2017/01/28

☆覚醒の行で覚醒できない理由④


アロハ

久しぶりのブログです。

いろいろとガラガラと音を立てるように自分の中身が変わっている最中です。

あまりの高速度に自分がついていってないというのが実情という感じでしょうか。


昨年の10月末から始まった新次元のアセンションシンドロームはまだまだ継続中なわけですが、その中でもっとも驚異的だったのは、自分の中身が巨大に変わってしまった部分です。

今回の記事では「覚醒の行で覚醒できない理由」にも関連するので、そのことについて書いてみます。

以前の記事でも書きましたが、わたしはベヘイヴィアーアクティベーション:行動療法とコグニティブ・アクティベーション:認識活性化療法というのに挑戦しています。

それはミドルエイジ・クライシス=ニューロ・ジェネシスのステージを乗り越えるため。

ニューロ・ジェネシスというのは、人間だれでも50歳に到達すると、脳の一部であるヒポキャンパス:海馬という部位が一度死んで新しく再生し始めるという生理学的なものです。


海馬(かいば: hippocampus)

大脳辺縁系の一部で特徴的な層構造を持ち、記憶や空間学習能力に関わる脳の器官のことで、脳の中で最も研究の進んでいる部位です。

長期にわたって心理的なストレスを間受け続けるとコルチゾールが分泌され、それによって海馬の神経細胞が破壊され萎縮します。

コルチゾール(Cortisol)とは、ヒドロコルチゾン (hydrocortisone) とも呼ばれ、副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種。

生体にとって必須のホルモンで、炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御します。

糖質コルチコイドは3種あり、コルチゾールはその中で最も生体内での量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによるもの。

コルチゾールはストレスによっても発散されます。

過剰なストレスによってコルチゾールが多量に分泌されると海馬を萎縮させることが、PTSD患者の脳のMRIなどで観察されています。

分泌されるコルチゾールの量によっては、血圧や血糖レベルが高くなり、免疫機能の低下や不妊をもたらします。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)・うつ病患者には、記憶形態に深く関わる海馬の萎縮が確認され、それは生化学的後遺症のひとつとされています。

アルツハイマー病では最初の病変部位が海馬に起きることも知られています。

海馬に異変が起きると、記憶と認識の両方に強い影響が現れるわけです。

ニューロジェネシスの場合は、海馬そのものが再生する過程で萎縮し始めるので、うつ病的な症状が現れるわけです。

また脳内ホルモンの一つであるβエンドルフィンが分泌されたり、A10神経が活性化すると、海馬における長期記憶が増強すると解説されています。


簡単に書くと脳の一部である海馬のコンディション変化によって、アルツハイマーに顕著な記憶と認識の変化、そして鬱に顕著な感情の浮き沈みが現れやすくなるということです。

これらの医学的・生理学的な観点は「覚醒の行で覚醒できない理由」にも巨大に関係しています。

「覚醒」にも脳の状態と機能そのものが密接に関係しています。

この部分を度外視して「覚醒」は語れないでしょう。

この「覚醒」という言葉もカナリ曖昧性が高いものなので、人によって「覚醒」に対する理解や見解が違うと思います。

アメリカでは「アゥエイクニング:目覚め」という言葉が頻繁に使われますが、この言葉も「覚醒」と同じように曖昧さがつきまといます。

どこからどこまでを指して「覚醒」または「目覚め」と呼ぶのか?

これは経験した人だと、その体験を通じてなんとなく定義できます。

しかし経験したことがない人たちには皆目見当もつかない世界観に映ると思います。

個人的には数え切れない程のスピリチュアルな体験、そして覚醒の体験もしていますが、次から次に新次元の覚醒体験が起き続けると、いったいこの先にどんな「覚醒体験」が待っているのか? と考えてしまいます。

「覚醒」にも様々な段階・ステップがあるということです。

では初期の段階から書いてみましょう。

「覚醒」の基本的な部分で大きな位置を占めるのが「認識」の領域です。

この「認識」という言葉もカナリ曖昧ですが、認識には様々な幅と奥行きがあります。

例えばサイキッックまたは霊的な能力ですが、これも認識と切り離せないものです。

サイキックや霊能者というのは、一般の人々とは少し違った「認識」の機能が働いています。

物事を捉える際に、一般的な人たちとは違った認識機能が働いているわけです。

サイキックな認識機能にも様々な種類があり、クレアヴィヤンスや、クレアコグニザンス、クレアセンチエンスなどと、感覚機能の発達とその状態によって趣が違います。

サイキックな感覚が成長している人たちと、そうでない人たちを比べた時に、肉体の構造的にはホボ変わりません。

違いを生んでいるのは「認識する時の演算の行われ方と、認識の機能そのものの状態」です。

基本的には誰でも同じOS機能がインストールされていますが、どれだけアップグレードされているかによって機能性に違いが生まれてしまうようなものです。

これらのファクターと関連して大きな違いを生んでいるのが、肉体そのものの状態です。

覚醒に関しては、肉体的+エネルギー的なコンディションが大きな位置を占めるようです。

肉体的な状態が理想的であればあるほど、その可能性は高くなるでしょう。

それに付随してエネルギー的な状態と、その質の状態によっても大差が生まれると思います。

肉体的な状態に至っては、肉体そのものがどれだけダメージを受けているか、どれだけストレスを抱えているか、どんな器官や部位に損傷や病状があるかによっても個体差が現れるでしょう。

まずは自分の体を可能な限り理想的な状態に引き上げましょう。

・骨格と筋肉の癖を修正する。これはヨガが最も妥当だと思います。筋肉を柔らかく・伸ばして気の巡りの循環をよくしましょう。

・姿勢を正しく維持する

・理想的な食生活で生きる

・気の流れ・経絡の状態を引き上げる。

まずはここいら辺から始めるのがよいと思います。

トドのつまり日常生活の中からシッカリと理想的な状態に変えていくということ。

次は考え方でしょう。

なので次回の記事では「考え方」と「思考回路」について書いてみます。

マハロ