ガイドブックなどでは主に表側のスポットが紹介されているのですが、それらのスポットには脚が向かず、なぜかシャスタ山の周辺を一周してみることになったのです。
宿泊しているマクラウドという街から出発してシャスタ山をグルリと一周して驚いたのは、シャスタ山の全体の波動の力強さ。
過去にシャスタ山に行ったことがある友人たちの話から、あまり期待はしていなかったのですが、とんでもない思い違いでした。
しかしドライヴしていて思ったのは、あまり知られていない裏側の方が強力な波動だということでした。
一周する道すがらは基本的には一本道なのですが、所々に山の中に入り込む山路があり、その分かれ道で上に行くコースへと行ってみることに挑戦。
行き当たりばったりで何の予備知識もなく山の森の中に入ってドライヴを続け、シャスタ山を裏側から眺められる人のいない広場に到着したのです。
そしてここでしばらくの間、シャスタ山を眺めていました。
パッと眺めるだけでは綺麗な山の姿ですが、目の焦点をズラすようにして見始めると、色んなものが見え始めました。
これは少しコツが必要なのですが、慣れると簡単に出来るようになります。
山肌から現れるオーラとか、時々のように噴出する波動とか。
そしてトテモ小さなUFO、小さな光の球体が物凄い勢いで往き来しているのも目撃。
そんな不思議な光景を充分に見て、そろそろ出発しようかと思って三人で車に乗ったら、唖然とした出来事が起きたのです。
広場はとても大きくて、奥には沢山の樹が立っているのですが、その木々の間に不思議なものが突然に現れたのです。
大抵の場合は私だけ目撃することが多いですが、今回は運良く三人とも同じ光景を目撃することが出来ました。
何と! とても背の高い木々の間に、白い雲のようなものが突然に出現したのです。
しかも地上からではなく、樹の背丈の真ん中当たりの高さを中心にして一気に現れ、瞬間的に巨大化というか、球形のまま大きくなり、樹々の全体を包み込むまで大きくなって、その後に空間の中に溶け込んでしまうように消えてしまいました。
その光景を目撃した私たち三人はビックリ仰天して、いま自分たちの目前で一体全体なにが起きたのか理解でず、乗りかけた車から再び降りて、不思議現象が起きた樹々の周辺をただ眺めていました・・・・。
みんなで色々と可能性を考えたのですが、自然現象にしては理に叶っていないのです。
誰か森の中で作業をしている人が水を撒いたわけでもなく、土煙が湧いたわけでもなく・・・。
結局誰も説明がつかないし、そのまま見続けても次の現象が起きる気配がなかったので、諦めて車に乗り込み、後ろ髪というか、右耳を引かれながらも、その不思議な広場を立ち去ることにしたのです。
そしてクレアヴォヤント的に不思議現象が起きた場所を覗いて視たら、白い輪のような何かの中から白い人のような姿が視えました。
そこで「白い人のようなのが視える」ということで引き返したのです。
再び車を降りて、不思議現象が起きた場所へ歩いて行ってみましたが、そこには何もないというか、周辺を探索しても現象の理由になるようなもには全くありませんでした。
ただひと気がなく、ある意味で神秘的な森の樹々がせい然と立ち並んでいるだけ。
しばらくの間そんな木々の間を歩いていましたが、そこから何かが劇的に変わったわけせもなく、あの不思議現象の残り香が漂っているかのように感じる木立の中を車まで戻って行きました。
あの広場で最も印象的だったのは、大地をー踏みしめる時の感覚がとても柔らかいこと。
歩くたびに靴がふんわりと少しだけ地面の中に入り込むのです。
ここの地面は灰色で、その他の砂利や土とは全く違った様相とおうか、地質でした。
最も残念なのは、同じ場所に再び戻りたくても、どうやって、見つけたら良いのか検討がつかないことです。
不幸なことにGPSも電波が届いてなかったのでGoogleマップもお手上げです。
途中で迷い込んでしまったような成り行きで辿り着いたので、もう一回同じ場所に行こうと思っても場所が定かではないのです。
次回の際は誰か森の道に詳しい人に詳細に聴くなり、トレイルマップを手に入れて確認しながらドライヴをするしか正確な場所を探し出すことは難しいと思います。
そんな不思議現象で始まったシャスタ山の不思議な旅・・・。
全く何も期待してなかったのが効いたのかも知れません。
もっといろんな場所をユックリと探索したいところなのですが、シャスタ滞在は二泊だけ。
今日はシャスタ近辺を少しだけ探索して、午後にはオレゴンの方へ移動です。
また何かの不思議体験が起きたら報告しますね。
ステイチューン。