2010/11/10

アクセスする次元によって答えが違う?

今回は読者の方からの質問のお答えです。

音譜
 
まかうらさん、こんにちは。 

ご存知かもしれませんが、最近、オーラソーマのクエイントエッセンスの、エルモリアルや、セイントジャーメインが霊障に効果があると聞きました。 
ハワイでしたら、プラクティショナーもいると思いますので、手に入ると思います。

しばらく前に、ブログで取り上げてもらいたいもの、と書かれていて、送ろうとしていたら、今の連載がスタートし、知りたかったことばかりがオンパレード!? 嬉しいです! 
こんなに無料で買いちゃっていいの?とすら思えます。
とても分かり易い文章なので、役立ちます。  



私が取り上げていただきたいな、とおもうのはこれです: 
チャネラーや霊能者数人が、同じことについてリーディングするとします。 
しかし、皆、答えが違っています。 

その人達がアクセスする次元によって、答えが違うと聞きましたが、その差があまりにも大きいので理解するのが困難です。
しかし、その人たちは、自分が合っているといいます。

中には、とってもズレているような答えもあっても、です。 


これは、どうして起こるのでしょうか? 

単に、腕がいい,悪いなどではなく、どうしてそれが起こるのか、知りたいです。 

そして、彼らは自分でそれを客観的にみるような基準はないのでしょうか? 
ガイドラインというか、審査みたいな物というのでしょうか?


それとも、3次元の情報にするときにズレが起きてくるのでしょうか? 

全く的の得て居ない質問かもしれません。

どうぞよろしくお願いします。


音譜

チャネリングや霊視、またはサイキック・リーディングでも、質問に対して答えを導き出す人(媒介)によって回答はカナリ違って来ます。

そのもっとも一般的な理由は、媒介となる人の個性です。

人間は一人ひとり全く同じわけではありません。

家族構成も違えば、食べるものも違うし、学校教育のレベルや、社会的な経験も全く同じではありません。

それぞれが個性的でユニークな存在であるということです。

チャネラーにしろ霊能者にしろサイキックにしろ、導き出される答えは媒介となる人の意識のフィルターに左右されます。

クリスチャン系の背景で育った場合は、キリスト教的な観点での回答が強くなったり、神道や密教、ペーガニズムやシャーマニズムによっても、それらの意識の枠組みに左右されます。

媒介となる人の意識の焦点が合わさっている位置や階層によって返答のされ方が変わって来るということです。


オーソドックスなチャネリングの場合は、媒介が接触する霊的な存在の個性によっても違いが生まれてきます。

例えば、同じ質問を宇宙存在バシャールと意識存在エクトン、プレアデス星人のサーシャに聞いたとすると、それぞれ違った返答の仕方で答えが戻って来るでしょう。

エソテリック(秘教的)な観点で回答を進めてゆく存在もいれば、心理学的な方向が主な主軸の場合もあれば、倫理的な観点など様々です。


霊視の場合は媒介となる人の技術、そして経験値や価値観、観念、信念、信仰、また目に見えない世界の知識の量にも大きく左右されるでしょう。


媒介となる人たちが「自分が正しい」と思うのは霊的なエゴです。

なぜなら、媒介となる人たちは、目に見えない世界との橋渡し役、通信器みたいなものだからです。

媒介そのものが正しいのではなく、彼らがコミュニケーションを行っている存在達が正しい、またはコンタクトをしている存在達は正しいと思っている、と言うべきでしょう。


媒介となる人たちが、自分が降ろしている情報が正しいものなのかどうかを客観的に判断しているのかどうかは、その媒介となる人の性格によると思います。


しかし、この質問に関して最も重要な点は、バラバラな答えが返って来ること、答えに統一性が無いという部分ではなく、バラバラな答えを引き寄せている、統一された答えに導かれていないという部分でしょう。

質問をする人の意識の状態、意識の成長の度合いによって、現実はそれを鏡のように反映するという部分です。


私たちは意識的であれ、無意識的であれ、絶えず選択を繰り返しながら自分の人生を形づくっています。

これが私たち一人ひとりが創造主であるという所以です。

そしてさらには、一人ひとりが創造主であると同時に、それぞれがお互いに密接に関係し合って、共同で現実を作り上げながら、それぞれの体験をユニークな方法で創造し、それを共有しているという部分もあります。


媒介となる人には、その人の意識のファセット(研磨された角度)というものがあります。

そして、それと同じように、質問をする人にも独自の意識のファセットがあります。


無限の広がりを持つ意識の世界の中に、どのような角度で意識が焦点を合わせているかによって体験する現実の内容が変わって来るということです。


中には色んな媒介に合っても、同じ答え、または同じような角度での答えを受け取り続ける人も大勢います。


ここでのポイントは、答えがバラバラなのは、バラバラな答えが戻ってくる現実を作っている部分です。


霊的な世界とのコミュニケーションで重要なのは、それとの関わり方です。

チャネラーや霊能者、またはサイキックなどを選ぶ時には、自分の直感や、内面の導き、目に見えない導き等を信頼して選ぶように心がけることを勧めます。