2012/01/04

AS2012⑲身体の秘密

アロハ

4回目の更新に挑戦です(笑)



まだまだ伝えたいと思っている内容は減ってゆかず、リサーチしていたら逆に増えていっている状態です。

ある一つの内容で色々とリサーチを進めてゆくと、それまで疑問符として頭の中でフワフワと浮いていたものが色んな場所と繋がってゆく結果になり、それが腑に落ちていくのです。

「腑に落ちて行く」という日本語的な表現は、身体の波動的な構造に対してとても理にかなったピッタリな言い回しです。

腑に落ちると波動的に全体が整理整頓されてクリアーな感じになります。

頭とか感情とかいった部分的な理解ではなく、全てを含めた全体的な意識の中で解ってしまうのです。

意識の全体性の中で完全な理解が起きてしまうと、それまで不均衡に感じていた波動的な圧迫感のようなものが消えてしまいます。

これを「モヤモヤが消える」と表現しますね。

これにとても似たものが「アっ、閃いた!」というもので、この時も部分的ではなく、意識の総体性の中で理解されてしまいます。

この腑に落ちるという感覚と、閃いたという感覚が連続して起き始めると、それを表現してゆく過程の中でカナリ手に負えなくなります。

それを抱えたまま表現しなければ感覚的に気持ち悪くなるのです。

書いたり、描いたり、奏でたり、話したりといった表現の中で、それらが連発してくると、とにかく頭の中から、いえ、意識の中から外にだして表現してしまいたくなります。

このようなアイデアとしての波動が、頭の中、身体の中、または意識の中で煮詰まって来ると、フラストレーションに繋がって、それはストレスに変化してゆきます。

これは感情の発露にも同じような部分があると思います。

感情も波動と周波数だからです。

笑うにしても、怒りにしても、愛情にしても、悲しみにしても振動域と周波数が違っているだけです。

ポジティブな感情にしろ、ネガティブな感情にしても、それらを抱えて押さえつけたままでいると、最終的には抱え切れなくなって爆発してしまう傾向にあります。

感情というのは、その方向性がプラスのものであれ、マイナスのものであれ、内面から、または身体から表現されるという方向性へ動いて行くものだということです。

「ただ話したい」というのも同じ領域のものだと思います。

話すことによって「何か」を出したいからです。

ただし、それらを抱え続けることが出来ずに、忘れてしまった、それらが消えてしまった場合は別です。

何かを話そうと思っていた、書こうと思っていた、表現しようと考えていたにも関わらず、それが何かの弾みで突然に消え失せてしまうこともあります。


その波動とのコネクションが切れてしまった場合は、それが消滅するというか、無くなるというか、表現することが触発されなくなります。


人間の感覚というか、感情や思考というのは、とても面白いものですね。

様々な方向性に動く私たちの感情も、アイデアや考えといった思考も、波動=エネルギーであることには変わりがありません。

ではこれらのことをチャクラ的に少し書いてみましょう。

チャクラは基本的に私たちの感情と内分泌線、そしてホルモンバランスに深く関係しています。

そしてそれぞれのチャクラに対応する光りのスペクトルは、天使界の波動です。

各チャクラに対応した天使(スペクトルの波動)が司っているということです。

★主な感情の働きに関係するのが第1(アドレナリン)+第2(生殖ホルモン)+第3+第4チャクラ(免疫機能)

★思考とメンタルな領域に関係するのが第1(アドレナリン)+第3(インスリン)+第6チャクラ(セロトニン)

★それらの表現に関して関係するのが第2(生殖ホルモン)+第5(甲状腺ホルモン)+第6チャクラ(セロトニン)

 チャクラの働きのバランスが崩れてくると、感情のバランスも不均衡になってゆきます。

 感情のバランスが不均衡であるということは、体内を巡るホルモンバランスが崩れているということでもあります。

 簡単な例で書くと、怒り=エネルギーを表現したくて仕方がない状態の時は、アドレナリンが多く分泌されます。

 私たちは自分の感情と、体内を駆け巡って肉体の機能を維持させているホルモンの関係性を上手く理解していません。

また同じく、自分の意識の状態と、ホルモンによって大きく左右されている感情の関係性も上手く理解していません。

単純な話し、それらが全て一緒くたになって混在している状態です。

私たちの肉体は、実はそれ独自の感覚のもとで生きています。

身体には独自の意識と知性+感情があり、肉体の部分、それぞれの器官にも、それ独自の意識と知性+感情があるのです。

現代人の肉体に関する考え方は、とても物質的で、肉体に独自の意識や感情、そして知性が備わっていることを理解していません。

私たちは自分が肉体を操縦していると思っていますが、実質的には私たちの意識や感情は、肉体によって自動操縦されていると捉えた方が的確だと思います。

お腹が空いたらものを食べたくなり、空腹感が限界を超えると意識が薄くなります。

性欲が高まって来るとセックスがしたくなり、頭が痛くなると苛々が増して行きます。

通常の場合、殆どの人は、自分の意識の状態と、肉体的な感情や感覚を分けて考えることを学んでいません。


お腹が空いたら「私はお腹が空いたから何か食べたい」と思いますが、「私の肉体が空腹感を感じている」とは思いません。


性欲が高まって来ると「私はセックスがしたい」と思いますが、「自分の身体が性的なエネルギーの解放を求めている」とは考えません。

頭が痛くなると「私は頭が痛い」と思いますが、「私の脳がストレスで血流が増している」とは考えません。

全てが一緒くたなわけです。

これを言い換えると、肉体的な感覚はとても強力だということです。

バイオフィードバック的な世界観では、自分の意識の力で肉体の機能をコントロールが可能だということが証明されています。

心拍数を速めたり、体温を上げたり下げたり、脳波を変化させたり、または意図的に心停止を起こしたり。

過去の人々が悟りや覚醒を求めて何千時間も瞑想したり、祈ったり、スピリチュアルなエクササイズを行い続けて来て失敗して来たのは、この部分が上手く理解できていなかったからだと思います。

肉体の持ち主として、肉体に備わっている機能を最大限に使いこなすことに焦点を当てず、身体を置き去りにして頭だけで覚醒しようと試みて来たからです。

例えば、前の記事で書いたスピリットの分子と呼ばれる「MDT」を意図的に放出することが出来るようになれば、意識を別次元へ移動させて、神の世界を体験することが可能になると思います。

肉体に対しての関わり方で最も注目を浴びているのが、チベット密教的な、肉体のコントロールに関する教えかも知れません。

子供の頃から私たちが自分の肉体に対してどのようにしてつき合うか、肉体の機能をどうやって操縦することが出来るのかを学んでいたら、現在の社会は霊的に全く違ったものになりえたでしょう。

私たち人類は、身体を持っている意識の存在として、自分の肉体に関しての知識が薄いと言えるのです。

前の記事の中でアセンションを示唆している聖なる古代のテキストは「身体の中に秘密が隠されている」と説いています。

それは肉体の機能と、その操縦の仕方、その秘密を学びなさいということなわけです。

続く・・・

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