2011/10/24

KAUAI島・女神ラカのパウ


次に目指したのが「ラカのパウ」と呼ばれるガーデンです。

ここは前のマリオット・リゾートの隣だったので、見つけるのは比較的に簡単でした。


ラカとはフラの女神のことで、パウとはフラで使われるスカートのこと。

この名前から容易にフラに関係する場所だと想像してしまうのですが・・・。


しかし行き着いたのはサボテン種を主軸にしたガーデンで、ここがラカを奉った場所なのか? という部分にぶち当たりました。


庭園の中を探しても、ヘイアウらしき場所が見つかりません・・・。


敷地内にあるレストランに入ってみたり、フロントデスクのお姉さんに話を聞いたり・・・。

結局は、この敷地の中にフラに関係するヘイアウが存在していたのかは謎のままに終りました。


こちらは庭園の中に咲いていた、ロリポップ・プランツ。

ワイキキの中にも咲いている場所があり、フォートデルッシーの中にある、陸軍博物館の通り向かいのバス停の近くに咲いています。


この「パウ・ア・ラカ」の俗名は「モアー・ガーデン」。

この庭園はコハラ・プランテーションのマネージャーの奥さんが趣味で始めたサボテンを集めた庭園です。


しかし名前が「パウ・ア・ラカ」と言うわけで・・・。

パウアラカというのは、この一帯の呼び名らしく、パウアラカ通りというのが海岸方面から山側に向かう通り名として使われています。

The resort property was originally the estate of Hector Moir and Alexandra “Sandie” Knudsen.

A wedding gift from Mrs. Moir’s father, Eric Knudsen, the newlyweds moved into their beautiful lava stone manor upon their marriage in 1930.

Built with lava rocks taken from the area, the Moirs named their home and gardens “Pau a Laka,” or “skirt of Laka,” after the Hawaiian goddess of hula and the early Hawaiian name for the area.

Legend says a sacred hula-training temple was located in the area. Along the paths are magnificent lava rock arrangements. Some of the rock piles are exactly as the ancient Hawaiians left them.

http://www.outrigger.com/explore/hawaiian-islands/kauai/sightseeing-shopping/kiahuna-plantation-manor-and-gardens


リゾートの敷地は元もとヘクター・モアー氏とアレクサンドラ・サンディ・クヌッゼンの邸宅でした。

ミセス・モアーの父親であるエリック・クヌッゼン氏からのウェディング・ギフトで、新婚のカップルは1930年に美しいラヴァロックのマーナーに住み始めました。


それは周辺のラヴァロックによって造られ、モアー氏は彼らの家と庭園をハワイアンのフラの女神であり、この地域のハワイアン名だった「パウアラカ」または「ラカのスカート」と名付けました。

伝説は聖なるフラのトレーニングを行っていた寺院がこの地域にあったと語ります。


庭園の中の道は魅力的なラヴァロックのアレンジメントです。


幾つかの岩積みは古代のハワイアン達が残して行ったままです。



庭園の中を探しまくった結果に見つけたのが、ヘイアウらしき雑木林的な場所でした・・・。


いちおうは石壁で囲いというか敷地のように区切られていまして・・・。


ヘイアウ的な匂いがしないわけでもないのですが、決定的なものが何も見つけられません。


こちらは地続きの隣の敷地の庭にあった泉・・・。


この前に行ったヘイアウがフラに関係していたという話も聞きましたから、その意味では、昔はこのパウアラカ周辺は、海側にあったヘイアウと共に、何かしらフラに関係していた場所ということだと思います・・・。

 このパウアラカと呼ばれる地区の上にゴルフコースがあるのですが、その中にあるハパ・トレイルは、まだ発掘が行われていない遺跡があります。




0 件のコメント:

コメントを投稿