2010/09/17

気功的な波動


「人間の意識とは一体なんぞや?」という疑問を、オーラや波動といった広範囲なサブジェクトを通じて解き明かす的な、非常に大それた内容です。

気功的な波動  

中国に伝統的に伝わる気功法は、呼吸法や体操での動き、イメージや瞑想などといった、自分を鍛錬する数多くの養生法が総体化されたもので、現在では数千種類もの気功法が存在すると言われています。

その主な目的な気功を行うことによって心身ともにリラックスした状態に導き、気の巡りや血行の循環を良くして病気の予防や、健康の維持を図るものです。

そして呼吸法として腹式呼吸が大きな役割を果たすので、気功は内蔵を鍛えるとも言われています。  


気功には次の二つの方向性があります。

★軟気功:医療として病気を治したり、若返りや美容も含めた健康維持の目的で行われる気功

★硬気功:離れている相手を気の力で倒したり、物を破壊したりする格闘技的な武術としての気功   

この二つの側面を持っていたのが大雁功と呼ばれるもので、昔の伝承者達は、昔の日本のお坊さんのように、社会的に弱い立場の人々を迎え入れて、自分や周囲の人達を守る目的として気の力を使った武術を教えたり、気の力で病気などを治していたと言われています。  

そして健康を目的にした気功は基本的に次の二つの方法で行われます。

★内気功:体内の「気」の動きに意識を当ててバランス良く循環させる。その質や量などをコントロールする能力を高める方法。

★外気功:外から体内へ「良い気」を意識的に取り込んで、身体に合わない「悪い気」を体外に排出させる。気を内から外へ、外から内へと交換しながら循環させる方法。  

その他にも道教や仏教など宗教でも利用されてきた「法術」呼ばれる気功法があり、古くは「巫術」とも呼ばれていました。

これは、人の「気」から様々な情報を読み取りながら、気の動きや、気の質を変化させることによって問題を解決したり、病気を治癒したりする方法です。

昔から「気」を操ることは、超能力の開発にも関係していたということです。  

伝統的な気功の世界でも、「気」は物を動かす単なる力や生命力という狭い捉え方ではなく、「気」には質や方向性などと言ったものの他にも様々な情報を持っているということが理解されていたということになります。

この「気」が持つ「情報」をサイキック的に読み取ることによって、人の状態を変化させることが出来るわけです。  

これはサイキック能力の開発には「気」の力、「波動」の力が関係していると言うことを指しています。

気功を習っている人達の中でサイキックな能力が開いている人が多いのは、単純に「気」を動かして操るだけでなく、呼吸法やイメージを使うところから来ているのです。
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