二日目の朝。

CTスキャンもMRIでの検査も終わり、どうやら脳卒中ではなさそうな感じなので精神的にも少し落ちつき、心の余裕が増えてきてました。

ホボ眠れなかったのですが、そんなに辛いとも思いませんでした。

普通だったら深夜を過ぎると異様な眠気に襲われるハズなのに、然程眠いとも思わなかったのも変だと思います。

睡眠導入剤をもらうという方法もありましたが、あえてパスしました。

病院生活というのは定期的な回診が行われるので、夜でも看護師に起こされます。

これは友人の手術に付き添った経験で知っていました。

夜中に定期的に起こされて採血されたり血圧を測られたりするわけですから、睡眠誘導剤をもらったとしても起こされることに変わりありません。

逆に眠たい中で起こされる方が嫌だと思い、それで睡眠誘導剤をもらわなかったわけです。

病院でもらった薬はアスピリンとアイビープロフェン Ibprofen

アスピリンは血中の濃度を薄める効果があるらしく、もし血液の濃度が高くなって血栓にならないように飲まされました。

頭痛の方はアイビープロフェンが効くのではないかという話しでした。

日本ではイブプロフェンと読むようですネ。  

こちらは頭痛・生理痛・歯痛・解熱鎮痛剤に効くというもの。

歯痛の時には効きました☆ 

どちらも効果があったかと聞かれたら、頭痛は同じだったので、この場合は然程の効果はなかったと思います。

結局早朝2時とか4時とかに回診で採血と血圧、血糖値を測られたので寝なくてよかったです。

寝なかった時間にしていたのは病棟内の徘徊でした(笑)

今から思い返すと、6〜7時間もベッドから起きたり、椅子に座ったり、病棟内をフ〜ラフラ歩くのを繰り返していただけなのですが、結構アっという間に朝になった感じでした。

これもヤヤ変だと思います。

家で不眠症になったらもっと苛々しているハズなのに、今回は苛々もせず、退屈もせず、楽勝で時間が過ぎていった感じだったからです。

どこかで時間が短縮されていたような感じに思えます。

6時30分になるとカフェテリアが営業し始めるので朝食を注文。

ベジタブルなオムレツとカフェイン抜きの珈琲を頼んだのですが、これもよく考えたら変かも知れません。

実物が届いた時に、アレ? 他に頼まなかったの? と思ったからです。

普通だったらパンなりベーグル、フルーツまたはヨーグルトと考えるハズなのに・・・。

ちょっと頭が上手く働いていなかったのだと思います。

8時頃になると先生方の回診が始まり、外では各部屋の前で病状に関する話し合いが行われているようでした。

しかし私の部屋に先生方が来たのは随分と後になってから。

きっとMRIの結果に関係していたので遅れていたのでしょう。

そういえばこの病棟で男性の医者にはお目にかかりませんでしたワ。

看護師もホボ女性。

夜間に病棟を徘徊して観察した限り、看護師の性別の比率は8:2 で圧倒的に女性の方が優先でした。

この職場は女性優先型だったのは確かです。

その中で印象的だったのは、中に男性から女性に性転換したMTFの方が一人いらっしゃったこと。

現在のシアトルはトランスジェンダーに対する人権擁護がプロミネンスに近い状態になっています。

それだけコミュニティーの中でトランスジェンダー人口が多いので、FTMまたはMTFのチームは率先して社会にアピールしている

病院内で働いているMTFの方は結構いらっしゃると思います。

もっと社会的にFTMまたはMTFの方が普通に働ける職場が増えるとよいですね。
この方の場合、ホボ女性の外観なので、それを察せる人は少ないでしょう。

多少違うところは、肩幅とか腰回り、そして声色。

私が超敏感なので解ってしまうだけだと思います。

この件に関しては自動的に解ってしまうとしか言いようがない。

何が違うのかと聞かれたら、波動が微妙に違うんですワ。

FTMまたはMTFの方々は頭脳明晰な人が多いので、問題なく働ける適切な職場を見つけることができれば、バリバリ才能を発揮できると思います。

男性で私の部屋に入ってきたのはカフェテリア関係で働く注文と配達をしてくれるインド人系の叔父さんだけ。

ハーバーヴュー病院内で働く方は女性の方が圧倒的に多いと思いました。

朝の10時過ぎになり、元カレが再びやって来て具合を聞いてくれましたが、症状的には然程は変わっていませんでした。

しばらくして神経科学科チームの3人が部屋にやって来ました。

神経科学科の先生方は全て女性でした。

そしてMRIの結果は異常なし。

少し歩いてみて下さいと言われ、ベッドからドアまで2.5メートルくらい、往復5メートル歩きました。

女医師「問題ないですね」

ワタシ「いえ、そうではありません、長く歩くとフラつき始めます。頭も痛くなるんですけど」

女医師「短くても普通に歩ければ、長距離でも問題ないハズです」

ワタシ「長距離になるとブレるし頭痛が始まると言ってるでしょ? それに背骨の真ん中辺りが熱くなったり、胸に圧迫感があるのはなぜですか?

女医師「背骨は関係ありません」

ハッキリ返答されました。

ワタシの内心:脊髄と中枢神経は関係ないんですか? そんなハズないでしょ?

女医師「異常なしです。脳波測定で問題なければ帰宅して大丈夫です」

ワタシの内心:あんた自分の知ってる範囲でしか聞いてないでしょ? 聞きたくない場合は聴覚閉じるんですね・・・」

ワタシ「じゃぁ、もし同じ症状が現れたら、どうすればよいのですか? 予防策とかないんですか?」 

女医師「緊急病院に来て下さい」

ワタシの内心:あんたワタシの言っていること聞いてないでしょ?

しかも権威主義が丸見えですけど。

面倒臭いのも丸見えヨ・・・。

この方は真面目に私の話しを聴いてくれないのは直ぐさま解ったので、こりゃ駄目だと諦めました。 

どちらにしても神経科学の女医の見解では、CTスキャンもMRIも異常なしだから、脳卒中ではないという見解だと思います。

ここで最も意外だったのは、神経科学の女医の医学的な視点。

CTスキャンもMRIも全て首から上だけで、胴体は計測されまでんでした。

ということは、脳卒中が疑われる場合の検査は、首+頭(脳)しか測定しないということなのだと思います。

他の医学部所、例えば心臓科とか呼吸器科、耳鼻科などに振ろうともしない。

それだけ神経科学科というのは〝絶対なのだ〟という見解として私は受け取りました。

私の場合は誤診から始まったのは確かですから、女医としてもその他の患者に比べれば、然したる病状ではないのは確かです。 

女医的には「脳卒中の疑いは晴れたから問題ないでしょ」と言いたかったのだと思います。

しかし私の頭の中には疑問符が一杯・・・。

実際に平衡感覚も頭痛も、空間や距離、時間を把握する感覚も前の日とはそんなに変わっていませんでした。

幸いだったのは脳卒中の形跡を始め、脳腫瘍、脳内の癌が全くなかったこと。

でも症状は変わってない。

じゃぁどうすれば普通に戻れるんですか?

これ以上なにかを求めるなら自分で答えを探しなさいということですね?

今までの様々な医学的チャレンジ+闘病生活の中で、西洋医学の観点は部分的すぎると悟っていましたが、ここでも同じでした。

緊急または部位的な処置にはなっても、総合的な解決、または答えになっていない。 

そんな感じで女医チームは部屋を去り、残っている検査は脳波測定だけ。

もうこの時点でサッサと家に帰りたいと思いました。

もう少し続きます☆

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