2009/08/07

エレメンタル:神話的な存在

最近よく考えることは、この〈エレメンタル〉のことです。

英語の言葉なので、日本ではあまり聞き慣れない言葉かもしれません。

〈エレメンタル〉というのは、〈エル〉+〈メンタル〉という図式です。

〈メンタル〉というのは、〈精神〉という意味です。

英語圏で〈エレ〉というのは通常〈エル〉の変形です。

この〈エル〉というのは、〈神の
という意味を持ちます。

ある宗教では神の存在を〈エル〉と言います。

例えば、天使たちですね。

エンジェル

ミカエル

カブリエル

ラファエル

ウリエル

他にもたくさん天使達はいますが、その名前には必ずこの〈エル〉という音域が混じっています。

一般的に〈エレメンタル〉というのは、神話的な存在のことです。

それらの神話的なエレメンタルで最も知られているのが以下の四つの存在です。

★グノーム、または、ピグミー : 大地のエレメンタル

ウンディーネ、または、ニンフ : 水のエレメンタル

シルフィス、または、シルヴェストリス : 風のエレメンタル

サラマンダー、または、ヴァルカン : 炎のエレメンタル

これらのエレメンタルは、生き物で、通常は魂だと言われています。

キプロスの賢者、ダスカロスの書物をお読みになった方は分かると思いますが、この〈エレメンタル〉というのは、日本語で言うところの、〈想念体〉というものに当てはまります。

これらの〈エレメンタル〉には、物理次元での肉体的な実態はありません。

日本語の世界では〈想念〉とか、〈生霊〉とか良く言いますね。

この〈生霊〉というのが〈エレメンタル〉に最も近い言葉かも知れません。

しかし、〈生霊〉的なものだけではないので、定義するのが難しいですね。

この〈エレメンタル〉について考えるようになって、数年が経ちますが奥が深いです。

これらの〈エレメンタル〉に関することを経験し始めてはや十数年・・・。

最初はあまり考えないようにしていたというか、あまり真剣に受け止めていませんでした。

それらの〈想念体〉というのが存在するというのは確かな感覚がありましたが、どこか自分の世界から離れているように思っていたので、格別には気に留めてなかったわけです。

従来のサイキック・チャネリングや、ヒーリングを中心にしてセッションを行っていた時には、この〈エレメンタル〉というのが、私にとって、あまり良く分からなかった領域だというのもあります。

しかし・・・。

人間掃除機の機能が向上するに従って、真面目に考えないと、これから先の将来に、大きな問題として壁になってゆくのだということが分かり始めたからです。

媒介する波動域が変化してしまったので、それまでは分からなかった波動域のことが分かるようになってきたわけです。

そして、この〈エレメンタル〉という要素、または考え方が分かり始めた時に、人間の意識に関するアイデアが大幅に変わりました。

それは〈エレメンタル〉がわたし達の意識の状態に、とても巨大な影響を与えているからです。

〈スフィア〉のセッションを始めて気がついたことは、総体的な身体の状態がある程度バランスを持ちながら意識と連動してないと、総体的な変化を促しにくいということです。

総体的な身体というのは、肉体とエネルギー的な肉体の両方です。

わたし達の目に見えないエネルギー体は、

〈エーテル体


〈メンタル体:精神体


〈感情体


この三つが良く知られています。

他にもあるんですが、話しが長くなるのでまた別の機会に。

この〈メンタル体〉という部分にバランスが欠けていると、性格に歪みが派生します。

そして、この〈メンタル体〉に、ネガティブな〈エレメンタル
が張り付いていると、躁鬱状態になったり、パラノイア状態になったり、殺気立ったり、酷い場合は、魔が挿したりします。

〈メンタル体〉+〈エレメンタル〉=本当の自分ではない

といった図式が分かって来たわけです。

〈続く〉