アセンション絡みに関係すると思われる些細なことが色々と起きていますが、 メジャーなことが起きました。
そして、それは意外な展開へ・・・。
ことが起きたのは9月2日の朝。
正直に書くと「緊急入院」させられたのです(困)
この日の朝はなぜか幸せ感を強く感じました。
予定としては午前10時からダウンタウンの総合病院付属のクリニックでカウンセリング。
9時頃にはダウンタウンに到着する予定で家を出ました。
この時も、いつもより幸せ感が高かった。
少し変カモ? と思いましたが、幸せ感を変だと思う方が変なので、今日は幸せな日なのだとバス停へ・・・。
8時30くらい:ダウンタウンへ到着。
時間があったので、キンコスというコピー屋さんに行って数枚コピーしようと探しました。
何度も行ったことがる店なので、探すのは簡単なハズと思って記憶を引き出そうとしたら、中々思い出せません。
この時にいた場所は、コピー屋さんの近くなのは解りました。
でも正確にはどこだったっけ?
とりあえず近くのはずなので、バス停から2ブロックを歩いて検索。
しかし発見できませんでした。
バス停に戻り、近くにピート珈琲を発見したので、まずは珈琲を飲むことに。
珈琲とブルーベリースコーンを購入。
店を出て信号待ちの間にコピー屋さんをGoogleマップで検索。
実はコピー屋さんは自分の眼と鼻の先。
信号のはす向かいにあったのでした・・・。
今から考えたらコレも変だったと思います。
こういう場合の記憶力ってある人なのに?
私は場所に関する記憶力はある方なのです。
仮になんとなく曖昧にしか覚えてなくても、感覚で探し出せてしまうことも多々ある人です。
全く知らない街で知らない店を探したこともあります。
知らない街で道に迷っても目的地まで辿り着いたことも多々ある・・・。
いつの間にか地図の読めない男? または方向音痴になってしまったのか? と少し反省。
コピーを済ませ、バスを待っている間にスコーンを半分食べました。
8時50分:バスに乗車。
9時過ぎ:病院に到着。
私の場合、場所が変わったり、病院に行くと感覚が変わるので、色んな体感が始まります。
病院で色んな波動を引っぱってしまうのは普通だし、そんな事には慣れてしまっている・・・。
まだ時間の余裕があったので、地下のカフェテリアに行って何か食べようと考えました。
今から考えたらコレも変。
病院に来る前に、ダウンタウンでコーヒー+スコーンを半分食べていたので、そんなにお腹は空いてない。
そんな状態なのにチーズとベジタブルのオムレツとダイエットコーラをGET。
9時40分ちょっと気分が悪くなり、感覚が微妙にズレ始めていました。
しかし時間を気にしてクリニックへ。
最初にトイレに行って放尿。
この段階で ウ? 少し変カモ? と気づきましたが、あり得ることなので、凄く変だとは思いませんでした。
9時45分:チェックインの段階で意識が一気に変ってしまい、受付のオバさんの話しが遠くなり、返答するのも難しい状態に・・・。
きっと近くにいる他の患者さんの何かを引っぱっているのだとしか思いませんでした。
アンギザエティー(不安症)に少し似た感じだったのですが、それと同じではありません。
なので、あまり心配はしていなかったのです。
午前10時:カウンセラーと話している間もカナリ変で、カウンセラーが入ってきて数分で脳内に幸せ物質が出始めました。
しかし先生の方は、不安症じゃないのかと言うのです。
しかし、わたし的には大きな違いがありました。
アンギザエティーとパニックアタックは何度も経験しているので、それだったら簡単にわかります。
これらの基本は不安による動悸や息切れ、目眩い、失神手前などの感覚です。
それと同時に不安感や恐怖感などの感情が襲ってきます。
しかしこの時は精神的にも感情的にも普通に近かったのです。
どちらかというと幸せな感じ?
朝から幸せ感の方が大きかったので、ドキドキする感じも、悲しかったり、怒りや混乱で不安な感じではありませんでした。
アレ? やっぱり変・・・?
客観的になんとか乗り越えようと試行錯誤していたくらいです。
そのうちに頭もグラグラし始めて、カウンセラーの話しは聞こえるけれど、普通に反応しにくい状態になりました。
意識は明確にあり、話しは聴こえます。
しかし上手く把握できないのです。
内容を認識するのが難しい・・・。
普通に反応するのは極めて困難な状態でした。
凄く距離感がある感じです。
視野が狭くなったり広くなったりで、音の聞こえ方も敏感になり、全てが大きく聞こえてき始めました。
そんな体感の中で普通に話す努力をしていたのですが、傍からはそのようには見えなかったのでしょう。
10時50分:「看護師に診てもらって、ドクターに検診してもらった方がよいと思うわ」と言われて、そのまま別の部屋に移動。
そこから全てが予期せぬ方向へ進展し始めました。
病院関係者は私の症状から「ストローク(脳卒中)」を心配し始めたのです。
この時点では方向感覚もグチャグチャで、普通に真っ直ぐに歩けませんでした。
雑音が耳障りなくらい大きく聞こえる。
看護師の方の声が異常に強く聞こえ、耳を覆ってしまいたくなるほどでした。
医者は反射神経のテストで、目の前に差し出された指先を診て下さいと色々テストされ、皮膚感覚も試され・・・。
コットン棒や爪楊枝の先で右半身と左半身の感覚をテストされます。
私の場合、左半身の方が微妙に鈍いというか、右半身の方が皮膚感覚が鋭いのだと良くわかりました。
左半身の一部は、カナリ鈍いというか、麻痺に近い部位もあることが判明。
これは何となく解っていたので、そんなに驚きはしませんでした。
驚いたのは、医師の診断です。
結果として、ストローク(脳卒中)の前触れ、または軽い脳卒中ではないかと診断されたのです。
「脳卒中ですか?」
この辺はかなり混乱しました。
いきなり「脳卒中の疑いがある」と言われたら誰でも揺らぐと思います。
感覚が部分的に離脱している状態だったので、感情的に反応しにくかったのですが、それでも少しパニックになりました。
脳卒中?
下手したら半身不随な状態ですか?
+言語障害
+認識障害
色んなことが頭の中で駆け巡りました。
ワタシ「脳卒中または、その前兆ということですか・・・?」
医者「その可能性が高いと思います」
ワタシ:半泣き撃沈状態「あなた達は私を怖がらせています」
医者「一刻で状況が変わりえますから、ERへ移動します」
この辺ではカナリ感情的にグラつきました。
わけが解らないまま、階下の緊急治療室へ移動だと言われます。
色んなことを考えました。
もう死ぬことは怖くありません。
その理由は、意識は死なないことは良くわかったからです。
しかし肉体が普通に機能しないのは恐ろしい。
何せ感覚そのものが普通じゃない状態だったので、反抗するのも難しく、アレよアレよという間に車椅子に乗せられてER(緊急治療室)に連れていかれました。
そこでも「こっちを見てください」の質問攻めにあい、皮膚感覚のテスト攻めにあい・・・。
この経験で興味深かったのは、医者というのは患者の置かれている状態をうまく把握していないというか、無理強いのように事を進めていくこと。
私の方はホボ全ての感覚が変で、自分が置かれている状況についていけない状態です。
しかも看護師は腕や手の甲に注射針を射込もうとしています。
私の血管は滑りやすく、大抵の場合は一回で針が血管に入ることはありません。
なので看護師は何度も針を刺さなければいけない・・・。
そんな最中で医者は色んな質問をしてくる。
「すいません、あなた達は今の私の状況を考えずに質問しています」と言ってしまいました。
針を何度も射されて痛いのに、 医者の方を向いて話しを聴けというのは無理難題だったからです。
医者の立場としては、瞬間がものを言うので、とにかく私の意識がある内に可能な限り話しを聴き出したいのは解ります。
しかし、私はそれどころじゃない・・・。
医者の質問攻めと同時に注射針攻撃にあったら誰でもそう思うと思います。
意識が散漫になっている状態で、同時に二つのことに集中するのは至難の業でした。
こういう状態の時に医者側の立場を考える必要は然程ないのだと解りました。
ERで働く人たちの意識は興味深いです。
彼らにとってこういう状況は普通なので、然程のことでは動じません。
なので気にせずに表現する方が健康的です。
そんな中でソーシャルワーカーも入ってきて一言。
「もしもの時のために、連絡したい、またはしておきたい方を二人教えて下さい」
エ・・・?
これは以前にも経験あったので、そんなに驚きませんでしたが、誰を指名するかは考えました。
もし意識がなくなり、仮死状態、または昏睡状態、植物人間になった場合、誰が生命伊維持装置のスイッチを落とすか指名してくださいということだからです。
どうしよう・・・。
とりあえず元彼とサマミシ家の奥様を指定・・・。
こういうのって色々と考えさせられました。
メモとして「もし仮に植物人間状態になったら、全く気にせず生命維持装置を落として下さい」とソーシャルワーカーに伝達。
それから、すぐさま脳のCTスキャンに回されました。
普通の脳卒中だったらCTスキャンで形跡が解るそうです。
流れ作業のように進んでいく中で、造影剤を投入されます。
造影剤に関する注意事項を話され「身体の中が熱くなる」と言われました。
私は閉所恐怖症ではないので、そんなにパニックになりませんでしたが、かなり意識して平静でいようと努力しました。
しばらくすると造影剤が身体の中を駆け巡り始めるのが明確に解りました。
頭の中から足先まで異様に温かい化学薬品が移動していくのです。
これは微妙というか、変な体験でした。
CTスキャン室は8〜10分くらいだったと思います。
スキャンそのものは5分以下だったような・・・。
その後に起きたのが身体の痙攣(けいれん)です。
造影剤に反応したのか、身体が軽いショック状態になりました。
移動するベッドの上で微妙に痙攣してバウンス続けるのです。
そんなことくらいでは驚きもしない看護師と医者たち・・・。
ワタシ「身体が反応してショック状態ですけど大丈夫でしょうか?」
看護師:返答無し
ワタシの内心:こういう状態は大したことではないのですね・・・・。じゃぁあまり気にしないように観察します・・・。
ER内に戻り、カーテンで仕切られた個室に戻されます。
すぐさまCTスキャンの結果が伝達されました。
とりあえず問題なし。
どこにも脳卒中の形跡は見られなかったと伝えられました。
しかし脳卒中の形跡がCTスキャンに現れない可能性もあるので、それはMRIで調べると言われました。
比較的マイルドな脳卒中の場合、その形跡はCTスキャンでは読み取れないのだそうです。
MRIとは、magnetic resonance imaging 磁気共鳴映像法の略で、強力な磁気で共鳴させて体内のイメージを撮影する技術です。
この頃にはグッタリ状態になっていました。
意識はありましたが頭の中がグラついているし、呼吸は浅めの状態です。
その内に頭の中が腫れているような感じの軽い頭痛が始まりました。
看護師いわく「造影剤の影響ではないか」と言われました。
脳内にも普通では入って来ない化学物質が廻ってくるので、変な感じを受けても普通なのでしょう。
私の場合は過敏症なので、それがより繊細に解るだけ・・・。
きっと普通の感覚では解りにくいのかも知れません。
意識すれば頭の中の液体の動きまで追跡できると言ったりしようものなら、気違い扱いされるのは眼に見えていたので、そこは黙っていました(笑)
普通の人は脳内のことを感じるのは難しいのだと思います。
とりあえずER内でできることは終えたので、第一段階は終わりなようでした。
しかし検査は終わってないので、病室が準備されるまでカーテンで仕切られた個室のベッドに横にならされたまま待つことに。
右腕には注射針のプラグが刺さっているし、指先には心拍数の機械。
胸には心電図用のパッドが装着されているので、動きにくい。
しかも頻繁に放尿したくなり、短時間で二回も溲瓶にオシッコという具合でした。
しばらく一人で放置され、ここで色んなことを考えました。
ワタシの人生ってこういうのが多くない?
自分の意図とは関係なく、病院に収容されることが何度も起きるのはなぜ?
これは考えさせられます。
最も幼い時の記憶で強烈だったのは、5歳の頃に赤痢と診断されて、町医者の施術室の中に隔離されたことです。
そこから総合病院へ移され、大人の赤痢患者の中で隔離に・・・。
この時は状況をよく解ってなかったので深く考えることもありませんでした。
そして40代後半になり、フトしたことで母に聴いてみたら意外な答えが戻ってきました。
「あぁ、あのことね、実は、誤診だったのよ。赤痢だって始まったのだけど、そうじゃなかったの」
ワタシ:・・・・。アレって誤診だったんですか?
その他にも誤診されたことは多々あります。
誤診に関しては反応しなくなってますが「隔離」となると話しは別。
きっと過去生で何度も隔離されたのだと思えるほど「隔離」される状況には敏感です。
どうせワタシは普通じゃない人なのヨね・・・。
そんなことを思い出しながら、まず誰に電話をかけるかを考えました。
しかし携帯電話の入っているバッグが見当たらない・・・。
しかも看護師の注意をひこうとしてもカーテンで隠されて見えないで彼らを摑まえるのも難しい。
大声をだしてもよかったのですが、そこまで急いでいるわけでもないので、誰かが近くを通りかかったら声を出して読んでみても聞こえない様子でした・・・。
ERで働く人たちの意識というのは、ある意味で部分的に閉鎖されているようにしか視えません・・・。
しかも感情さえも部分的に閉鎖されている。
メンタル域では、深く考え過ぎないように、冷静さというか、過敏に考えないように訓練されているのがよく解りました。
こういう環境で敏感に反応していると仕事にならないのは確かだと思うので、それをどうこう言っても仕方ありません。
やや大きめな声で呼んでも、カーテンの隙間から手を振っても誰も見てくれないことが続きました。
ここで最もタフだったのは、両隣で起きている対処でした。
右隣は完全に精神分裂している方・・・。
こちらは絶えず大声で頭の中で考えていることを叫んでいる。
少し話しを追っていたのですが、人格が変わるので話しの中身が急に変わる・・・。
いったい何人の人格に分裂しているのか興味深かったです。
話しはナンセンス極まりない内容なので、真面目に聞くのは至難の業です。
感覚がズレていたので、普通に頭に入ってこないのは幸いでしたが、延々と聞こえて来るナンセンスな話しは普通なら面倒だろうと思いました・・・。
そして左隣も同じようにイってしまっている若い男性。
こちらは混乱しているというよりも、全てを普通に把握できていない、認識できない方。
医師の男性はこの方に「協力しないのなら、無理強いでベッドに縛り付けるしかない」と言っていました。
しばらくして図体のデカいセキュリティーの男性が5人も呼ばれ、ベッドに縛り付けた模様・・・。
暴れていたわけではなかったのですが、一人で縛り付けるには危険だったのでしょう。
きっと5人で同時に縛り付けたのだと思います。
こちらの方もブツブツと一人で話している、それを聴いた右隣の方が反応して大声で話し始めるという状況でした。
少し空いているカーテンの隙間から見えたのは、壁に沿って放置されていた男性老人のベッド・・・。
こちらは意識があるのか疑問で、全く動かないし話さない。
看護師が話しかけていましたが反応していない様子でした。
死んでいるわけではないみたい・・・。
男性の看護士がやって来て服を脱がせ、電気ショック用のパッドに見える物を取り付けようとようと努力していたのですが、相当難しそうでした。
ワタシ:死んだ時ようの下準備ですか?
目の前で心臓電気ショックなんか行われたら、私の身体はどういう反応をするのだろう・・・?
少し不安になりましたが、幸いにも電気ショックで再生は行われなかったのでよかったです。
なんとか看護師をの一人を摑まえて、バッグを探してもらい携帯電話を取り出しました。
さて誰に連絡するか?
普通の日だし、脳卒中の可能性と言われても、それが確定したわけでもないので、誰かれ構わず電話するのも問題だと思い、しばらく考えました。
とりあえず、シアトルにいると踏んだ元カレに電話してみました。
運よく摑まったので状況を手短に話し、すぐ来てくれることに。
次にサマミシ家の奥様に電話。
ここいら辺は自分でもどういう風に話したのか上手く思い出せません。
混乱していたので、きっと話しが変だったのは間違いないでしょう。
すると看護師がやってきて、病棟の個室が準備できたので移動すると言われました。
ちょうどよかったので、再び元カレに電話して、看護師から行き先を伝えてもらいました。
この時点が午後4時前。
ERの滞在時間は約4時間半でした。
病院から解放されたのは翌日の午後4時前です・・・。
まだまだ続きます・・・(笑)