2007/06/20

サイキック講座:エンパシック(2)

さて、それらのサイキックな能力や、エンパシックな能力は伝染するのか? 

どうやら伝染するようです。 これはインターネットの発達と携帯電話の普及によって効果がもの凄いスピードで加速されているのが大きな一因です。

一昔前のように、連絡を取るのに電話や郵便に頼っていた時代から、コミュニケーションは殆どデジタル化されてしまっているご時世なので、携帯電話を使って私たちは好きな時に、好きな場所でネットにアクセスして、メールを読んだり、情報を検索したり、受け取ったりする事が出来るようになりました。

意識の中の情報交換に対するタイムログ(時差)が外れて来てしまった結果です。 

サイキック的に遠隔で情報を引き出す場合には、地球を取り囲む、エネルギーのグリッド網(格子網)にアクセスする必要があります。

このデジタル・コミュニケーションの発達のおかげで、地球上にはものすごい数のサテライトが軌道上に飛んでいて、デジタル回線も海底を通じて世界各国へつながっています。

このような物質的な「くもの巣」のようなネットが、非物質的な「ネット」と共振してシンクロするわけです。

ですから一昔前よりは、このグリッドに接触する事が楽に出来るようになっている訳です。 

今この瞬間にも、無数のデジタル化された情報が身体の周囲を飛び交っているわけです。 

このような携帯電話やコンピューターのようなデジタル・デバイスが日常生活の中に定着してくると、次第にそれらのデバイスなしでは生活を営むのに支障を感じます。 

この段階で、意識とデバイスの間にエネルギー的な融合が起きてくるわけです。

俗に言う「一体化」です。 地球を一つの有機体として捉えるのであれば、それは一人の人間という有機体にも比喩することが出来ます。

ですから、地球間での情報交換の速度が速くなると、私たち人間も、自分自身の中での情報交換が加速してゆくことに重なっていきます。

情報が伝達される時には、発信源のエネルギー的な質量にもよりますが、着信側にバイアスがかかります。 

通常の許容量を超えてしまっている場合には、エネルギー的な摩擦が起きてくるわけですが、この際にキャパシティーを拡大させるための拡張作業が行われるわけです。 

ひとたび今まで使用してなかったレベルの機能が活性化を始めると、異変として認知されます。 

エネルギー的な拡張作業がおき始めると、エネルギー的な新陳代謝が活発になるので、頭痛を感じたり、疲労、膨張感、圧迫感を感じたりするようになりますが、これは錆びていたパイプに水が通って錆を洗いなおしてパイプが太くなるようなものなので、しばらくすると違和感を感じなくなり、パイプの中を取ってゆく水の透明度も上がって来ます。 

このエネルギー的なパイプをラジオのチューナーに例えると、AMラジオにFMラジオが付属されて、インターネット・ラジオが合体するようなものだと思ってください。

要は選択できるチャンネルの幅が更に広くなるというわけです。 

このチャンネルには様々な種類があって、それぞれ独自の周波数を放っています。

ですから、それらの周波数にチューニングを合わせる事によって、コメディーものから、メロドラマ、スポーツ、ニュース、サイエンス、ヘルスから、ホラーに至るまで、様々なチャンネルを通じてエネルギーに触れることが出来るようになるわけです。

受信する能力が拡大してゆくと、次第に混線が起きてきます。 

混線する原因は、無意識の状態で回線が開いたままで、アンテナが至る所に自動的に焦点を合わせてしまうようなもので、通常は、善しも悪しも、エネルギーの質量のハッキリしたものに焦点が合わされます。

このチューニングの暴走を一度経験すると、次第にコントロールの方法を学ぶようになります。

意識の集約点を変える事によって、不快だと感じるエネルギーの類の周波数に対して、ブロックをいれる事を学ぶしかありません。

エネルギーの変動を感じた時点で、様々な感覚レベルに警報が鳴らされるので、不快感を伴うエネルギーを感じた場合には、一度意識を別のものに集約させて気を取り戻して、放たれている振動数に共振しないようにチャンネルを切り返すわけです。

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