2007/04/16

フォスター植物園

 ホノルルのダウンタウンはすぐ隣にチャイナタウンが併設していて、その山側にフォスター植物園があります。大体の場合はとても静かで人の数は少く、人の波に合ったことは一度もありません。

 初めてフォスター植物園でスピリチュアルな経験をしたのは、友人のデザイナーに頼まれてワイキキ開発の為のパンフレットに使う、ハワイアンな植物をモチーフにしたイラストの飾り罫のデザインを頼まれたからでした。

 レフアの花、マイレのレイ、竹の葉、タロの葉、バナナの葉、その他の植物の葉を二つスケッチしに行きました。

 友人のデザイナーが打ち合わせの時に、「僕はバナナの葉が好きだからバナナも入れて」と言われた時に『何だこいつもかぁ・・・』と少し不思議に思った記憶があります。

  実はわたしはバナナの畑が好きなのです。

 バナナの葉も結構好きで、何でか分かりませんが、とても曵かれるものがあるんです。でもバナナばかりを食べて生活しているわけで はありません。バナナの木の林の中を歩いてゆくことにとても興味があって、車でハイウェイを走っている時に、道路脇にバナナの林を見たらその中に入って行ってしまいたい 衝動がやって来たりします。そういう理由でバナナの葉のモチーフのものには結構曵かれるわけです。

 きっと心の何処かにある過去生の記憶が、バナナに関する何かを引っ張ているのかも知れません。

 植物園は平日の昼間だから殆ど誰もいなくて静かでした。しかし、風が少し強かったのでスケッチにはちょっと無理があったものの、何とかバリエーションをこなしてスケッチを終了させました。

 この植物園に来ると、とっても身体が軽くなります。

 最初に来た時も、その後に来た時にも同じように感じて、ある時は身体の周りについてた余計なものが剥がれていって随分と気持ち良くなりました。

 時々は森林浴を兼ねてプラプラと散歩に出かけるなり、本でも持って優雅な午後を過ごすのが良いと思います。植物園内では、地元に住んでいるであろう初老の夫人がよく読書をしていたりします。

 オアフ島のガイドブックの写真を撮影しに行った時に、奥の広場の所で立って椰子の木やらを眺めていたら、何だか涙が出て来ました。

 とても感情的になって、溢れるようにガーガーと出たわけではなかったのですが、何かが心に触っている感じがしました。

 植物の多い場所に行くとかなりのヒーリングを受けられるのだと思います。

園内のスペシャル・インタレストのエリア

Map of Foster Botanical Garden

Lyon Orchid Garden

世界の蘭の新種、旧種が集められています。

Upper Terrace

1853年まで遡る園内で最も古いエリアです。

Middle Terraces

ヤシ類、アロイド類、ヘリコニア、ジンジャー系の植物

Economic Garden -

ハーブ園、スパイス、染色植物、有毒植物、飲料植物

Prehistoric Glen - 世界中からの原始的な植物

Hybrid Orchids - 蘭の混合種、開花している蘭のディスプレイ

Exceptional Trees - 園内中には25 種に及ぶ非常に稀な樹木が植えられています。保存するにふさわしいものとして、時代、希薄、位置、サイズ、審美的な質、固有のステータス、あるいは歴史上・文化的重要性の理由による「例外的な木」は、郡樹 木栽培家委員会によって指定されます。フォスター庭園は、オアフで例外的に指定された25種の樹木が100本以上あります。

入園料
$5.00 - 一般、13才以上
$3.00 - ハワイ在住者、13歳以上で州発行の身分証明書を持つ人
$1.00 - 子供6歳~12歳
FREE - 5歳未満は無料(保護者同伴)


開園時間 - 毎日午前9:00 a.m. ~午後 4:00 p.m. クリスマスと元旦はお休み

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