2012/01/01

上との繋がり方(3)意識の接続点

「上と繋がる」と言っても、イメージ的に、また感覚的にあまりピンと来ないかもしれません。


「繋げると言っても一体どうやって?」という感じだと思います。


感覚的には、ご飯を食べる前に合掌をしますが、その時に少しだけ集中して、意識を整えるというか、頭の中で「頂きます」と言う時の意識状態に良く似ています。


または、陸上の短距離競走の時にスタート・ラインに立って走り出せる体位に入って出発の合図がなるのを待っている時の意識状態にも非常に似ています。


簡単な例ですが、目を瞑ってお昼に食べたランチの内容を思い出す努力をしてみてください。


人によっては目を瞑って記憶を探る場合もありますし、また人によっては目を開いたまま、どこかの空中を見つめて思い出す努力をする場合もあるでしょう。


「思い出す」ということを考えた時に、意識が別のところへ移動するのが分かると思います。


要は、散漫な意識を一点に総合集中させている状態です。


この意識状態と普通の時の意識状態では脳の周波数が違うのが理解出来ると思います。


意識というのは、脳の機能をどのようにして使うかによって変化するものだとも言えますね。


次に重要なのがイメージです。


私がハイヤーセルフに繋がる瞑想を誘導する際の最初に良く使うイメージは、「光り輝くあなた」、「神々しいあなた」、「愛に満ちあふれたあなた」、「何でも知っている崇高なあなた」、「広く愛情深く、光にあふれたあなた」等というイメージです。


「上」というのは感覚的には自分の頭上というのが一般的ですね。このアイデアは頭の天辺から繋がるという意味で上になるわけです。


自分の頭の上に「光り輝く雲」のイメージを描いても良いですし、単純に脳裏の中で「神々しいあなた」を思い浮かべるだけでも構いません。


そして次のステップは、頭の天辺から一本の光の柱が伸びて行って、「光の雲」もしくは「神々しい姿のあなた」に繋がるのをイメージしてください。


そしてあなたの頭の天辺から伸びている光のコードを少しづつ太くしてゆきます。


ここでのポイントは、繋げたからと言って自動的に何かのメッセージが降りてくるなんて思わないことです。


要点は「積極的になってコンタクトを意思表示する」ことです。


テレパシックなコミュニケーションというのは、慣れないと非常に分かりにくいものだからです。


コミュニケーションの方法は、その人の個性にもよりますし、また、「上」の個性にもよります。


人によっては明確な「声」を聞く人もいますし、「明確なヴィジョン」を見る人もいます。


この段階で集中力を維持出来るようになってないと、途中から様々な雑念が入って来て混乱したり、コミュニケーション出来てないように思えたり、または全く度外れな思い込みに入ってしまうことも多々あります。


コミュニケーションを始めたのであれば、地道にお互いの意思疎通を図るのが最も大切なことです。


あなたの「上」とのコミュニケーションのヴァリエーションを探索することです。


目に見えない世界からのコミュニケーションの方法は多岐に渡ります。


自分自身の内面の中で明確な気づきとして現れる場合も多々ありますが、決してそれだけではありません。


彼らは私たちが全く予期してない方法でコミュニケーションをとる場合も多々あるからです。


その一つとして「シンクロニシティー:共時性」が起き始めることがあげられます。


例えば「偶然のように誰かと遭遇する」、「思いもがけない人から、思いがけない情報を聞く」などがあげられます。


極端に言ってしまえば、きちんと正座なりして構えて瞑想してコミュニケーションを行い続けるのが一般的なイメージですが、実際のところ、その形式はプラクティカル:実利的ではありません。


一番良い練習方法は、普通の生活の中で、絶えずコミュニケーションを行うことです。


そしてその中には、「上」が様々な方法で送って来ているメッセージを受け取るだけの客観性を絶えず持ち続けることです。


日々の生活の中に「疑問符」を探し出すのがコツですね。


「どうして?」を連発するわけです。


先述しましたが、「直感力」を維持する、「集中力」を維持するのが非常に大切なことです。


絶えず直感と集中力を磨くことによって、わざわざ瞑想状態に入らなくても、コミュニケーションを維持することが出来るようになります。


これらのコミュニケーションに関してのヴァリエーションが非常に巧く解説されているのが、「聖なる予言」という本です。


この本の中では「登場人物がどのようにして目に見えない世界から導かれてい行くか?」が様々なヴァリエーションで描かれています。



この「聖なる予言」は別冊で「聖なる予言:実践ガイドブック」というのも発売されていますので参考にされてください。


聖なる予言 (角川文庫—角川文庫ソフィア) (文庫)
ジェームズ レッドフィールド (著), James Redfield (原著), 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳)


また英語になりますが映像版でもご覧になれますので、お近くのレンタルショップ、ネットフリックスなどで探してみてください。

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