2011/10/08

カウアイ島・ナパリコースト⑤


私たちはガイドのお兄さんに案内されるままに、日差しの強い中を歩いて行きました。


たぶんこれはハウの樹だったような気がします・・。



こちらはキアヴェの樹だと思います。

あまり植生にまでアテンションしてなかったので記憶が曖昧ですね・・・。


こちらはノニです。

ノニは海水にも強いので、こんな秘境でも繁殖できるんですね。

またハワイアンの人たちにとっては薬草ですから、日常必需品でもあったのでしょう。


ビーチの後ろは本当に断崖絶壁なんです。


この断崖絶壁に現れている巨大なX(エックス)・・・。

自然でこんな模様が出来るんですかね・・・?

ガイドさんも、これは意味が分からないと行っていました。


こちらはカヌーを保管していた場所の跡。

この石組みの上に三角形の屋根がついていて、これがハーラウと呼ばれていました。

フラのハーラウの語源はここから来ています。

この集落は夏場しか使われてなく、波が荒れて高くなる冬場には全て片付けて引き払い、カヌーで出て行ったのだそうです。


上陸した地点は石ころのビーチだったのですが、この北側のビーチは砂浜になっています。


ここはビーチからいきなり海ではなく、遠浅的なビーチでした。



こちらはポーフエフエですね。



ガイドのお兄さんに呼ばれて走っていったら、この場所でニイアウ・シェルが採れるのだと教えてくれ、それから皆でニイハウシェル探しの始まりです(笑)


この場所は日陰もあって、波も静かで気持ちの良い場所でした。


こう言った砂浜のビーチなのですが、この中にニイハウシェルが隠れているというか、紛れているわけです・・・。


腰を屈めて真剣にニイハウ・シェルを探す皆さん・・・。


フト気がついたら海の中にウミガメさんがいたんです・・・。

しかも二匹も・・・。

しかも私のスグ近くというか、ホボ足下にいたんですが、何故か気がつかなかったんですね。

このウミガメさんはカナリ巨大でした。


それに気づいて写真を撮って、皆に教えてあげたら、サッサと泳いで逃げられてしまいました(笑)

私にしか用が無かったのでしょうか?

時間があって、他に誰もいなかったら、ウミガメさんについて行って一緒に遊んでもらいたかったです(笑)


必死になってニイハウ・シェルを探す皆さんは移動しなければいけないのが残念そうでしたけど、時間が押し迫っていたので仕方がありませんね。

ニイハウ・シェルは別にここでなくても、カウアイ島の西側のビーチだったらどこでも探せると思います。

そしてオアフ島の西側のビーチでも見つかるそうです。


さて再び歩き始めて遺跡巡りの再開です。


こちらがヘイアウの跡です。

もう随分と形が崩れていましたけど、まぁまぁ大きなヘイアウだったようです。


ここは漁猟の集落なわけですから、ここは当然、海の神様と釣りの神様系のヘイアウだったのでしょう。

波が高くて荒れる雨季のシーズンには、このヘイアウの後ろの山際にカヌーを上げてあったのだそうです。

またこの崖の麓でもフラを行っていたという話しでした。


ヘイアウの中には泉もあって、昔はこのヘイアウの中でタロも栽培されていたのだそうです。


こうやってみると壮大な風景ですね。


ヘイアウの周辺には集落跡らしき区画が続いていました。


こんな場所で普通の生活をしていたわけですが、私的には想像しやすかったです。

何となくまだ誰かが生活していそうな感じでした。


そこら中に放ってある石にもパワスポに特有な銀緑色のコケが生えていました。


このハイキングは約30分くらいだったでしょうか・・・。

元もとこの場所に滞在出来る時間が限られていたので、そんなにユックリと探索する時間はありませんでした。

もっと始めから色んなことを知っていれば、滞在中の時間を有効に使えたと思います。

次回があるなら、今度は反対側の南側の場所を探索してみたいですね。


このツアーは、最初はあまりの体力勝負というか、腰へのダメージが多過ぎて、途中で引き返して欲しいくらいに辛かったですが、そのような部分を差し引いても、行って良かったと思います。

この場所に是非とも行ってみたい場合は、ボートツアーしか方法はなく、それも波の穏やかな夏期シーズンしかありません。

冬場は波が高く荒れているのでツアーは開催されていないんです。

ナパリコーストの風景を海から眺めて、カウアイの海でスノーケリングだけでも良い人は、もっと大型の船なりカタマランなりのツアーが良いでしょう。




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