2009/07/25

ヒーラーになる心構え

先日のルイーさんの「セイクレッド・パス・ヒーリング・スクール」のご案内会では、日頃では会うことのない人達との出会いの他にも、色んなことを考えさせられました。


先日のブログでも書きましたが、まず医療関係者の方々がエネルギー的なヒーリングに非常に興味を持っているという実態です。

看護婦や医療現場で実質的に働いている方々が、それらの分野に興味を示し始めているのには、実際の医療の現場に対して、何かしらの疑問符を持っているからなのでしょう。


ルイーさんのヒーリング・スクールは、西洋医学的な見地と、エネルギー学的な見地の橋渡しをするような位置に立っていますから、ヒーリングの技法も、その両方の特性を基礎としています。

生物学的な肉体の器官や臓器の働きから、それらの肉体器官に、エネルギーや、波動、周波数といったものが、どういう風に絡んでいるのかを学ぶわけです。

そう言った意味では、セイクレッド・パスは、明確性を必要とされる、ハード・コアなヒーリングの領域に入るかも知れません。


私がその説明会で思ったのは、集まって来た皆さんの抱えている精神的な傷です。

皆さんは、ただエネルギー的なヒーリングの技法を学びたいだけではないのが良く分かりました。

参加者の中の多くの皆さんは、現在の医療の現場のシステムでは、自分の抱えている内面の傷とか、トラウマ、習慣などを癒すことが出来ないのだろうと思っているのだと思います。


自分が病気などの辛い経験をしたために、医者になったり、看護婦になったり、カウンセラーになったりとしたキャリア・チェンジの話しを良く耳にします。

それは、自分が痛みを感じて、そこを癒すために様々な事柄に関わって、他人の痛みを分かるようになるからかも知れません。


精神的なトラウマというのは、家族の間でも起きえます。

特にアメリカの社会の中での家族の在り方というのは、本当に目が丸くなって驚くほどに、信じがたいことが家族の中で起きていたりするわけです。

家庭内暴力とか、性的な虐待、男尊女卑的な差別、人種的な差別、宗教的な差別、酒乱や薬物依存などを筆頭にして、精神的なレヴェルに関する日常の中での問題は言い出したら切りがないでしょう。

痛み止めや抑うつ剤など、医者が処方する薬物に対して依存症状を抱えている人は山ほどいます。


ヒーリングに関する説明会ですから、トピックはもちろんヒーリングに集約されます。

参加者の全員が、エネルギー的なヒーリング、しかも、医学的な方向性でのチャクラやエネルギーフィールドに関してとても興味があるわけです。


そんな参加者の皆さんと一緒の空間にいて時間を過ごして思ったのは、参加者の皆さんの抱えている、まだ解放されていない痛みです。

それらに敏感なので、人が入って来た時から分かってしまうわけです。

そんな中で、卒業生の方々の話しから始まり、参加者のみなさんの自己紹介とか、どうして説明会に来たのかとかが話し始められると、途中で泣いてしまうかと思いました。

皆さん大人ですから、別に感情を露にすることもないし、理論整然と話しているわけですが、波動はそうはいきません。


ルイーさんからは、クラスの中での様々な出来事をある程度は聞いていたので、そのスゴサはある程度予測はしていましたが、実際に自分がその空間の中にいると、考えちゃいました。

セイクレッド・パスでは、ヒーラーへの道のりの出発点として、セルフヒーリングから始めますが、それがどれだけダイナミックなものなのか、トラウマの解放から始まる魂の癒しというのが、どんなにスゴイものなのか、考えてしまったわけです。

そう言った意味では、セイクレッド・パスに入学して、ヒーラーになりたい人というのは、真実の意味でそれが必要で、とても勇気のある方だと思いました。

自分の中にある、痛みやら、悪癖やら、古傷やら、意識の限界やらを、面と向かって打ち破りながら、様々な制限を外してゆかなければならないわけですから、果敢な方々だと思いました。

そんなわけで、最近はヒーリングに関する事柄を真面目に考えております。

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