今ブログで連載をしているのは「人間の意識とは一体なんぞや?」という疑問を、オーラや波動といった広範囲なサブジェクトを通じて解き明かす的な、非常に大それた内容です。
月末に行っている「無料!一斉遠隔ヒーリング」の感想の中には、非常に面白い内容の感想が沢山あります。
例えばヒーリングが始まる前から眠気を感じ始めたり、始まりと同時に意識が遠のいて深い眠りに入ってしまったり。
特殊なものでは突然に香りが出現したりとか、骨格がポキっと音を立てたとか様々なです。
そしてその中には、遠隔中の私の動作が視えたり、超知覚的に、私が次に何を行うのかが分かったりした例もあります。
そのような体験談の中で最も私の興味を引いたのは、私が目の前に現れるという現象です。
以下がその感想の一部です。
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「午後4時頃、対応中に、どうにもならないほどだるくなって、「あ? この間と同じ感覚だ。」と思いました。
ハワイの時間がちょうどこの頃だったのだとおもいます。
そうしたら、何と、お客様の建物の階段のところに、ブログで拝見しているマカウラさんが、立っておられました。
びっくりしました。
(中略)
ヒーリング、ちゃんと横になって受け取れなくて残念だったな・・・ 。と思いつつ家に戻ったところ、今度は、家の階段のところに、マカウラさんを見ました」。
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遠隔を行っている時は、私は自宅のデスクに座っているので、リアルな私がホノルルと同時に日本に存在することは現実的には不可能だと思います。
第一に私はアストラルプロジェクションの体験のように、その時に日本にいたといった感覚は全くありませんし、日本の風景を視ていたわけでもありません。
そしてこの感想が私に詩人の中原中也さんが亡くなった時に数人の友人達が経験した神秘体験の話しを思い出させたのです。
彼が亡くなった時間に、複数の友人達の目の前に彼が姿を現したという話しです。
現在の時点で一斉に遠隔ヒーリングをする人数は約900人前後です。
一人で同時に900人の方々に遠隔が届くというアイデアも普通の人には非常に理解しがたいでしょう。
私は一人で、900人の方が同時に遠隔ヒーリングを受けている部分は、中原氏は一人で、でも同時に複数の人が彼の姿を見ているという現象に似ています。
これは前に書いたアストラル・プロジェクションに関係しています。
意識が別の場所に投影されてしまうというサイキック的な現象です。
一斉遠隔の場合は、一カ所に意識を投影するのではなく、参加者全員に向けて意識を投影します。
中原氏の場合も同じように、複数の人に向けて彼の意識が投影されたと考えることが出来るでしょう。
波動は思考の力や感情の力でもあると同時に、イメージの力でもあります。
遠隔ヒーリングではイメージを駆使しますが、その波動がプロジェクションを通じて伝達された時に、波動はイメージを含めた、様々な内容を受取手に伝達するということです。
私が階段の上に出現したという現象は、ブログに掲載されている私の写真のイメージがプロジェクションを通じて「階段の上という場所」に波動的に再現されてしまったわけです。
続く・・・